グルメ歩き

ワサビ発祥の地、有東木(うとうぎ)にある~のんびりグルメスポット「うつろぎ」

2017年2月13日

うつろぎ 有東木に行くなら

 

安倍川沿いに梅ヶ島温泉へ向かう途中にある小さな街。

「有東木(うとうぎ)」地区にある、お店?食堂?みやげ屋さん?

なんでもありの、のんびりスポット(笑)にお邪魔しました。

晴天に恵まれたこの日、青笹山を歩いた帰りに寄りました♪

安倍川沿い「有東木」地区にある、のんびりグルメスポット「うつろぎ」

県道29号線を安倍川沿いに走ること市街地から約45分ほど。

有東木という地区があります。

 

この地区はなんと、、、

「わさび」発祥の地!!

だそうです。

あの辛くてツンとするワサビです。

地区の中心に至るまでに、曲がりくねった山道のいたるところにワサビが栽培されていました。安倍川を挟むように山が連なるこの地域。豊富でキレイな水に恵まれて、ワサビ田が重なるように作られています。

「有東木(うとうぎ)」「うつろぎ」???ややこしい~

有東木(うとうぎ)って地名も呼びにくいかもしれません。

え?

うとうぎ? うつろぎ?

キーボードの打ち間違い??なんて思うかも。

 

「うつろぎ」が訛って「有東木(うとうぎ)」に

一説によると、、昔むかし、

落ち武者が大きな洞に住み着いたそうです。洞のことをウツロと呼んで、「ウツロ木」→「ウトロ木」→「ウトウ木」と変化してゆき、現在の読みガナ&漢字「有東木」になったと市のホームページに説明されていました。

その名残で、このお店は昔ながらの「うつろぎ」って名前にしたんですね!

少しややこしいですが、有東木(うとうぎ)にある、「うつろぎ」というお店です。

実際に、有東木地区の背景に見える山には「うつろぎ山」という名前が付いています。その隣が青笹山になります。

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ワサビ発祥の地、有東木(うとうぎ)の観光窓口でもある「うつろぎ」

そんなお話も伝わる、自然豊かな里山の一角にある、「うつろぎ」というお店。

正確には農林産物加工販売所として半公共施設として運営されているようです。

さて到着です~(*´∀`)

うつろぎ 有東木に行くなら

有東木地区に入ると、すぐにこんな風景に出会います。

このお店が「うつろぎ」です♪

一本道なので迷いません。いやでもココに辿り着きます(^o^)

 

その周りを見渡すとこんな風景が。

奥に見えるのは実際のワサビ田です。棚田のように何段も重なり、絶えず清流が流れるにぎやかな音がしています。

農林産物加工販売所「うつろぎ」

有東木は山葵(ワサビ)発祥の地としてプチ観光地にもなっています。

こんな観光用のワサビ田噴水??(今は空ですが前はワサビが植えてあったんでしょうか?)もしっかりと整備されている印象です。

駐車場もきちんと整備され、ちょうど「うつろぎ」の目の前あたりに停めることができます。


打ちたてそばのうつろぎ

 

では早速!

「うつろぎ」にお邪魔します♪

入り口からゆるい感じだ。。。
正面の黒い黒板に目をやると

 

「いらっしゃいませ
こんな遠くまできてくれて
ありがとうございます」

 

ってわざわざ書いてくれてあります・・・。

おもてなしの心ですね・・・(*´∀`*)
その後の空白が気になりますが(笑)

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「うつろぎ」で楽しめるコト。グルメ・お土産・体験・直売・観光案内・・・etc

ここ「うつろぎ」は、一見するとお土産店のように見えるかもしれません。

 

一歩お店にの中に入ってみると~ほら、やっぱりお土産店(笑)

な雰囲気ではありますが、、正面にはメニューが並び、ゆっくりと食事ができる御食事処にもなっています。

さらに~さらに~

食べたり買ったり、、の他にも!

 

地元素材を使ったわさび漬け体験やそば打ち体験もできるそうです!

堅苦しい感じではなく、ものすごく地元の元気なお母さんたちに教わることができるという、なんとも現地密着な濃厚体験になりそう(*´ω`*)

お店に入ってみたけど、すぐに気さくに声をかけてくれる熟女なお母様たちのトークに癒やされますよ(笑)

 

お一人様でもOKだそうで・・・♪

わさび漬けづくり

1名からOK!
料金 1,200円

そば打ち

1名からOK!
料金 2,000円

 

春~夏の暖かいシーズンには多くの方が山の涼しさを求めて訪れるそうで!お子さんからファミリー&カップルまで、、体験コーナーも混み合うそうですよ。

たしかに、夏はもっと最高ですね!

