登山とハイキング

初心者の森林限界♪北アルプス「唐松岳」徹底フォトレビューしちゃいました

2018年9月20日

久しぶりの山散歩は、なんと北アルプスは唐松岳(2,696m)に登ってきました〜!超ワクワクしすぎて、数百枚を超えるフォトレビューに!(といっても、写真を乗せただけですが・・・)

実際にコースを歩いてゆく様子、北アルプスの雄大な自然の一コマ、そして運動不足の悲しい息切れの様子をご紹介します(笑)

初心者でも超楽しめる、北アルプス「唐松岳」日帰り登山。長野県側、八方池山荘スタート!

行きたいな〜行きたいな〜とは思ってはいたものの、忙しさを理由に山とか海とか、見ないフリをしていたこの頃。そんな中「ヤマいいよ〜ヤマいいよ〜」と山の大先輩にトドメのお誘いを頂き、今回はなんと北アルプスへ!

自分のような初心者でも間違いなく登れる山ということで唐松岳をチョイスして頂きました。難易度もちょうどよく、景色も最高で、北アルプスの魅力がバランスよく楽しめるという、まさに初心者に登ってほしい「最初の山」だそうです。

そして今回は、登山が初めてというもうひとりの仲間とあわせて3人での山歩きです。事前に「ホントに遅いっすよ!?ホントに膝痛いとか言いますよ!?」と山の大先輩に逆プレッシャー?をお伝えするも、優しくお付き合いいただけることに感謝です・・。全然歩くスピード違うからなぁ〜

初めての、ひとりじゃない山登り(笑)なんだか賑やかで楽しそうです。

唐松岳へ、さあ出発!!

朝は5時頃、諏訪湖を過ぎ、木崎湖が見えてきます。

湖の上には朝霧が。

ぼんやりと顔を出す朝日。

駐車場に到着

まだ下のリフトが動いていないため、上のリフトまで歩きで登ることに

スカッと晴れた青空

白馬の山々がはっきりと見えます

止まっているリフトを横目に登ります

見た目はすぐそこなのに、歩き始めだしなかなかキツイ

すでに朝日に照らされて草花がキレイ

振り返って・・・意外とあるなぁ

ヤマゴボウ?

ハアハア言いつつ、二番目のリフトまで登りました

ここから更に上へ、リフトで登ります

八方尾根自然研究路案内図。こらからのルートも載っています

このアルペンリフトは別の乗り場から到着するリフト。

まだ次のリフトも動いていないため、少々休憩

アルペンリフトのトイレを借りましたが、とてもキレイでした。ウォシュレット付きという贅沢な山のトイレ。

ここは黒菱平といいます。標高は1680メートル。初心者には十分に高地です。

そろそろリフトが動き出す時間。朝イチに合わせて来たみなさんも移動を始めています。

湿原の間を通りながらリフト乗り場へ

このグラートクワッドというリフトで一気に上へ登ります

続々と登山装備の人々が乗り込みます

その名の通り、一度に四人乗れる大型のリフト

最高に気持ちいい瞬間です

そしてリフトを降りると山荘と売店、看板が。ここから出発です

まだ売店はしまっていますが、ここで飲み物など買うことが出来ます。

ベンチには先客が。でっかいバッタ。自然を感じます。

帰りのリフトの時間を確認します。4:40までには確実に戻ってこなくちゃ!

唐松岳までのルートが載っています。八方池までは登山装備なしで歩く方もいるようです。

さあいよいよ本番スタート!

白馬の街が遥か遠くに

朝のリフトは登山ラッシュです。みなさん一斉にスタートするので若干混みあいます。

最初は木道を

木道の左右には植物の説明看板が。立ち止まることはありませんが次々に現れる植物で目を楽しませてくれます。

後ろからもどんどんと登山者が続きます。マイペースをくずさずに、と思いますが、少し突かれるように早足で登りました

途中の木の階段が、、きついぜ。しっかりと整備が整っている反面、人工的な段差がまだ上りはじめの足にきます。

花々もいい頃合い

カメラを手に立ち止まる人も

木道の途中にはベンチ&テーブルで小休憩できる場所が。さっそく一休みしている方々も

沢沿いに登っていきます。水のせせらぎがいつの間にか聞こえてきます

そして登り始めて最初の小さな雪渓が。初心者はおおーーっとなります!

