2019年元旦。本栖湖の湖畔にそびえる「竜ヶ岳」にて初日の出登山行ってきました!
当日の雰囲気、元旦のご来光登山の様子を思い出がてらレポ。
今年は初めて初日の出登山をやりたいと思い、竜ヶ岳の下調べもしましたがいまひとつ雰囲気が分からず・・。
コースの渋滞情報(笑)や雰囲気を写真レポでまとめました。初めて竜ヶ岳に登る方、来年のお正月にご来光登山を狙いたい人、また来年の参考になれば!
ダイヤモンド富士が見られる「竜ヶ岳」は大人気。運命に導かれ(笑)2018年初日の出はここで!
元旦にダイヤモンド富士がみられる絶景ポイントとして名高い「竜ヶ岳 山頂」。
大人気スポットなので混んでるだろうな〜と思いつつでしたが、結果やっぱり大賑わいでした!
12月31日大晦日は本栖湖キャンプ場でキャンプ。からの竜ヶ岳登山。
実は、、急な予定変更で竜ヶ岳へと登るご縁に。
本当は田貫湖でキャンプをしつつ、そこから登れる「長者ヶ岳&天子ヶ岳」にて初日の出を見るつもりでした・・・
が!田貫湖キャンプ場に入れずに、ここ本栖湖、本栖湖キャンプ場からの竜ヶ岳に。
竜ヶ岳に登るには一番ベストとも言える「本栖湖キャンプ場」に前泊。
混んでるのかな〜と思いましたが大晦日でもゆったりと過ごせました♪
キャンプ場としても超いい感じです↓
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竜ヶ岳 元旦登山のざっくりコースタイム
大まかなタイムラインはこんな感じでした。↓
5:10 本栖湖キャンプ場内から出発
6:18 あづまや&石仏
6:55 日の出(2019年1月1日火曜日 (JST) 本栖湖での日の出時刻)
7:00 山頂
7:42 ダイヤモンド富士が出現(山頂から太陽が出始める)
8:10 山頂から下山開始
8:50 あづまや&石仏
9:30 本栖湖キャンプ場内に到着
行列をなしての山歩きでしたが、混みつつも約2時間で登れた。
上り・下りとも特に休憩なし。
登り
上りの際は一度止まると行列から外れてしまうので、、ほぼ流れどおりに移動。
全体の90%は前後を人に挟まれた状態で行列登山。
歩きが止まる時もありましたが、山頂手前の30%ぐらいは比較的スムーズに流れました。
下り
後半の30%は団体さんに追いつき、行列登山。
山頂からの前半70%は、人がまばらなので追い越し・譲ってくれたりしてペースを保つことも可能でした。(結局景色見ながらゆっくり降りました)
下山の際は写真をとったり、景色に見とれて数分ごと立ち止まって降りてきました。
いざ出発!早めに出発しなきゃ!!と思って元旦の3:30にアラームをセット。やっぱり起きないんだ君は・・・
確実に混むだろう、元旦の竜ヶ岳。
2019年の幕開け。一発目の山。
ここはシャキッと早起きして混雑前に気持ちよく登れたら〜と自分的には早めに3:30起き。
が!!!
結局前日も12時過ぎまで起きてしまい・・・爆睡状態。
意識朦朧のなかアラームを止めるもまさかの二度寝。。(元旦こそはやらない・・いいスタートをって思ってたのに)
スヌーズを大活用し、なんとか目を覚ますが、激寒!!
なんかもう、どうでもいいやー寝ちゃおう。みたいに本気で思い始めてしまう。寒さと眠たさって辛いな・・。
どうにもならないので寝袋から腕だけだして、暖かい飲み物を飲んでようやく起床。すでに4:30頃。。
ぬあああーー早くしなきゃ!!とようやく意識が戻り速攻でテントを飛び出る!!
