静岡・清水 日本平ハイキングコース写真130枚。これから行ってみようと思う方へ。
秋も深まり、木々も色づく紅葉の季節。芸術の秋、運動の秋!
と思いきやもう12月、、寒っつ!!!
運動と気分転換に日本平ハイキングコースへ。市街地からとっても近くて、自然豊かな、まさに都会のオアシス。静岡は都会じゃありませんが。
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東海道本線の東静岡駅からほんの少し、わずか10分。
外界の賑やかさから離れて、木々の揺れる音、鳥の鳴き声に癒される静かな世界へ。
街からほんの少し出ただけで、なんか自然の中に来てしまったような気分になれる、インドア派にはもってこいの大自然♪
静岡の近くにお住まいの方なら、、
山登り!な景色も楽しめる、こちらもオススメですよ~
高草山・満観峰ハイキングコース[花沢の里出発]写真散歩レビュー、その1
日本平ハイキングコース:舞台芸術公園~平澤寺経由、美術館コース
さておき、今回は静岡駅側、西側から日本平にのぼる「舞台芸術公園~平澤寺経由」ハイキングコースで日本平まで歩いてみます。
まずはスタート地点。舞台芸術公園の駐車場から出発します。
静岡県舞台芸術公園。通称SPAC。言ってみたかっただけ。
特に催しものがなければ、いつも駐車場はガラガラ。同じように散歩の人も多く、ワンコを連れたカップルやラジコンするおじさんなども。
まさに自然の中の屋外劇場。おもったよりもお金がかかった立派な施設。もっと演劇以外にも使えばいいのに、と思ったり。
駐車場にある先程の案内看板&上の自販機の横から、施設への階段がつづきます。
駐車場で仲良く並べて車談義をしているインプレッサとレガシーのおっさん二人を背にいざ出発!
野外劇場「有度」。ありどーと読んでしまう。
施設用の立派なトイレも完備。女性にもうれしいですね。ここで身支度を整えるとベストです。
すすむべきは地図通り、階段を降りて右手の方向になります。
管理されたモダンな施設感ただよう中で、いきなり茶畑。まあ和むけど、ちょっと拍子抜け。
そしてまた、立派な施設感。コテージのようなカッコイイ建物が並びます。テラスに置かれた白いテーブルとチェアーが外国チックでヨーロピアンな雰囲気に。でも手前には茶畑。
と、言っている間にハイキングっぽい道に突入。舗装路でのおしゃれコテージからの、この道。よし歩くぞーと、気分も自然モードに。
竹やぶの中を進みます。ジャパニーズハイキングって感じですね。きっと、外国人には新鮮な風景。
切り株に積まれた丸く角の取れた石たち。古くからずっとそこにあるように見える苔むした石の群。一体誰が、何のために??あやしげな儀式の様子を妄想しながら、特にスルー。
竹林をターンする階段。
小さい秋みつけた。そこらじゅう栗(の抜け殻)だらけ。
以外にうっそうとした暗い道を抜けると、川のせせらぎが。そして鉄製のゲートが。イノシシ対策のためにご協力ください、の柵です。開けて通ったあとは、ちゃんと締めます。
民家の裏手にでた感じで、なんか変な感じ。
ちょっとした川。でもいいね、この懐かしい感じ。
発見。もう最後の最後のカキ。
カラスにつつかれず残ってるのは渋いから??
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平澤寺(へいたくじ)に到着
平澤寺(へいたくじ)に到着!さっきの鉄製の柵を越えて、まっすぐ10メーターくらいでお寺の真ん前に。こんなところに、お寺あったんだねぇ。車じゃ絶対に通り掛からない場所って、ほんとにいっぱいあるよなー。
ココに到着。10分くらい。
振り返ったトコロ。トラックと小屋の奥から歩いてきた。もし初めて来たなら、民家の小道に入っていくようでちょっと不安になります。
ここにも日本平ハイキングコースの案内図が。
お寺のど真ん中を通り抜けろとのこと。お参りせずには通り過ぎれないコースですね。
良いアングル。奥に続くキツそうな階段。そしてこの古びた感が好きです。
この、人気のなさとのんびり感。いいなぁ~
へいたくじ。ここでは平沢寺だけど、新しい看板だと平澤寺になってたよ。歴史のあるすごいお寺らしい。(こんなに地味なのに!)子供の頃の聖武天皇の病気が悪化。やれ困ったと、祈願をした偉いお坊さん。高さ50メートル直径24メートルのどでかいクスノキを伐採して、7体の仏像を作ったら不思議なことに病気は快方に向かったそうです。その最初の一体が納められているのが、この平澤寺だそうです。歴史あるなぁ。
階段を登るべし。なんか遠くが霞んで見えるーーー。
いい感じのボリュームでした~完食!
