Finderでのマウスでの「戻る」「進む」が動かない不具合のとき、これが原因でした。その他bettertouchツールで思い通りにショートカットが効かない時のメモです。
MACでの神アプリともいわれている「BetterTouchTool=ベタータッチツール」、やはり手放せません。。
でもたまに言うことを聞かず、なぜか不可解な謎の挙動をする時もあり悩みどころです。バグも多く?(自分の環境だけ?)BTTを再起動するケースも多いです。その代わりでしょうか?特に2019年に入ってからはアップデートも多くなり、UIも進化しているようです。
そんなベタータッチツールの最高さをベターに味わえるのが、まずは基本の「戻る・進む」機能です。が、うごかない。
もくじ
BetterTouchToolが効かない時はまずこれ。HUDタイトルを表示する
下記のスクリーンショットの右カラムにある「HUDオーバーレイ」という項目。
この「HUDタイトル」に適当な文字を入力します。これはトリガーが掛かった場合に、ユーザーが認識できるよう画面に文字をオーバーレイしてくれるという機能です。
ちゃんと入力どおりにBetterTouchToolが認識していれば、ここに入力した文字がスクリーンの中央にドーンとオーバーレイ表示されます。マルチモニターなら全画面にでます。サイズも画面中央に大きく出るので見逃すことはまずないと思います。
トリガーで指定した動作・ショートカットを入力しても、このHUDオーバーレイがでなければ、トリガー自体が効いていません。
BTTで設定したショートカットが動かない理由は2つ考えられます。
- トリガーが認識されていない(そもそもBetterTouchToolが動いていない)
- トリガーは動いているが、割り当てたアクション(アプリ固有のショートカット)が間違っている。他と競合している。
この内、オーバーレイが出るかどうかでトラブルシューティングが行えます。
トリガーが動いていれば、あとはアクションを見直してみます。
少数派事例:Logicoolマウスですか?Logicool Optionsが原因では?
MACユーザーでは珍しいかも知れません。つい先日まで純正のMagic Mouse2でしたが、普通の5ボタンマウスに変更。訳あってLogicool製のマウスを使い始めました。
改めてBetterTouchToolを設定するのですが、これが全然動かない。
が、今回はトリガー自体が発動していませんでした。いろいろ巡り巡って、最初に入れたLogicoolのドライバー的なアプリケーションが原因でした。
↓コレ。Mac用のバージョンも最新が出ており、サポートは万全。でもBTTとは相性が悪かったみたい。
このアプリケーション内でも、基本的な動作が設定できてしまいます。WINの際には戻る・進むだけで、エクスプローラーもブラウザもほとんどがストレス無く操作でき優秀でした。
が、逆にKILL:停止することができず、BetterTouchToolと競合してしまいました。
Logicool Optionsをアンインストールで、BTTは問題なく動きました
Logicool Options、使っている環境で問題ないなら入れておいてOKかと思います。電池残量を出してくれて微妙に便利、それこそ基本動作は超簡単・見た目通りにグラフィカルなUIで設定できノンストレスです。
ただインストール無しでも使えるので、BetterTouchToolを優先して使いたい人は最初から触れないほうが吉だと思います。ちなみに今回の事例はimac2017〜macOS 10.14環境です。
Logicool Optionsを使用しなくてもBTT側で最初に設定してしまえばMACの純正ファインダーはもちろん、各種ブラウザでも直感的に戻る・進むができるようになり、とても捗ります。
BetterTouchToolがそれでも動かない時
トリガーは発動しており、HUDオーバーレイが正常に表示されている。それでも目的のアクションが発生しない時があります。
なぜか自分の環境ではこのバグ?が多く、試行錯誤で下記を試した所改善したケースがほとんどです。
当たり前ですが下記が考えられます・・・
- トリガーは動いているが、実行されるアクション=ショートカット等が間違っている
- 何度確認しても、設定は間違っていないのに・・・動かない (´;ω;`)
