前にも無呼吸かも!?という記事に書きましたが、、どうも眠りが浅い。
ずっとではないにしろ、苦しそうな呼吸をしているということは、寝てる時に気道が塞がってしまっている。。。
枕もいろいろ試して、最近はバスタオル枕(バスタオルで高さを調整する枕)に落ち着いていました。
無呼吸による??寝起きのダルさや肩こり・首コリは完全に改善したわけではなく、なんとかならないかなーと思っていた矢先。
オーダー枕!! そうか!その手があるじゃないかと!
オーダー枕で自分にぴったりな枕を作れば、無呼吸やイビキ・肩こりも解消か?!
もちろん知ってはいたけど、真剣に考えたことがなく全く視野に入っていませんでした。
オーダー枕って確かにお高いイメージはあるけど、それで睡眠が改善するなら安いもの。
さっそく調べてみると無呼吸やイビキ、あと肩こりや首のコリにも、枕は深く関わっているらしい。
特に気付かずに「高めの枕」を使ってしまって、気道が塞がったり、首や肩に負荷がかかり慢性的な肩こりに悩まされている人が多いらしい。
幸い、自分は昔から比較的低い枕が好みです。
特に無呼吸ぎみなのが分かってから、「できるだけ首がまっすぐになるように」と意識はしていたものの。。バスタオルを丸めただけの枕では調整と言ってもその高さぐらい。
自分の身体を計測し、しっかりとフィットした自分専用枕ってどうだろう!?
ちょっと決意がいりましたが、是非一度は使ってみたい!と思って今回チャレンジしてみました~
”じぶんまくら”で自分だけのオーダー枕制作にチャレンジ!
簡単にWEBで下調べしてみましたが、ちょうど近くに店舗がありラッキーでした。
今回自分が作ったのはココ。その名もズバリな「じぶんまくら」
じぶんまくら┃じぶんの頭の型と寝姿勢にあわせたオーダーメイド枕
いずれにしても自分の体型を計測して作ってもらう枕のため、直接店舗に出向くしかありません。
なんでもネットで注文できる時代ですが、これはしょうがない。
いや、逆に専門の方にちゃんと計測してもらえることに期待大。なんだか、病院へ検査&結果を聞きにくような気持ちになります。
「なるほど~あなたの首のタイプは○○ですね。肩こりの原因はここの形状が悪かったようです。専用の枕はジャストフィットするように調整しましょうね~!」
なんて言われるんだろうか・・・。
おっかなビックリですが、なんか今までになく根本的に解決できそうでかなりテンションも高まります。
専用の測定マシーンで首・肩・背中の形を測ってオーダー枕の形状を決めるらしい
大きめのショッピングセンターの中に専門店として入っていた、「自分枕」のお店。
少し店内をうろうろして、大まかなシステムや値段、実際の枕を確認。
触り心地なんかは、、至って普通の詰め物系枕です。(マニフレックスとかトゥルースリーパーみたいな特殊素材と比べて)
ただ枕の内側がかなり細かく分割されていて、そこに詰め物の量を調整して入れることで枕の形状を作るらしい。
土日だったためお客さんもチラホラ。タイミングを見て店員さんに声をかけて、枕を作りたいんだけど、とお伝え。
次にご案内しますのでちょっとお待ち下さい、と10分ほど。
結構いろいろ説明とかヒアリングがあるのかなーと思ってたけど、ざっくりとした案内のあと、では計測します、とのこと。
意外にあっさりと、この「オーダー枕 計測マシーン」の前に立つことに。
オーダー枕 計測マシーンとご対面
パッと見は健康診断のときに身長を測るようなマシーンだ。
ちょっと違うのは、機械に背中をくっつけずに一歩前にでて立つところ。
ただそれだけ。
特に「ピー」とか音もなく、横でなにかスイッチを入れたあと、
「では測りますね~」てな感じで急に始まる。
実際の計測は上の方にあるオレンジ色のローラーみたいなものを上から下まで、スーーッと下ろすだけ。
ローラーの動きが前後のセンサーになっているようで、スタッフの方が身体をなぞるように下ろしてゆきます。