高山植物の代名詞、チングルマもちらほらありました

木道を登り切るとトイレが。初心者や家族連れにはありがたいですね

あまり歩かずに最初のケルンが見えてきます

来たなぁ〜って感じ

顔に見える・・・

更に足を進めます

白馬連峰が見えてきます

わかりやすい看板があるので景色と見比べて楽しみます。わかりますでしょうか?

そして八方池へ

手前の池?水たまりが見えてきたらすぐです

おおおーーー!!と思わず声が出てしまう気持ちいい景色

こんなところに、こんな美しい池が!

記念撮影・風景撮影を楽しむ人々で湖畔が賑わいます。

池を周る感じにメインの撮影スポットまで向かいます

対岸がメインの撮影スポット。白馬の山々が湖面に映るからです

祠が。なんとなく手を合わせて

澄んだ水は雪解け水ですね、生き物はいませんが美しい湖畔を歩けます

こちらが人気のメインスポット。白馬三山が湖面に写り壮大な風景を見せてくれます

気温は20度少し。半袖で全然いけます

小休止で休憩しながら風景を眺め、記念撮影などしていると雲が流れてきます

あっという間にガスが

みんな口々にガスが出てきた〜と残念そう

八方池をあとに進みます

ガスに追いつかれこんな感じに

このあたりは蛇紋石という石が多いそうで、もろい性質のため木々の根がもたず木々が生えない特徴があるそうです

先の蛇紋石の影響なのか、木々のないエリアの更に上にあらためて樹林帯があらわれます。

ガスに包まれ、幻想的な風景の中を進みます

美しい花々

つい立ち止まってしまいますが、後ろから人が来るのでのんびりできません

自然豊かな樹林帯は歩いていて飽きませんね

流れてゆくガス

樹林帯を抜けて。また少し急な上りに

団体さんがいると、少し渋滞したりします

微妙に階段が整備されているので、なんとなく膝にきます

できれば無いほうが好きかも・・・。

尾根に沿って歩きます

森林限界っぽい風景が増えてきます

そしてまた木々が。風向きや地質などで分布が複雑なんですね

小さな雪渓がみえてきました

少し急な道もあったり

雪渓がみえると、気持ち涼めます。まだまだ汗がでるほど暑いんですが。

扇雪渓と名付けられた大きな雪渓があらわれます

ここでしばし休憩

まぶしいけど、涼しい気がする〜

10分ほど足を休めます

チングルマの花

雪渓をあとに出発します。

休憩後は足が重いなぁ

また小さな雪渓が現れます。前の人がストックでつついていました

登る登る

チングルマは木の仲間と聞きました。こんな風に紅葉するから木の仲間らしい

そしてケルンが

スカッと気持ちいいパノラマで小休止

あまり変化がありませんが、ココからは見晴らしのいい稜線歩きです

間近に見える雪がまぶしい

このあたりで分岐ルートが見えてきます。

この頂上近くの分岐ルート、今回は片方が通行止めになっていました。

少し急な方を進みます

下の写真の丸の部分が崩落しており通行止めになっているようです

だいぶ登ってきた感のある風景。

風も稜線の雰囲気になってきました。立ち止まると薄いシェルを羽織りたくなる気持ちにも。

ちなみにスタートからここまでずっと半袖です。

ジリジリと陽は感じますが、じわりと汗をかく程度でした。

ここらへんまでくると、本当にちょうどいい体感温度でした。

ココらへんに来るとさすがに半袖では少し肌寒く感じました。稜線で風もガンガンに抜けるため気持ちいい、肌寒いエリアでした。

鉄パイプの手すりのついた細い登山道です。すれ違いは譲り合いで

もう山頂は近い!唐松岳への直通ルートが見えてきます

ひとまず唐松岳山荘まで行きます

屋根が見えてきて

おおーー大きい!