本栖湖キャンプ場から竜ヶ岳登山コースへ
キャンプ場内にもたくさんの看板が出されており、迷うことはなさそう。
写真はありませんが、キャンプ場内唯一のトイレが大混雑!
トイレ待ちの人や家族待ちなどのひとだかりで、ちょっとしたJAぐらいに賑わいを見せる午前4時台。さすが竜ヶ岳・・・。
元旦の出発前にはトイレタイムも時間換算に入れときたいかも。
結局5:10分頃にテント付近を出発。
↑本栖湖キャンプ場内、すでに登山組のみなさんが足早に流れを作っている。
↑肝心の富士山方面が見えたと思ったら、こんな具合。ちょうどわざと隠してるかのように雲がもっさり。
↑富士山はさておき、この朝日で空が染まっていく時間。ついつい空を見て、足元が危うくなる・・
↑まだまだヘッデンはいるけど、空はだいぶ明るく
↑富士山は・・・・うへぇい!
石仏・あづまやに到着〜頂上へ
もう既にこのころにはすっかり行列登山。
時々ウエアを脱ぎ着する人が止まるので、追い越させてもらうけど、基本は全体のペースでずらずらと繋がっていく感じ。
ほらーーこうなるから早起きしとけば・・・と後の祭り&後悔。
でもこの賑わい感も元旦のお祭りっぽくていいかもね。実際こんなに賑わう山は初めてだし。
時刻は6:18分頃
↑あづまや付近。もう既にここで諦め?ここで日の出をみると決めて荷物をおろしている方々も結構いた・・・。
まだ全然日の出に間に合うんじゃね?山頂の混雑を避けるため・・?
実際はわからないけど、休憩する人も含めてとにかく大賑わい。日曜日のイオンを軽く超える人口密度。
↑混み合うあづまやはスルーして先へ。団体さんも追い越せたので少しは足が早くなったかな??
↑樹林帯を抜けて笹原の間を進んでいくと景色も開けてきます。
↑かなり空が明るく、視界が開けて景色が見える。
ここでまさかの山からのプレゼント!!
すおぉぉぉぉぉーーーーー!!!
八ヶ岳がくっきりと!
なんか、筆舌に尽くしがたい、言葉にならないってこういうことやなーーー。と新年早々とても心に残る景色でした。
「あっ!!見てみてーー!あれ西湖じゃん?あそこもめっちゃキレイ!!」
と心の声でキャッキャと一人で大盛り上がり。
↑光を受けてぽっかりと浮かび上がる西湖
↑南アルプスも朝日に染められてピンク色に。
↑もうこの付近からは、何も障害物なく富士山を目の前にできるスポットだらけ。すでに笹原に分け入って場所を確保している人たちがちらほら。
三脚を立ててスタンバっているカメラマンも何人もおられました。
今回実際に行ってみてわかったけど山頂は激混みです。なんで三脚組はこのあたりでいいポジションを取るのが正解ってことですね。
元旦〜初日の出登山のメモ:山頂は激混み、人と背丈ほどの笹に阻まれて富士山の裾野あたりまではキレイに見えない。(もちろん富士山の腰から上はきれいに見えるけど)このあたりの笹原の傾斜を活かして、見晴らしのいいスポットを確保するのもあり。
↑が、主人公の富士山はこのとおり・・・
湖畔登山口との合流点
こちらから登ってくる人も結構いました。本栖湖キャンプ場からもう少し奥へ進んだあたりから出発するコースです。
あとで何度も竜ヶ岳の初日の出登山をしているというベテランの話によると、この湖畔登山口の方が少しだけマイナーとのこと。
毎年こっちのほうが若干空いているからこっちを使っているとおっしゃっていましたよー。
確かに自分が登ってきたキャンプ場経由のルートは駐車場も完備され一番便利かも。駐車場にはツアーバスも来ており、まさに観光地状態でした。
ただし今年は湖畔登山口からも団体さんが入ったらしく結局渋滞、変わらなかったかも〜とのことです。
元旦〜初日の出登山のメモ:湖畔登山口からのほうが空いているかも(ベテラン情報)
↑足元の本栖湖も見えてきました
↑もうほぼ頂上付近。富士山が見えないのでみんな南アルプス方面に夢中(笑)
竜ヶ岳、山頂に到着!
