靴ずれで足首周りが痛くなった時に、応急処置もできるし&数ヶ月使ってもいいし、ひとまず身近で実践できる靴ズレ対策アイテムのメモです。
自分の場合は靴が馴染むまで7〜8回ぐらい?使ったら、靴が馴染んだのかもう不要になりました〜今回は登山靴やスニーカーなどベロの部分の靴ズレについてです。
楽しい山歩き・ハイキングが最悪に。足の痛み・靴ズレの応急処置でだいぶ楽に。
先日購入したキャラバンのトレッキングシューズ、C1-HIKEを履いて何回か山を歩いてみました。
登山未満、散歩以上のトレッキングシューズに悩んだ末、Caravan C1_HIKEに決定した理由。
本当にとっても軽くて、歩くのが楽。でもソールもしっかりとしており普通のハイキングコースでは十分に歩ける気がします。
ですが、靴が慣れるまで、それとも足が慣れるまで??靴と足の相性で、痛い場所が出てきました。
靴ズレ?馴染むまでの一時的なモノ?靴と足の一部分だけ当たる場所があって、痛いです
靴ズレにもいろんなタイプがありますが、自分の場合は足首のかなり下の付け根の部分です。靴の「ベロ」の部分の内側の末端が当たって痛くなります。
ちょうど下の写真の指で差しているところです。
何もなさそうに見えるのですが、、、ちょっと触ると硬い場所があるんです。ベロの上下で布地が違っています。その縫い合わせ部分とベロの一番右端が交わる「T字路」みたいになってる部分です。
ベロの一部分がちょうど足に当たってしまう
このT字の部分が縫い目やら生地のタルミやらが集まって、ちょっと硬くなってしまっています。もちろんベロの「真ん中」部分はフワフワと問題ない硬さです。
ベロの右と左の「端っこ部分」は全体的に内側に布が巻き込んである分、ただでさえクッション性が少なくなっています。それに加えて特にここはT字になっているため、硬いシコリがあるような触り心地になっています。
その硬い部分にちょうど足首の付け根が当たってしまい、ソコだけが痛くなります。足首のカタチとの相性もたまたまよくなかったのかも知れません。
痛いトコロ、足と靴の間に何かを挟みたい・・・。
足の形も千差万別です。自分の場合はちょうど足首の骨(だと思う)が出っ張っており、そこに運悪くさっきの硬い部分が重なってしまっていました。
歩くたびにソコだけが痛い・・・。
無理して履いてみましたが赤くなってしまい、内側の肉がジワジワ痛い感じです。他は抜群にフィットするだけにちょっと残念。このベロのトコロだけなんだよな~
なんとか、、ならないかなーーー・・。
ここに何か挟めば痛くないのにな~~
靴ズレに挟んでみた。まさかの「化粧用のパフ」
クッションになるもの・・・シリコンじゃ硬すぎ、でもただの綿を当てても柔らかすぎだろうなー
そう、化粧用のパフ。
ファンデーションとかを付けるアレ。女性であれば馴染みがあるかもしれないけど、男子には全くもって縁のない、アレ。
今回の靴擦れ、靴での痛みは、足と靴の間になにかはさんでしまえばOKと思った。そうだ、靴擦れ用の専用アイテムもあるかも、と薬局やホームセンターをのぞいて、試してみた。
靴擦れ専用アイテム:足に貼る、四角形やドーナツ型のシリコンシールみたいなもの
半透明のシリコンの厚みのある絆創膏みたいなもの。たしかにコレなら痛くない。でも靴下の中に、直接肌に貼らないとダメ。
女性のヒールの靴ずれを想定した薄い絆創膏タイプだと痛みが消えませんでした。登山・トレッキングシューズは相応の圧力がかかると思うので、適度な厚みで分散できないと痛みが消えないケースがあると思います。マシにはなりましたが。
ちょうど足にあたる場所を確認してから、、ソレを貼って、そっと靴下を履いて・・・という流れ。痛い場所がはっきりしていて、ピンポイントで貼るならいいかも。
重ねたティッシュ
やっぱり、無いよりマシになります。登山でもハイキングでも最低限持っている人が多いと思います。緊急用には使えますね。でも重ねた部分がバラけてきて、すると余計にゆるくなってだんだん靴の外に出てきます。
汗ばむ季節は湿って分解して、いろんな意味で大変そうです。。