五竜岳方面への道へ向かう人も

唐松岳山荘へ到着!!

赤い建物と緑の斜面が美しいコントラスト。

ここでひと休止。

ここが山荘入り口です。泊まる人が・・・羨ましい

ここから唐松岳山頂へザックを置いて歩きました

もうすぐそこです。疲れも忘れて歩きます

雪渓に埋もれているブルーシートが気になる・・・

まさにアルプスな風景。こんな風景みたことないなぁ〜初心者は感動しきりです

山頂が見えてきました

ついに、、唐松岳山頂!!お疲れ様でした!!

ここから白馬岳へ行く人、来た人もちらほら。

山荘が遠くに。この景色もまたいいですねぇ〜

やっぱりパノラマで

山頂はほどよく広く、記念撮影と休憩の方で賑わいます

こんなところにアゲハチョウが・・よく来れたね・・・ちょっと疲れているようでじっとしていました

山荘近くに立っている看板。

ここで昼飯。カップラーメンの美味しいこと!!

先輩のご厚意でこんなうまそうなごちそうも!

風も強いものの、山頂も暖かく半袖のままでした。20度付近です

晴れていると思ったらガスが流れてきます。一瞬です

さっきまであんなにはっきりと見えていた唐松岳が・・・

昼食と休憩もそこそこに、リフトの時間をきにしつつ早めに下山します

午前中とは違った表情の山々

日の角度が違うのでまた違った風景を楽しめますね

雪渓が午後の日差しに照らされて眩しいこと!!

鳥の羽・・・誰の?

迫るようにうねる木の幹からは自然の厳しさを感じます

八方池までおりてきました

やはり午後は雲が・・・

このあたりまで来るとかなり疲労感・・・初心者にはきつい頃合いだぜ

サクサクと進む先輩を追っかけます

リフトの時間を気にしていましたが、余裕をもって降りてきたのでゆっくりと。

あーーー戻ってきたぁ!リフトに到着です。

朝と違って、人は少なめ。ここの山荘に泊まる人たちがウッドデッキでビールを飲んでいました。いいなぁ〜

行きは乗らなかったリフトに乗って下ります〜楽だ〜

景色はやっぱり午前中ですね・・・朝の風景にはかないません

無事下山できました!!

唐松岳、登らせてもらってありがとうございました〜

 

疲れた体で行ったのは温泉。やっぱりこれだね!

ほどよく近い倉の湯。いいお湯だったー!先輩はなんでも知ってるね〜

そして無事に帰路につきました。

帰りは諏訪湖のサービスエリアで味噌カツ丼。腹ぺこだからもう何でもうまいんだけど、特別うまかったーー!

 

こんな感じの、はじめての北アルプス!!

いつもはたまに登る1500メートルぐらいの地元の山でハアハア言っとる自分ですが無事に登ってこれました♪

やっぱりの筋肉痛と日焼け!!はきつかったですけど・・・

涼しくていいけど、半袖はやっぱり焼けますね(笑

日焼けになれていない方は長袖必須です。

でも歩き慣れてそうな方や年配の年季の入った方々も含めて半袖派も多かったですね〜。(もちろんしっかり長袖の方もいますが)

本当に楽しかったなぁ〜!!!

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静岡の山いろいろ〜参考にさせてもらいました


静岡の方はもちろん、県外でもお近くによったらぜひ!静岡県には富士山以外にも山があります!(笑)


↓静岡の低山のベスト20!かなり優しいハイキングコースもあり、大きくて分かりやすいです♪



↓山じゃなくて「道」〜パートナーや友達を誘って気軽にいけるハイキングコース♪そして低山へと徐々に誘う(笑)



↓山歩きの入門に〜素敵な写真がいいですね



↓永久保存のムック本です。はじめは本を読むだけでワクワクして眠れなかったなぁ〜



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