1に関しては実際に動くか、素の動作(手でショートカット実行)で試しつつ、改めて入力してみます。
これは自分ぐらいなんでしょうが、勝手に思い込んでいるケースもあります(笑)戻る系は全部「Command+]」で行ける!的な固定概念で、使用したいアプリを改めて見たら、似たような違うショートカットだったりしました。
また何段階か複数のアクションを組んでいる場合は、実行後のフォーカス状態と目的のアプリと目的のショートカットの組み合わせも再確認したほうが良いかも知れません。
システム系のショートカットとの競合。でなくても、一度チェックして消しといた方が良いショートカットも一つはあるハズ
また、システム系のショートカットと被ってるケースも。「環境設定>キーボード」で確認してみると想像以上にいろんなショートカットがOS時点で設定されており、トリガーの支障になっていることが。特にスペースバー周りは個人的に鬼門です。特にIllustrator・Photoshop系を使っている方は経験済みかと(笑)できるだけオフにして、必要なものだけ加えるぐらいがいいかもしれません。下のスクリーンショットは「キーボード」内だけですが、「入力ソース」「スクリーンショット」・・・等それぞれのタブ内に複数のショートカットがデフォルトで割り当てられています。
思わぬ設定があるかもしれません。支障がなくても、一度覗いておくとトラブルの時にハッと気付けるかも知れません。また、なぜかいつも不意に発動してしまうショートカットがあれば、消しておくとスッキリです。
それでも動かない場合が、、なぜかあります。いまだに正確な条件は分かりませんが、たまに体調不良になるようです。。0と1で正確に動くCPUで実行されるプログラムでありながら、ファジーな人間が作りだすアイテムの不思議なところですね(笑)
何度確認しても、キーボード・マウスの直接入力では問題なく動くのに、BetterTouchToolでは無視される時があります。2のケースです。この場合は下記でうまく動きました。
トリガー自体を削除。登録しなおす。
BTTのバグなのか、仕様なのか・・・さんざん時間を使ってあがいた挙げ句、試しにと登録し直すと動くじゃないの!!
トリガーのみ、アクションのみ、を再入力するのではなく、1アクション=1設定ごとまるごと削除して再作製します。
なぜか、上記で改善するパターンが何度もありました。
特に5ボタンマウスのアクションは、忘れかけた頃に(恐らくBTTのバージョンアップ・環境の変化?)で効かなくなっていることが数回ありました。
上記についてさらに注意するポイントも。恐らく、理不尽な動作にイラつきつつ、この時点でいくつも試行錯誤しているケースが多いと思われます(笑)すると、同じようなアクションがいくつも登録されていたりします。+Commandがダメなら+optionにしてみるか〜などとやっていて、気付かない内に同じトリガーが設定されていたりしました。するとやっぱり正しく動作しないため、要チェックです。「全てのアプリ」に設定したトリガーと重なっていないかも要チェックです。
その他の謎の現象
最近あったケースとしては、固有のアプリケーションに割り当てたアクションが不動になりました。先のトラブルシューティングを行い、何度確認してもやっぱりトリガーが発動しません。手入力なら動きます。Why???
BTT自体やらアプリやらMAC本体やらを再起動しまくりましたが変化なし。原因としてはアプリケーションの名前が変更されていました。アドビのBRIDGEをアップデートしたのですが、いつの間にか微妙にプログラム自体の名称が変わっていました。ということで、BetterTouchToolでプログラムを認識していませんでした。アプリケーションの名称で単純に確認しているようなので、まったく別アプリの扱いになっていました。。
その他にも使用中に突然ショートカットが効かなくなることがあります。
そんな時は、BetterTouchToolの再起動をしてみる。
これに付きます。特にOS自体の大きめのアップデート後は、アプリケーション全体がふわふわしているので、BTTも例に漏れずこまめなアップデートで改善したケースもありました。
と、何かと手間がかかる人ですが、絶対に手放せないベタータッチツール!君がすきだーー!!