頭のてっぺんから後頭部にあたり、首、そして背中にそって身体に沿うようにローラーが当たります。
オーダー枕センサーは結構ざっくりしてた
もっと精密に「何ミリ単位」とかで測るのかなーと思ってましたが、
かなりざっくり。
首周り、枕の高さって実際に「数センチ~10数センチ程度」なので、その中の「1センチ」の違いって結構あると思うんです。
「真っ直ぐに立って下さい」とは言われるけど、ただ立ったままなのでちょっと前かがみになったりすると軽く1センチぐらいは数値が変わってしまいそうだ・・・。
スタッフさんが手動でローラーを当ててくんだけど、遠慮しているのもあるのか、これまた当てる時のチカラ具合も頭と首と背中でバラバラ。
ついでにこの計測マシーン自体も、動かすたびに「ガラガラ・・・カコン」みたいな、、なんというか荒い音(笑)
「シューーーン、、、ピタッ!ピピピ!」みたいなイメージでした(笑)
まあ、性能と音は関係ないですからね・・・これは思い込みですね。
でも、測って頂いている間から「これ絶対に誤差出てるな―」と思いながらの計測でした。
しかもあっさりワンテイク。
「あ、ちょっと前かがみですよ」(まっすぐに出来てたんだと思うけど)とか特に指摘もありませんでした。
単に自分が問題なくベストな姿勢だったのか、そこまで細かく気にしない測定なのかなー、なんて頭をよぎりながらローラーが頭の後ろを転がってゆきました。
そしてA4サイズの診断用紙のようなものが出てきて、簡単な説明が。(インクジェットのカンタンな内容で、人の形の図がのっていました。確か4タイプに分類されていた。。そして帰りに紛失。。)
「お客様はAタイプで、ごく標準的な感じですね」
計測の説明は、意外とそれだけ(笑)
専門のお店でオーダー枕を作る1番のメリットって、自分じゃ分からない部分を数値化してくれる(診断してくれる?)部分かなーと思ってました。
まあ、こんなもんかー・・と逆に納得。
ちなみに、立って計測するのには理由があって、
立っている姿勢がお客さまの一番楽な寝姿勢という快眠理論に基づいた、コンピューター診断システム「フィッテングスリーパー」でまずは後頭部(頭)・背中・腰・お尻の測定を行います。
とのことです。なるほどね~
じぶんまくらのお店で測る時には、ピシッと直立して臨みましょう!!
「じぶんまくら Light ライト」という枕を購入。
ちなみに自分は「じぶんまくら Light ライト」という枕を購入。
下の写真の手前側です。色はベージュっぽい色の「備長炭パイプ仕様」です。
Lightというシリーズは詰め物の種類が一種類、そのかわりにちょっとお安いという品。ちなみに色を選びたくなりますが、
「茶色の枕=銅パイプ」「ベージュの枕=備長炭パイプ」「グレーの枕=そば殻」
という具合で「詰め物と枕の色がセット」になっているようで、色は選べません。へ~~ちょっと残念。。
あと、通常のじぶんまくらの場合には、詰め物の内容チェンジや高さ調整が何度でも可能というメリットがあります。お店に持ち込むと、詰め物の定期的な交換や高さの微調整などのメンテナンスが受けられるという内容です。
なんか安心なサービスですが、自分の場合には「わざわざ枕を持っていって微調整する」なんて絶対にやらなそう(笑)
もし足りなくなったら市販のパイプ枕のパイプを入れればいいし、ほんとの微調整は自分の布団で寝ながらじゃないとできなそうだし。
ということで、ちょっと悩みましたが「じぶんまくら Light ライト」を購入しました。
そこがオーダーか!?と突っ込みたくなるほど、詰め物がバリエーション豊かに選べる自分枕
ちなみに、通常のレギュラータイプのじぶんまくらの場合には、いろいろな詰め物を選べます。詰めモノの事を「中材(なかざい)」と呼ぶそうです。
その数なんと、8種類も!
いろいろ触ってみたけど、性能的にはさほど差がないんじゃないか・・と思ってしまいました。好みは絶対にあると思います!寝心地の好みで選んじゃって、、、いいんですよね??これ?
