濡れてしまった本・教科書・資料・紙類を最短で乾かす、自宅で誰でもできる方法です。原付通勤時代によく不意な雨でバッグをずぶ濡れにしており、その時に「裏技だよ」?!と教えてもらった方法を紹介します。
自宅にあるものだけで誰でもできて、カンタンです!「ヤバイ〜明日使う本が濡れてしまった!」「とにかく早く乾かしたいんだ!!」という方にオススメです。
もくじ
濡れてしまった紙〜キレイに乾かすには、紙のシワを伸ばす必要が
バイク通勤時代には何度となく急な雨に振られ・・・結構な回数、水に濡れた本や紙を乾かした経験があります。さほど裏技じゃない気がしますが…仕事つながりで知り合った年配の職人さんが教えてくれました。仕上がりは置いといて、とりあえず最短で乾かしたい!という時に救われました。
できるだけキレイに乾かしたい!という場合はどうしても時間を掛ける必要が
最初に断っておきますが、できるだけキレイに乾かす方法はまた別にあります。「美しく、早く」乾かす方法があればいいのですが・・・物理的な理由からそうは行かないようです。
紙の繊維が水分を吸って膨らんでしまい、シワシワになります。これが水濡れの時の最大の悩みです。このシワシワをできるだけ無くすには、重しを置いて本全体をプレスした状態で時間をかけて乾かす必要があるそうです。
濡れてしまった本を乾かす方法として、いろんなサイトでいろんなことが書かれていますが、きれいに乾かす方法はシンプルです。たった一つ「本を上下からギュッと抑えて、強制的に紙が真っ直ぐになった状態で乾かす!」それだけがポイントです。服と一緒でシワの状態で乾かすとシワシワに。ピンとした状態で乾かせば、すっきりとキレイな状態になります。
なので「ギュッと押さえた状態で放置」しておけば、難しいこと抜きで大体キレイに乾きますよ。辞書とかタウンページとか、とにかく重いほどいいので、たくさん重しを乗せて放置。時間はかかりますが〜間違いない方法です。数日〜一週間以上かかりますが。
でも…やっぱり最短で乾かしたい!
でもどうしても「明日仕事で使わなきゃいけないんだ!」「すぐに使いたいんだ!」というケースもあるかと思います。
そんな時には温風、特にドライヤーで強制的に乾かすのが経験的に一番手っ取り早いです。
布団乾燥機とかコタツとかも使えますが、速さならドライヤー一択です。
ただし、本を閉じた状態のままでドライヤーを当ててもなかなかに乾きません。ブロック状の紙の塊の状態だと、奥の方が乾くまで相当に時間がかかります。
なので、ちょっとドライヤーの当て方を工夫するだけで劇的に早く乾かせます。
濡れた本や資料・教科書なんかを最短で乾かす
濡れた本を最短で乾かす、実際の方法です。
必要なものは下記だけです。
- ドライヤー
- 大きめのクリップ
↑濡れてしまった本です。野草にハマっていてキャンプの際に外に持ち出していたのですが、雨にふられてビショぬれに・・・
↑本の後半、半分ぐらいが濡れてしまいました・・・こないだ買ったばかりなんですが。
↑すべてのページが濡れてしまうので数十〜数百枚の紙が濡れてしまう・・・本の水濡れ。
↑しっとりと濡れて、ページを開くのが危うい部分もありますが・・・
本をなかば無理矢理にたるませて、下の画像のように紙に隙間を作ります。
↑本をずらすイメージでページ同士に隙間を作ります。人差し指と親指で本を横にずらす感じです。
↑こんな状態でクリップで止めます。
↑ページの間に少しずつ隙間ができました。濡れてしっかりとくっついているページもありますが、ひとまずおおまかに隙間ができればOKです。この状態で乾かし始めます。
この隙間をめがけて、ドライヤーを置きっぱなしにして乾かします。この隙間があるだけで、かなり乾くのが早くなります。隙間を作るには手で持って調整する必要がありますが、そこをクリップで止めるのがミソです。ブロックの塊の状態で乾かすよりも、隙間の数だけ劇的に高速に乾かすことができます。