階段を登りきるとすぐに本堂。そして、有無を言わさず目を引くこのオブジェクト。「摩尼車=マニ車」と読むらしい。マニュアル車の略じゃないらしい。
お経が書いてあって、回して使う宗教道具だそうです。本場チベット語では「マニコロ」、近い宗派のボン教では「マシモ車」と呼ぶらしい。なんかカワイイぞ!!女子高生が使ってそう。「じゃマニコロってく?」
このマニ車、回転させた数だけ、お経を唱えるのと同じ功徳があるんだって。ええっ、ほんとにそれでいいんですか?!っていう太っ腹。
え~~そんなら、24時間回し続けてくれる電動タイプをデスクに置いておきたいよ・・・。ちなアプリ版とか無いの??そういう安易な考えの人は、功徳どころか要修行ですね。
きちんとお参りして。
こっちの方面へ。本堂にむかって、左手奥へ。
いちおう、小さな看板もあるよ。日本平は左手です。よく見ずに赤い矢印のほうにいったら、普通にお寺の下に戻るルートで、間違えて戻ってきました。
いい感じの道を奥へ。男性二人組のプロっぽいハイカーっぽい人とすれ違いました。人は少なめ。
お墓を右手に見上げながら・・・。早足で通過。
ここにもお墓、、、の墓石だけが集められている。合同供養かな・・・。
日本平ハイキングコースの案内板。
と、、、、その後ろに
納骨堂~~~!!!
なんか普通に三文字で公民館みたいになってるけど、、、苔が生えてだれも開けないようなこの雰囲気、、怖いじゃん。
この平沢寺には動物さん用の納骨堂もあるそうです。
日本平山頂、への案内版。舗装路を離れ、うっそうとした暗い山道へ入ります。
まだ午前中なのでかなり明るいですが、それでも暗い林の小道。
落ち葉をざくざく。
軽い上り。おじさんと遭遇。すれ違いは厳しい、ひと一人の細い道なので譲り合い。おじさんが降りてくるまで待ちます。すれ違うときはちゃんと挨拶。
この日本平ハイキングコース、美術館コース方面から登るときの一番のハイライトへ。
このハイキングコース内で一番狭くて暗くて変なゾーンと言えばここ。地面を掘ってつくられた、ひと一人がギリギリ通れる切り通し。だんだんと近づいていきます。少しずつ道が地面より低く、まるで小川をあるいているような感じに。
ほら、ほら!!コレ!この感じ!
探検っぽさ満載、なんとなくインディ・ジョーンズのテーマを流してほしい、期待感&テンションMAX!
左右を地面に挟まれた、少年の冒険心を煽りまくるゾーン。子供だったら喜ぶだろうな~~。
なんか写真で見ると遠近感がおかしくなって、すごい大きなガケにも見えます。小さい小石がきっとジオラマ感を出してます。
ツタと木の根。
よくこの状態で侵食が進まないのが不思議です。雨水とかで土砂流れしまったりしないのかな。
上を見上げるとこんな感じ。なんか屋久島だべ?