わさび田の青々とした風景と、絶えず流れる冷たい!清流のせせらぎを聞きに来たくなりそう。

今回はグルメを体験。定番のメニューをお昼ごはんに頂きました

うつろぎでは食事だけでも気軽に頂くことができます。

地産地消の食材、そして何よりもワサビを使った地元料理が食べられる贅沢な森のレストランですね~

入ってすぐの店内が簡単な食堂にもなっています。(いい意味でローカル感たっぷりな手狭なスペースですが!)

 

そして、お店の外にはこんなベンチが・・・外でも食べれるんです。

屋根付きなので雨も日差しも安心。それにテーブルも椅子も丸太を切り出したような贅沢な天然木づくり。ゴハンを美味しく食べれるように、ちゃんとキレイに管理されていました。

梅ヶ島への途中にある有東木「うつろぎ」

 

そして、、目の前はキレイな沢が流れています。

まさにワサビ田に流れる&流れてきた、清流のせせらぎを聞きながら、ご飯を食べれるという贅沢!

全席リバーサイド&マウンテンビューの食堂(謎)です♪

おすすめの「うつろぎ定食」1050円

 

では、いただきます。

ワサビ田に注ぐ沢の流れを背景に・・・

 

うーーーん、、、贅沢っ!!!

地元の素材をたっぷりと使った、まさにワサビ推しのこちらのメニュー!

天ぷらとゴボウのたたき、わさび漬け&ワサビ海苔に、打ち立てのお蕎麦です(*´∀`*)

お蕎麦はもちろん、冷たいのも選べます。今日は寒いので・・・自分は暖かいお蕎麦をチョイスしました

天ぷらはワサビの葉っぱが乗っており、アツアツ(;O;)揚げたてでした~

ちゃんと茶塩なのが・・・ニクイ(*´ω`*) 静岡愛を感じるよ~

 

贅沢なエビやホタテはありませんが、、心に染みる幸せなひととき。

もちろん、もちろん!言うまでもなく

ワサビも新鮮!!!

わさび漬けも香りが青いんですよね・・・

グルメじゃなくて、表現できないのが悔しいですが、、

添えてあるスリワサビも、辛くはないのに香りと風味がふわ~~っと口の中から鼻へと抜けていきます。

オロシワサビって、暖かいソバにも合うんだな~これ。。発見だ。

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最後に残ったデザート。。

たぶん、紫芋だと思うけど・・・・。なんだろ??

こしあんが入った水ようかんみたいな感じでした。

ごちそうさまでした!

ああ、、、

なんかもう、ガソリン満タン。

大満足だよ・・・

 

って箸をおいてふと目をあげると

 

(まさに竹やぶのワイヤーの真下にいました。0.5秒前まで)

惜しいっ!!ってタイミングで写真には撮れませんでしたが、、

サル!!!!

目の前の竹やぶからブラーンと出てきて、こちらを見つめた後、、、

何かの実を拾って、また竹やぶにササッと帰ってゆきました。

 

席の方から竹やぶに伸びるワイヤーが、グワングワン揺れている・・・

ああもう。自然豊かすぎ・・・(笑)

 

複数匹いたみたいで、民家のフェンスを

ゆーーーったり、、と散歩するお猿も。

 

なんかもう、自由です。

 

この縛られない感が、、、のんびりグルメの最大の魅力です(笑)

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ワサビの発祥の地、山葵の里。ほかにも見どころあります

おサルは一旦置いといて・・・(笑)

駐車場の目の前にこんな感じの観光看板があります。

有東木地区自体がそんなに広くはないので、散歩がてら散策するにはちょうどいい感じです。

すごく目新しいものや、観光地らしい派手なものはありませんが、普段見る機会がないワサビ田や、自然が残された里山風景を散策することができます。

 

そして冬~春先にはこんな風景も。

今はちょうど2月でしたが、この時期におとずれると「ロウバイ」も見ることができますよ♪

黄色い春の花、ろうばい

春といえばの・・・サクラよりも早く咲く、黄色い梅の花。

有東木地区に愛されている花らしく、ロウバイが植えられた畑以外にも、「うつろぎ」さんの店先にも植えられていました。

 

のんびりとした空気感と、ロウバイの黄色い花で春を先取りした気分になれたうつろぎ訪問でした!

次は夏に避暑気分で行ってみたいな~♪

静岡県静岡市葵区、有東木にある「うつろぎ」はココ!!

所在地:静岡県静岡市葵区有東木280-1
TEL:054-298-2900

カーナビにもちゃんと入っていました(自分のは)

 

こちらの情報もチェックしてみる価値あり↓

メニューや直売品の案内もありましたよ(^^)

うつろぎのオフィシャルページ

ちょっと重かった&懐かしい感じのホームページ・・・(笑)

 

静岡市のホームページより。オクシズ観光情報

 

オクシズ100選にも!

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