小さな会社でチマチマ作る、コソコソ使う。FileMaker-ファイルメーカーと最近仲良くなってきた給湯室部長の防備録です。
ファイルメーカーはとても便利で分かりやすいのがメリットです。
その分、あんまりPCに詳しくない人や、慣れない事務員さんなどに使ってもらう機会も多いかと思います。
「そう、このボタンを押すとウィンドウが最大に・・・
あ、つまり画面が大きくなりますよ」
そうです。なにより根気よく、が大事です(笑)
中でもデータベースソフトでメインとなってくると思われる「入力作業」。
おじちゃんにも、おばちゃんにも、受付のお姉さんにも怖い営業さんにも、正しいフィールドに、正しい形式で、間違うことなく入れてほしい・・・。
そして何より、スピーディーに!!!
特定のフィールドに移動して、全選択状態にしたい。すぐに上書き入力ができる状態。
今回やりたかったのは、特定のひとつのフィールドに繰り返し数値を入力し、ラベルを印刷してゆくという作業でした。
入力をしたあと、リターンキーで確定。
間髪入れずに次のフィールドの値を全選択しておきたい。
そのまま入力すれば、全選択状態なのでストンと前のデータが消えて、新しい数字を入力できるというわけ。
スクリプトステップの「フィールドに移動」じゃできなかった
フィールドに移動というスクリプトステップを使ってみたけどダメ。
ヘルプを見るとまさにやりたい事ができそうだったのに。
ファイルメーカーヘルプ フィールドへ移動
[選択/実行] オプションを指定しても、フィールドが選択状態になりませんでした。使い方間違っているのだろうか。。
特定フィールドを全選択してすぐ入力できるようにするには、タブ設定。そうです、レイアウトモードからのタブ設定。
まさかのスクリプト以外の要素。
ナルホドね、たしかにね。
いつも頻繁に使うレイアウトには当然のように設定していたけど、、、たしかにそうだわ。普通に次のフィールドに移動できて、かつ全選択できました。
ちなみに今回使ったのですが、ひとつのフィールドだけでもタブ設定が使えて、同じフィールドに戻ってくるという使い方ができました。
つまり「タブの順番①」のみ、「タブ順は1個」のみ。
かなり特殊な例ですが。
フィールドA に入力
[リターンキー(またはタブなど)]
再びフィールドA を全選択
でまた入力~リターンキーなど・・・。
まさにやりたかったのはコレ↑。
レイアウトモード、フィールド設定にて「フィールドを全選択」のチェックを忘れずに。
これでまた少し賢くなったポヨ。
今回のやりたかった作業:
分かりやすく、主なフィールドはドーンとひとつだけ。
PC苦手なお姉さんにひたすらバーコードリーダーから数値を読み込んでもらい、とにかくラベルを出力するという作業で活躍しました。