スマホを足元にかまえて、一番下から撮ってます。実際には背の高さ+アルファぐらいの高さです。
この季節は落ち葉が自然に集まって、ふかふかの絨毯が続く小さな一本道に。
暗くて長いトンネルを抜けると、開放感満載。
はぁーー日差し暖っけぇ~!!(薄着で行ったので日陰だとかなり寒かった。適切な格好で行きましょう)
大冒険のあとの、程よい疲れ感。まだ出発して一時間も経ってないけど・・・。日頃から運動不足なひとにはちょうどいいアドベンチャーですね。
来た道を振り返って。結構細いでしょ?相撲取りぐらいの巨漢なひとは詰まりそうです。
例の切り通しを抜けたあとは、比較的開けたこんな感じ。ところどころ差し込む暖かい木漏れ日。明るい道。いいねぇ、気分も明るくなります。
すごい歩きやすい道。
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しばし放心して、ぼーっと歩いていると、、、
ほこら?
なんか書いてある石碑を発見。なんだろう???読めず。
「ひらさ・・」ってあるから、ひらさわ寺かなぁ。
「ひらさわてら、またきてね」って心の目で読みました。
いつか、だれかが、置いたはず。
いつからあるんだろう~。
木々。
誘導されるような、左右に並んだ木々。
少し奥まで入ったら突然グネグネと動き出す木のクリーチャーで捕られそうになる妄想をしながら通過。夜は迂回だな。
フェンスが。人工物があるとちょっと残念だけど、どことなく安心する不思議。
そして、普通の舗装路にぶつかります。
舗装道路にでました。
少し下がるイメージで、看板通り左手に曲がります。
茶畑をスルー。
数十メートルですぐにまたハイキングコース入り口。
この道を奥へ。
振り返ってみる。右手の茶畑の奥から来ました。ほんの10メートルちょっとですね。
植物ウォッチ。景気のいいシダ。
石畳チックな小道。
そこそこ分かりやすい道をすすみます。
ちょっと歩くと、ゴルフ場が見えました。ハイキングコースから見えるのは、ちょっと残念な気持ち。おじさんと若いレディーが普通にカートで回ってました。そう、ここは大自然じゃなくて日本平でした。
頭上注意な木。少しかがんで進みます。
サビた看板、そしてブレた写真。スミマセン。
杉の木の道。根っこがボコボコしています。つまづき注意。
草薙の方へ下る分岐路がありました。
健気なマジックで修正してくれています。実際に道もこうなっています。看板の位置を後から変えたんですね。
他のルートとも合流して、ここから日本平まであと少し。
家族で来たい、自然公園的なハイキングコースの雰囲気。
ここで3名のご年配のご家族に追いつきました。横道にそれてツタや枝などを拾っていたみたいです。クリスマスのリース作りかな?
寄り道しながら、写真撮りながら、どんぐり拾いながら、ぼっちら歩くにもちょうどいい距離とコースですね。
日曜日って感じだ。馬走方面へルートはここから。
上の図で、コース的に直角に曲がった所で馬走方面と合流する感じです。
ぽつんと現れたベンチ。特にフィルターも補正も一切なしのiPhoneのカメラでとったけど、なんかレトロチック。昭和な空気感。
発見。つやつやした、美味しそうな木苺。
これ本気で食べたくなる見た目なんだよなーー。でも、食べると種ゴリゴリするし、エグいしスッパイ・・・。
後ピン・・・・。
ベンチあるまっすぐな道が途中から舗装路に。民家や寮?や会社の保養施設?的な建物が左右につづく。
庭先にまつられた獅子舞・・・・。
日本平ロッジ、立入禁止。廃墟オーラが少しずつ出てきています。
庭の広い民家らしきお家もありました。のどかな鳥の声、のんびりした空気感。車なら駅から20分くらいかな??梅ヶ島よりよっぽど近い別荘ぐらし。ここらへんに住むって意外といいかもなーー。
趣ある建物がちらほら。
ここらへんなら遠慮なくヤギが飼えるな・・・
レモン???
