先日まで問題なく使えていた互換トナーが、まさかの不具合。文字のゴースト(二重写り)や文字のカスレが発生。結果としては解決できましたが、、互換トナーが少しだけキライになりました(笑)
互換トナーのトラブル「文字の二重写り(ゴースト)」互換トナーの品質?設定?
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「ブラックK トナーがありません」と突然ダイアログが。
アレ???
つい先日交換したばかりで、、まだまだ使えるはず。
一日の出力はおおよそですが、20枚前後。ほぼ文字だけで余白も多い、あっさりとした文書です。
おかしいな~~
プリンターのディスプレイにもこのとおり。
仕方ないな~と思いつつ新しいトナーに交換。
しかし、表示はそのまま。
電源を一度切り、もう一度起動すると認識してくれました。
あとで外したトナーをもう一度ダメ元で差してみたけど、やっぱりトナー無いよって言われました。
3週間ぐらいしかもたなかった・・・。500枚ぐらいは使ったのかなぁ~??
先日購入した、
の新しいブラックトナーをセット。今回は長持ちするといいな~
ブラックトナーのみ3本セットになってる商品でよかったなぁ( ;∀;)
ところが、、ここからが問題。
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互換トナーのブラックがどんどん薄く、ゴーストが出てきた
文字や罫線がうすくなってきて、、太文字の部分にはムラもわずかに見られます。
そして、、、派手にゴースト(二重写り)が発生。
数センチ下に、上と同じ内容がうっすらと残ってしまう自体に。
すでにプリンターとしては使えない状態・・・。
どうする???
ネット検索してみるとプリンターのユーティリティから、ドラム周りのリフレッシュ&クリーニングができるみたいだ。
互換トナーでの不具合にも有効だという情報も。
まずは設定管理ツールのインストールから・・・
購入時はドライバーしかインストールしなかったため、まずは設定管理ツールのインストールから。
ここからダウンロードできます。NECさんのサポートサイト
無事にインストールが済むと、下記のような画面を出すことができます。
インストール後、プログラムの場所がわからない時は、(Windows8.1の場合ですが)プログラム・アプリの一覧にもありました。
設定管理ツールでドラムクリーニング&リフレッシュ。
こんな画面がでますので、とりあえずいろいろ覗いてみる。
まずはチャート印刷で現在の状態を確認してみる。
「ゴースト確認チャート」を実行。
プリンタと通信中みたいになって1分ぐらいビジーになるけど、慌てず待ってみる。
お、出てきた
みごとに、二重映り・・・。
ゴーストがくっきりと出ています。
Kのブラックの部分だけ薄いのも目立ちます。
さらにこんなメニューが。WEBの情報も見つつこちらもやってみる。
「現像器クリーニング」をスタート。
1分ぐらいかかります。
特に何の様子も分かりませんが、内部でちゃんと実行されているようです。
続いて「リフレッシュモード」を実行
カラーごとに選べるので、今回のブラックを実行。
トナー帯電除去、高帯電になったドラムから帯電を除去してトナーをふるい落とす感じらしい。
結果は・・・
若干改善しました
ですが・・・
まだうっすらとゴーストが出ています。画像で見えるでしょうか?
トナー定着温度を上げることで、互換トナーによる「ゴースト」が消えて元通りキレイに印刷できるように
互換トナーはやっぱり純正とは性質が違うんですね・・・。互換トナーについてのトラブルをいろいろ見るとゴーストが出るという症状は比較的多いようです。
「いいね!得Q便 」で購入した互換トナー
今回の症状
1. スミベタの部分が薄くなっている
2. ゴーストが出ている
イコール、、、
ドラムに着いたトナーが、すべて紙に転写せずにドラムに残ってしまっている状態と思われます。
設定管理ツールには下記のような「定着温度調整」というメニューもありました。
メーカーマニュアルのトラブルシューティングでもゴースト対策として「定着温度の変更」がオススメされていました。
純正トナーでも環境によっては起こる現象なんですね~
今回のように互換トナーの場合には、環境によっては尚更ゴーストが出やすくなってしまったのかも。
では早速
定着温度調整のリストから、普段使っている普通紙の温度を上げてみます。
ちなみに「初期値は0、最大が+3」の設定となります。
まずは+1にしてみましたが、ほぼ変化なし。
上の画像の通り定着温度調整「+3」でゴーストがほとんど見えなくなりました。
そういえば・・・プリンターの説明書きで、
「当プリンターは環境に配慮した低温定着トナーを使用しています。必ず純正トナーをご使用ください」
的な内容が記載されていましたがそれも関係しているのかも。
結果として、定着温度をあげることで互換トナーも問題なく機能するようになりました。
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気温・湿度・用紙の状態に左右されるレーザープリンターは以外と繊細??
今回の互換トナー使用による一連のトラブルで、レーザープリンターならではの繊細さを改めて知ることができました(-_-;)
カラーの場合は特にですね・・・。モノクロのレーザーは何台も見てきましたが、、そりゃもう適当な扱いでもガリガリ動いていてくれました。
レーザープリンターは、ドラムに帯電させてトナーをくっつけて、熱によって用紙に転写し印刷する仕組みです。
用紙の湿気、厚み、状態によって、熱の伝わり具合も違ってきます。
ちなみにトラブルが起きた日は久しぶりの雨でした。
湿気と気温、これも関係しているのかも?
あと余談ですが、自分の場合はここも変更しておきました。
うちは比較的厚めのコピー用紙を使っているので、「厚め」に設定。
互換トナー・リサイクルトナーの不具合と解決。こんな情報もありました
価格.comの口コミ掲示板にもこんな書き込みがありました。ご参考までに。
今回もほぼ同じ感じの内容で解決できました。
こちらは新品を開封してすぐに純正トナーでトラブルがあった方の体験談です。
トラブルが起きた時は、基本に戻ってマニュアルを見てみるのも手ですね~(つい忘れがち・・・)
最後はほぼ問題なくキレイになりました。
安くて便利な互換トナー。品質もかなり良くなっているとはいえ、こういう設定も必要になってくるんですね。
ブラザーのモノクロプリンターの方では現状全く問題なく使えています。
互換トナーならではの問題、今回のようなケースもあるんですね。
いい勉強になりました。
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