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静岡のお土産![B級グルメ王]静岡おでん缶を徹底解剖〜お土産はこれに決まり!試食レポート

2019年3月25日

しずおかおでん、試食レビュー

静岡のグルメと言えば…いろいろあるけどやっぱりコレ!B級グルメの定番「静岡おでん」が有名です。そんな静岡おでんの中でも「静岡おでん合同会社」から販売されている定番のおでん缶をレポート!

「静岡おでん合同会社」は静岡おでんのルーツでもある昔ながらの地元のお店・屋台・居酒屋さんなどにより共同で設立されたそう。昔ながらの地元の味はもちろん、その土地ならではの文化・風土を伝えるのがB級グルメの使命であり、食べる楽しみとも言えます♪

そうした意味でこの「静岡おでん合同会社」のおでん缶はまさに静岡おでんのオフィシャル的な存在。伝統的な味・製法や、地元の各お店の長年培ってきた美味しさのエッセンスを少しずつ取り入れて作られています。

そんな「おでん缶」の中でも定番&人気となっているおすすめの一品を試食してみました〜

静岡おでんの真骨頂!the静岡おでんを体現したスタンダートな美味しさ

「静岡おでん」と言っても、一応ちゃんとした定義があるようです。静岡県民ですが全然知りませんでした・・・(笑)

【静岡おでんの五ヶ条】というものがあるそうです。

一、 黒いスープ。
二、 串に刺してある。
三、 黒はんぺんが入っている。
四、 青海苔、だし粉をかける。
五、 駄菓子屋にもある。

言われてみれば、たしかに〜というこの5項目。

特に黒いスープと黒はんぺん、青のり&ダシ粉というあたりが最大の特徴になるかと思います。コンビニのおでんとはパッと見て違うので、黒いスープや黒はんぺんは静岡おでんの看板みたいな特徴ですね。

駄菓子屋にもある、という項目が気になります(笑)実際に駄菓子屋で売っているのも、一応見たことはあります。でも今はどんどんと駄菓子屋さん自体が減っています。これも5か条に入っているんじゃ、いつか静岡おでんが消滅してしまいそうですが・・・

ちなみに、静岡おでんを正しく発音すると「しぞーかおでん」となります。静岡弁ですね。そんな静岡おでんを早速試食してみます。

しずおか土産の定番〜静岡おでん缶を食べてみた

試食のレポートができる自信も舌もないので、多めの写真で雰囲気をお届けしています。各具ごとの写真で味をご想像ください(笑)

まずはパッケージから。

↑ザ・静岡って感じがお土産にはもってこい。このパッケージは静岡市民にもおなじみなのでは?

↑裏面。「季節を問わず年中親しまれ「おかず」「おつまみ」「おやつ」として食卓に登場します〜」なんていうおでん話が。

↑おでん合同会社によるおでん缶です。他にもおでん缶を販売している会社がありますが、個人的にはここのおでん缶が一番有名なのかなと思います。

↑黒つゆ仕立て!これが静岡名物!

↑こんな風に折りたたんだフォークが付属しているのは、缶詰系では珍しいキャラです。その場ですぐに食べ始められるというギミック、おもしろいですね。

↑ちゃんとした長さになるフォーク

↑缶を開けると、くろーーいスープが。表面に浮いている白いのは牛すじの油です。

↑まずはスープの色を見てみるため、白い器にスープだけ。黒い・・とまで行きませんが濃いめです。居酒屋さんの静岡おでんだと、めちゃくちゃ濃い色に遭遇したこともありますが醤油味がガツンときて好みが分かれるような味もあります。その意味で少し優しめになっているのかも。それでも普通のおでんよりは明らかに濃いですよ。

↑すべて器に移してみました。一通りの具が入っており、見た目にも賑やかです。

缶の中身はこんな感じです

  • 黒はんぺん✕2
  • こんにゃく
  • ちくわ
  • うずら卵
  • 牛スジ肉
  • 昆布

↑レンジでチン!湯気がふわふわと立ち上り、だしのいい香りがフワーッと漂います。やっぱりおでんはアツアツじゃないと!見た目も香りもぐっと美味そうに!

↑まずは静岡おでんのメインディッシュ、黒はんぺんから。

↑静岡名物の黒はんぺんは二枚も入っています!静岡色を感じて欲しい静岡土産としては嬉しい所。

自分は地元なので黒はんぺんは日常的な食材です。居酒屋に行くとだいたい誰かが頼んでいる勢い。そんな黒はんぺんの中でも煮込まれているだけあって、とっても柔らかかったです。そして臭みが少なく食べやすいかと。それでもイワシの香りがしっかりとするので魚嫌いの人はアレかな・・・

↑ちくわです。味が一番しみてたかも。この色よ!

↑昆布です。超柔らかった!

↑牛すじです。小さめなのが残念ですがやっぱり美味い!物足りなくて、今すぐ居酒屋に行きたくなる、くすぐり感のある一口サイズです(笑)

↑こんにゃくです。適度な食感が残ってる。

↑うずらの卵。普通の卵じゃないのがミソ。ころんとカワイイサイズだけど、味はギュッと詰まっています。

↑ということで、ぺろりと完食。ちょっと物足りないかなーーと思うけど、お土産としてはベストなサイズかも。

スープもゴクリと飲める薄さなので、出汁のうまさを存分に味わえます。静岡おでんは黒いからしょっぱい!と思われているフシがありますが、そんなことはありません。(先に触れた、しょっぱい系のお店もありますが)ブシ系のラーメンで色が濃いけど、さらりと飲めちゃうスープと同じ感じです。

静岡のお土産に「静岡おでん缶」どうでしょ?静岡でも実際に人気のBグルメ!「しぞーかおでん」をそのままカプセル

静岡土産としておでん缶、いかがでしょうか?お土産として貰った側も、分かりやすい要素が◎です。真っ黒なスープと、静岡のソウルフード黒はんぺんのコンビネーション。全国的にもB級グルメブームで「しぞーかおでん」の名前も知られるようになりました。

またお土産として根強い人気なのは「缶」だから、という面もあります。

缶詰め系は重いじゃん・・というマイナス意見もありますが、それでも缶詰はお土産のなかでも人気のジャンルです。

缶詰の良いところとして、

賞味期限が長い・重いけどコンパクト(かさ張らない)・絶対に割れたりしない(お煎餅とはもちろん、箱入りのオシャレなお菓子でも箱がつぶれたりの心配が)

といった面で、いまだにお土産としての優れたメリットもあります。

 

あと静岡の地元民としては、地元でもちゃんと食べられているという意味で「静岡おでん」はお土産にオススメしたいです。B級グルメの乱立で、地元の人も知らなかった(笑)という意味不明?本末転倒?なB級グルメのケースもある昨今。その意味で、現在でも地元で広く愛されているこの味は現在進行系の現役選手。「地元グルメ」としては正統派であり定番の太鼓判を押せます。

そんな静岡の魅力をギュッと煮込んだ静岡おでん缶、ゼヒお土産にどうでしょう〜以上、静岡県民による静岡おでん缶のレポートでした。

 

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