ゆずかレモンか、ソレの仲間っぽい木。葉っぱがなくて実だけなってる。しかもすごく黄色くて、枯れ木にミスマッチ。木の肌がツルツル。とても目立つ。
車がほとんど通らない、自由な道。スキップも蛇行も反復横跳びもOK。
おしゃれな門。
日本平ホテルの寮らしい、、いきなり現れた集合住宅。とその向こうはもう・・・。
集合住宅の目の前のカーブ。このまま舗装路にそっていけば日本平ホテルに。ハイキングコースとしては、写真右端の砂利道を直進。
写真上は振り返ったトコロ。この奥の方から歩いてきた。
日本平山頂まで20分と表記。
左手には改築されて立派になった日本平ホテルを眺めつつ、、、
我々は御殿場演習場チックな道を歩みます。
夏場で全部緑の芝生だったらキレイだろうなー。
冬みっけ。枯れかけた中で、一房、二房だけ発見。ヤマブドウ。ピンぼけ。
きのこも発見。
こういう所々で見かけるキノコって、全体で何%が食べれて(一応セーフで)、何%が毒キノコなんだろう。7割ぐらいのセーフ率なら、いざとなったら勝負に出てもよかろうと思ってしまう・・・。
もう日本平の駐車場が近い、、車とバイクの音が近い。のどかな自然から、賑やかな頂上へ。
振り返ったトコロ。この奥から来た。
イチョウの葉っぱがキレイ。
やけにこまめな案内板。日本平山頂まで15分。もうここからじゃさすがの方向音痴な自分も迷わないです。
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日本平 駐車場エリアに到着。
そして一応、図で言うと日本平に到着。
ここからは展望台までいくもよし、レストランで休憩するも良しですね。
全部で6個のコース。
- 宮加三コース
- 船越コース
- 馬走コース
- 東海自然歩道バイパスコース
- 草薙コース
- 美術館コース
今回は美術館コースをショートカットして舞台芸術公園からスタートしました。
とはいえ、展望台まで行かないとゴール感がありません。
目指せ山頂!(展望台)
日本平山頂まで10分。もうカウントダウン。
ホンダのビートのオフ会があったらしく、たくさん並んでました。あとケーターハム。
車で来る時の、いつもの交差点。
きました~って感じの看板。
賑やかな日本平山頂。観光の方々で賑わう。大型バスもいました。
駐車場から山頂までの道。
見どころは展望台と、日本平ロープウェー、お土産やさん、って感じでしょうか。
電波塔。地上波もこのアンテナを使ってるらしい。のどかな雰囲気に突如あらわれる、SFな風景。実際見てみると、存在感スゴイですよ。
字が小さくて、そこに立ってもよく読めない・・・。
もう少し、奥の階段をのぼれば展望台。
どどーん。
ドドドーン!!
ゴールへ到着!!
きれいだなぁ。
富士山は見えないけど、世界遺産の三保の松原もくっきり。
眺望の地はここなのか、それとも富士山からの眺めなのか。
富士山をイメージした岩の形と赤富士色なのか、そうじゃないのか。
でもここからの眺めもキレイ。展望台に行く途中、手前の広場です。
さて、ここからは来た道をおとなしく戻りました。
帰りはある程度時間も読めて、どことなくゆっくりと散策してしまいます。
さっきは通らなかった平沢寺の裏側。紅葉とセットでいいアングル。
おつかれさまです、無事に戻ってきました!
反省・・・。
いかがでしょうか。
日本平ハイキングコース、美術館コース(舞台芸術公園スタート)の様子、伝わりましたでしょうか~。
とにかく市街地から近く、気軽に来れるのが最大のメリットです。
家族でも子供連れでも遊びにいきやすい、安心なハイキングコースでもあります。ただ気軽とは言え、準備とマナーはしっかりと。
自分はだいぶ薄着で行ってしまい、陽に当たると暑いけど、、日陰が続く山道で寒い思いをしました。
そして手袋・帽子なし・・。油断しすぎです。
途中からどうしても耳が寒くて、耳を両手で覆いながら、つかまった犯人みたいに途中歩いてました・・。アホです。
今度は清水方面から行ってみたいなぁ。
以上、日本平ハイキングコースからでした。
日本平ハイキングじゃ満足できなかった方へ。
巨大な杉の木が見たいって??!
こんな近くに天然記念物?(=o=;)↓
静岡県藤枝市、最高峰?高根山ハイキング!その1―県内有数の巨大な杉、天然記念物をゆく!
↓歩いて、見て、楽しめる穴場スポット。
イテテテ・・(自分は一回目にコンバースみたいな靴で行って失敗した)
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