スタッフさんにそんな疑問をぶつけてみましたが、「そうですね、お好みでお選びください~」とあっさり回答。
どの中材(詰め物)を選んでも高さの調整はしっかりとしてくれるので、クッション性や安定性、寝心地で選んじゃってOKなようです。
実際に違う詰め物の枕に寝させてもらいました。ゴソゴソと動くと詰め物の種類によって動き方や硬さが違ってそれぞれに個性があります。
ただ、じっとして寝てしまうと全然わかんないな。
あとはパイプ枕の「音」が気になる方!!その場合にはシャリシャリと音がしない柔らか素材のエストラマー系ビーズがおすすめです。自分はそんなにですが、苦手な人はすごく気になるそうです。。
中材は場所によってカスタマイズ
レギュラータイプのじぶんまくらは、中材が8種類から自由に選べます。そして枕の中の各ポケットにどの素材を入れるかも選べます。
なので8種類を全部使って超ハイブリット詰め物仕様の枕もできちゃいます。
実際にはお店の方にお任せで入れてもらう方がほとんどだそうですが。
無事にオーダー枕をお持ち帰り
なんだかんだで、測定の後、実際にベッドに寝てフィッティングをして枕が完成、お持ち帰りに。
実際には、高さなどいかがですか?ってスタッフさんが聞いてくれたりしたんですが、今ひとつ気持ちが同調せずにすれ違い気味。
なんか気を使ってしまったのもあり、家に帰って自分で微調整すればいいや、とちょっと高めにしてもらい帰ってきました。
中材の量が多目なら(パイプ枕の中身)あとで減らせば自分の好みに調整することができます。
こんな感じでお持ち帰り。
ちゃんとロゴ入りです。
記事はごく一般の綿生地って感じで特に特徴はありません。
縫い目でお気づきかもしれませんが、中がいくつかのエリアに別れています。
それぞれがポケットになっており、中材の量を調整することで高さを調整できるようになっています。
厚みはこんな感じ。そんなに厚くないです、逆に薄めかも。
まくらのファスナーを開くと、頭の方と、床面の方とで2つに分かれるようになっています。
ちょうど真ん中から2つになるように別れており、ファスナーを締めると完璧な枕の形に戻ります。
ここがポケットになっており、入れる中材によって高さを自由に調整できます!
なるほど~って感じですね。首の高さ、後頭部の高さ、横向きに寝た時の高さなど枕のサイズを自由に構成することができます。
お店で全て調整できなくても、自分で調整できるだけでかなり助かります。
各ポケットがファスナーになっており、中身の量を自分で調整することができます。
ファスナーを開けるとこんな感じ。自分の好きな高さに自由に中身を出し入れできます。これだけでもオーダー枕の価値があるかも。
結局自分で、1番好みの位置に調整できるオーダー枕。
お店では一応高さとか聞いてくれたけど、その細かさは店員さんによって左右するみたい。提案というよりは、どの高さが好みですか?っている質問形式。
それなら自宅でじっくりと自分の好みに調整するのもありです。
今回のじぶんまくらは、実際に持ち帰って何度か寝た後、本当に微調整な感じで自分の好みに調整しました。
自分の場合にはですが、実際に何度かその枕で寝てみて、その感じで微調整できたので本当に好みの感じに近づけた気がします。
やっぱりマイ枕は自分のイメージでじっくりと微調整するのがいいのかなーと改めて考えながら調整しました。
お店でも寝た状態で調整をしてくれるのですが、なんとなく落ち着かなかったり、ベットの硬さが違ったりで、あんまりベストにならない気がしました。
いつものベッドで自分の思い通りにちょっとずつ調整するのが、本当のじぶんまくらなのかなーなんて思った経験でした。
実際に自分で微調整しつつ、最高な状態ではないかもしれませんが、違和感なく寝れる枕になっているのが手前味噌ながら成果だと思います。。。
やっぱり毎日の眠り、自分なりの眠りを知っているのは自分自身ですよね。
ちょっとがっかりした所もあったけれど、結果的に自分の納得行く感じでいい枕を手に入れられたのが今回の成果でした!!
今となってはじぶん枕、最高です。
体型や体質などが関わる部分だとは思いますが、枕ってホント大事です。
みなさんも悩んでいたら是非チャレンジしてみてもいいと思います!
お店でドンピシャにならなくても、毎晩少しずつでも自分で調整できるのはかなり大きいですよ!