MACのハードディスクフォーマットについての防備録です。たまにしかやらない作業のため、中途半端な記憶だけが残り・・毎回どちらだっけ?!と悩んでしまうHDDフォーマットの種類。
もくじ
最新のMAC OSなら、APFSフォーマットでOK
Mac OS Extended(HFS+):macOS 10.12(Sierra)以降を使ってる場合は、最新のフォーマットである「APFS」形式一択で間違いなし。
その「APFS」形式のなかでも、さらに種類が選べてしまうので混乱してしまいます。
- APFS:暗号化された形式または大文字と小文字を区別する形式を使用する必要がない場合は、この形式を選択してください。
- APFS(暗号化):このファイルシステムを使用してMacボリュームをフォーマットすると、ボリュームが暗号化されます。
- APFS(大文字と小文字を区別):このファイルシステムは、ファイル・フォルダ名の大文字と小文字を区別します。たとえば、WorkとWORKという名前のフォルダは、2つの異なるフォルダとして認識されます。
- APFS(大文字と小文字を区別、暗号化):このファイルシステムは、上記の2つの形式の機能を統合し、ファイルとフォルダの名前の大文字・小文字を区別し、ボリュームの暗号化もサポートしています。
APFS「大文字と小文字を区別」は何が違うの?どうすれば正解?
この違いは、言葉のとおりです。「大文字と小文字を区別」してファイル・フォルダを認識します。
「Apple」と「apple」を同じとするかどうか、です。
なぜこんなオプションがあるのか?の理由については細かな由来があるそうですが、設定によっては「動かないアプリ・ソフト」があるそうです。実際に体験したわけではありませんので一般にそうした記述が広く見られます。
HDDのフォーマットは気軽に変更できません。もしもフォーマットを変更したいとなったら、大容量のデータを一度別のHDDに逃がして再度フォーマット。24時間コース・・・。なんか・・・怖い(笑)
結論です。
APFS「大文字と小文字を区別」は「区別しない(ノーマルのAPFS)」にしておくのが安心。
理由は、MAC購入時のデフォルトのHDDフォーマットがそのようになっているからです。(MAC Studio 2022年時点)
改めて確認してみると、現在Macで運用しているHDDもすべて「APFS(ノーマル)」で使用していました。自分の使い方においては現在のところ、まったく支障なし。Adobeファミリー各ソフトやちょっとマニアックなファイルマージ・比較アプリやFTP・各種テキストエディタなど使っていますが、ファイル名に起因するトラブルは一切ありません。
APFS「暗号化」はお好みで
APFS「暗号化」はお好みで。外部に持ち出すMacBookなどでしたら暗号化しておくのが必須と考えています。