そしてついに山頂に到着!!
どわーーーー賑わってるーー!マジか。フェスか。
時刻はおよそ7:00ちょうど。
↑山頂について目をシバシバ。都会やん!!(笑)
テントも10張弱ぐらいあったのかなー。山頂テントも悪くないな〜でもこんだけ賑わってると落ち着けなさそう(笑)
↑日の出までまだまだ時間が。記念撮影、朝ごはんタイム、コーヒー、チゲ鍋?!など思い思いに山頂を楽しむ皆さん。
元旦〜初日の出登山のメモ:早めについたら、譲り合いつつ座る場所ぐらいは作っておくといいかも。寒いので暖かい飲み物必須です。
↑自分も山頂からの道を登ったり下ったりして景色を散策。
↑一筋の雲がいい感じ。ああキレイだなぁ〜
↑肝心の富士山。一瞬だけ頭が見えた。たったこれだけですが「あっ頭みえた!見えた!」とオーディエンスは盛り上がります(笑)
時刻は7:04頃。
全然晴れない雲。ダメかなーと諦めつつ、寒すぎて、とりあえず朝飯。
口々に「今日はダメよー」「あかんわ―」と賑わうおじさん組の会話を聞きつつ、とりあえず朝飯。
なんせ寒い!!
スローペースとはいえ、さすがにちょっと汗ばんだ山頂。すぐにウェアを着込むけど容赦なく冷えていく・・・。
↑カップラーメン&おにぎり。おにぎりは・・・凍ってこそないけど、とても悲しい状態。ココまで食べたけどあとはカップラーメンに浸して食べました。
↑ザックの上にも霜がおります。。
↑竜ヶ岳の山頂にて、気温は約-5.5℃。これでも例年よりは暖かい方なんですよね〜寒いっ!
竜ヶ岳で迎える待望の初日の出、見えるのか?!ダメなのか?!
すっかり雲に覆われて形すら分からない富士山。
そんな景色を眺めつつ諦めムードなのか、食事や会話で静かに盛り上がる山頂。
と、その時
「おおおおっっ!!!」
会場全体から一斉に大きな歓声が。
見えたーーー!!出た出たーー!!
全員が一斉に立ち上がり、同じ方向を向いて富士山を仰ぐ・・
時刻は7:42分頃。
歓声とどよめきの中で
↑薄雲全体を輝かせながらじわじわと輝きを増す、眩しすぎる光。
「バンザーイ!!」
と万歳三唱も。
まさにライブ会場となった山頂。同じ目的を果たせた一体感と歓びのムードに包まれます。
眩しさに初日の出を迎えて、笑顔と会話で盛り上がります。
↑神々しい日の出の瞬間を時間を忘れて見とれるあまり、あっという間に陽は昇り・・・
富士山山頂を離れた朝日はいっそうに輝いて、痛いほどに目を刺します。
↑皆が取り憑かれたように、初日の出に見入ってしまう数分間。歓声のあとの一瞬の静粛に包まれます。
そして、ふっと我に返り、また賑やかな山頂に。
↑今年はイマイチかもしれませんが、カメラ組もばっちり2019年の初日の出をおさえたようです。
思い思いに初日の出を目に焼き付け、新年への思いを馳せた数分間。
おのおの自己満足と仲間との歓談を楽しんだ後は、一斉に撤退が始まります(笑)
↑山頂にあったテントもいつの間にか姿を消し、下山ラッシュが。
元旦〜初日の出登山のメモ:下山ラッシュが落ち着くまで待つか、日の出を見た後で速攻降りるか迷う所。日が出てくるとかなり体感温度もあがるので、ここから朝食をとってのんびり待つのも手かも。
↑山頂の山梨百名山「竜ヶ岳」には誰が置いたか、しめ縄が。おめでたいですね〜
なんとか・・初日の出を拝めた2019年竜ヶ岳。そして下山
薄雲ごしにですが、富士山頂から現れた太陽の姿をはっきりと見れた初日の出。