↑数十分ごとに、乾き具合をみつつページをほぐします。そして改めてページ同士の隙間をあけて隙間を作り、クリップでとめてドライヤーで乾かします。
これを繰り返すことで、塊の状態と比べて、劇的に早く本を乾かすことができます。別に大した技じゃありませんが・・・ドライヤーで乾かす際にずっと手で持っている訳にもいかないと思います。ページをズラしてクリップで止めることで、ページに隙間をつくり、ドライヤーで早く乾かすことができます。
まとめ:最短で乾かすコツ。こまめに様子を見る
コツはこまめに様子をみることです。ドライヤーの温風があたっている部分は以外と早く乾きます。できるだけまんべんなく、平均的に風が当たるようにクリップで止め直して風を当てるとベストです。
そしてだいたい乾いたかな??ぐらいになったら、重しを乗せて放置すると効果的です。例えば夜にこの作業をして、(ページ同士が開くようになったけど、まだ湿り気がある程度)になったら、そこからは重しを乗せて一晩放置すると紙のたるみも少しはマシになります。ページは開く程度になっていると思うので、最悪次の日にあまり乾いて無くても、使い物にはなると思います。
一晩置く時は、「濡れた本を乾かす方法」で定番となっている「ページとページのあいだにティッシュ・キッチンペーパーを挟む」という方法をやれば、さらにベストです。水分がキッチンペーパーに移ることで、本の紙を早く乾かすことができます。キッチンペーパーが湿った分だけ、本が乾いたという事になります。3ページごとにキッチンペーパーを挟めれば、相当に早く乾くと思います。手間ですが、手間をかけるほどに早く乾かすことができます。手間と時間のバランスでやってみてください。
次の日もまだ湿っているようでしたら、引き続き重りを乗せることをおすすめします。経験則ですが、後半ほど丁寧に乾かすようにするとシワが少なくなる気がします。二日目も気を抜かずに、できるだけ紙がまっすぐになるような状態で乾かすと、シワにならずきれいに仕上がります。
実際の本の厚みや、紙の質感によっても違うと思いますがゼヒお試しください〜
そもそも、濡らさない・・ために
自転車や歩きだと、どんなに気をつけても雨に濡れてしまうことがどうしてもあります・・・。
最悪濡れても、大切な荷物は救われる・・そんなアイテムもあるんです!自分はアウトドアをやるようになって初めて出会いました。バッグの中で使う防水の袋です。とりあえずバッグの中に突っ込んでおくだけでスマートに防水できます。
↓とりあえず大切なものだけは救われます。他にもおしゃれな色・サイズ・そのまま使えるクラッチバッグみたいなものまでイロイロありますよー
↓使いやすいバリエーション。そしてとにかく薄くて軽い!
↓絶対に濡れたくない人はコレ!!超小型の折りたたみ傘。もはや栄養ドリンクサイズじゃん。
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それと、、ドライヤーって何をつかっていますか??
ドライヤーなんて乾けば一緒でしょ?と思っていたのですが、レビューの評価の高さを見てみてください・・・何が違うかは正確にわかりませんが、確実に違う!!風量と温度で髪の毛のコンディションがこんなに変わるんだ!と驚き。髪の毛の悩みを吹き飛ばしてくれる魔法の風!!
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違いがよくわからない自分でも、早く乾く時短だけで幸せになれます。
↓ちなみにこのタイトル、気になりませんか?
つい気になって買ってしまい、雑草食べてみました〜食べられる草がとても身近に生えていること。そして気軽に食べられることに驚きました!アウトドアやキャンプを愛する人ならいずれ行き着くポイントかと思います。
↓なぜか表紙が変わりました。人気??