掃除用のスポンジをいいサイズに切って
とりあえず挟むもの、、、クッションになるスポンジっぽいもの、ということで身の回りを探してベタにやってみました。試してみましたが、、少し弾力が足りませんでした。薄いものだと足に加わる力に対しては弾力が負けてしまい、役に立ちません。厚いものだと違和感ありすぎ、そして靴の間に入れるのに苦労します。
そして「パフ」にたどり着いた。
ちょうどいい弾力、厚みとサイズ、ちぎれなさ。
モチモチとした触り心地は、痛い部分を保護するにはまさにぴったり。そして100均でも売っているコスパの良さ。2個で100円、ソレ以下でも買えそう。ついでに数ヶ月単位では繰り返し使えそうなので、さらに良し。
靴擦れ専用のアイテムは一個5-600円だったり、貼り直しもできそうだけど、絆創膏の延長で、基本は一回きりらしい。
ちなみにこのモチモチ感、何でできてるんだろうと思って調べてみました。パフの一般的なモノは「ニトリルゴム (nitrile rubber)」という素材を使っているらしい。Wikipediaを見てみると、Oリングや手袋の材料などとして用いられるそうですよ。
靴擦れ解消!パフを靴に入れたら、幸せになった。
早速パフを痛い場所に当てて実戦へ。
やっぱりというか、全然痛くない!
かなり優しめのモチモチ感で「パフとパフのない部分」の境目の違和感も少なく、足の痛みは完全に解消。
良いところは写真のように靴下の上から、ざっくりと挟んで使えること。痛い場所におおまかに挟んで、ぎゅっと靴紐を締めてしまえばズレることもありませんでした。
パフの表面のかなり滑りにくい質感がバッチリでした。ニトリルゴムってことで、すべり止め効果は抜群。たしか滑り止めが特徴のニトリルグリップとかっていう作業用手袋もあった気がする。そのぐらい滑らない。
靴下の下に入れて使っても、滑りにくい、ズレにくい。あと面積が大きいので、ざっくりと痛い部分にあてがえばOKというのも個人的に気に入りました。
あと、使っている内にパフがなくても、もう痛くないようになってきました。何でだろ?やっぱり靴のカタチの馴染みとかがあるのかな。
現地での靴ずれ・足の痛みの応急処置として。「パフ」おすすめです
上に書いたような理由で、パフは予想以上にいい感じでした。
まとめると、、
1. 肌へのあたり心地、クッション性は抜群。(弾力性ならシリコンより優しいかも)
2. 滑りにくい。すべり止め素材のような滑りにくさで靴下の中、靴の間でも安定しやすかった。
3. コスパ抜群、安い。100均で5個入りが売っているぐらい。しかも絆創膏タイプと違って繰り返し使える。
4. ざっくりと当てれる。面積が大きく面で受け止めてくれるのでピンポイントに痛い場所の周りまでざっくりと保護してくれる。
靴ズレに使う場所は限られますが、自分のように足首周りで痛みがある場合、無いよりはかなりマシ、快適になると思います。靴下の中に入れてしまえば、踵の下の方でも使えそうです。また、靴擦れでは定番の「くるぶしの痛み」にも同じようにうまく使えるはずです。
厚みが5ミリぐらいあって、こんなの入れたら違和感あるかなーと思うのですが、優しい弾力とモッチリ感で意外に気にならないのが不思議なくらいでした。(もちろん、入れた時は違和感あります!でもあとで忘れられる位。痛いよりは本当にマシ。)
足のズレ、靴ずれなどに心配だなーって時はパフを数枚、ザックの中へ。
女性の皆さんならご存知でしょうが、めっちゃ軽いし小さいので重量にシビアなパッキングでもコレくらいは許せるのでは・・・。
靴ずれの痛みとしんどさを考えたら、、、新しい靴を新調した際には万一の保険としておすすめです!
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↓こういうのもあるみたいです。パフと似た素材感で、ピンポイントで貼れるのが◎
↓商品画像がハイヒールなので違う!と思ってしまいますが、靴なので仕組みは同じ。レビューが凄く良いので気になります。かなり長く歩くときとか、おろしたての靴なんかにいいかも。。気になる。