最高の2019年元旦を迎えられた〜と自分としては大満足。
直後の下山ラッシュを少し外して、8:10頃に山頂を降りはじめました。
↑くっきりと富士山の裾野を見渡せます。
↑本当に気持ちのいい道。絶景を楽しめます。
↑西湖方面 。なんて気持ちのいい朝。
↑富士山を隠してた雲が、、、みるみるうちに消えてゆく
↑朝日で冷え切った身体も温まってきます。太陽ってすごいわ・・・
元旦〜初日の出登山のメモ:この時期は霜柱や凍った土の上を歩いて登ります。が!日が出ると一気に溶けてドロドロなコンディションに。他の方もおっしゃっていましたが靴が汚れる&滑る!道になるので心配な方はゲイターやストックがあるといいかも。前のカップルハイカーはなぜか男性が3回も派手にコケて尻もちついてました・・・。でも、いうほどに全然道は悪くないです。
↑あれだけあった雲はすっかりとなくなって、富士山がくっきりと!
↑西湖・精進湖方面もぐるりと見渡せます。
↑こんな絵葉書みたいな景色の中を下ってこれます。日本一を誇る山、富士山をこんなに贅沢に楽しめる山は数少ないですよね。
↑帰りも楽しめる八ヶ岳山塊。でも朝日に照らされたあの幻想的な雰囲気は特別だな〜
↑ジオラマみたいに見渡せる富士五湖と青木ヶ原樹海
↑行きは暗くて見えなかったあづまやに到着。ここからの富士山も絶景。
↑近くで休憩されていたのでうろうろしませんでしたが、石仏です
↑更に下ると本栖湖が見渡せるスポットに。
↑こんな気持ちいい尾根道を通って帰れます。
そして本栖湖キャンプ場に無事到着
↑外界に戻ってきてまずはトイレ。。。ということで本栖湖キャンプ場のトイレは大混雑。たどり着いてもすぐに用を足せないケースもあるので余裕をもたせておく必要がありそうです。。。
元旦〜初日の出登山のメモ:到着後に改めてトイレで並ぶ時間も加味して、膀胱を調整したいかも(笑)
到着時刻はゆっくり下って約9:30頃。
帰り道も団体さんがいくつかおられ、追いついては止まり、その都度譲ってはくれましたが若干渋滞気味でした。
後半3割は団体さんにすっかり追いついて、行列でゆっくりと。
「本栖湖 竜ヶ岳」初日の出登山のまとめ
はじめての初日の出登山で思いっきり大人気の山に来ちゃいましたが、、
とにかく混むけど、イベントと割り切って楽しむ!
賑わう山もたまには・・でいいですね(笑)楽しかったです〜♪
それと登山道なみに行列するので、トイレは早め早めに確保。
駐車場も大変込み合い、団体ツアーのバスも何台か。警察の方も夜中から出て交通調整されていたそうです。
駐車場の確保や混雑の回避を考えて、本栖湖キャンプ場に前泊するのもありかも!
そんなことが判明した竜ヶ岳の元旦登山でしたーー!
毎年登っているという方がたくさんおられるようですが、その気持ちも分かります。
富士山、富士五湖、そしてダイヤモンド富士!のよくばりコンビな絶景は他にないもんなー。
おわり。
おまけで、せっかく本栖湖まで来たので帰りにいろいろ見てくのもありですよー。
レジャー施設や道の駅などのメジャーどころもいいですが、本栖湖周辺のまさに地元な神社によって帰りました(笑)
そんなに面白い場所じゃないかもですが、本栖湖にきたら一度行ってみてもいいかも?
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