夏のダニ・カビ対策、そして冬の乾燥・ウイルス対策など「湿度」ってすごい影響が大きいんです。
なんか家の中が居心地悪いな・・モヤモヤするなぁ・・って時ありませんか?それって肌で感じている「不快さ」かもしれません。我が家の場合は「湿度をみて、少し対策するだけ」で快適さってぜんぜん違うと気付きました。窓を開けたり、除湿・加湿をするだけ。エアコンや暖房を極端に強くしなくても快適なんだなぁ〜と知りました。
今回は最近発売されたタニタのデジタル温湿度計 グラフ付 TT-580 WHを買ってみたのでレビューしてみます。
今の湿度計はこんなに進化!かっちょいい〜
もくじ
なんで湿度??健康と快適さの、見えないダメージ?
「湿度計」なんて必要?そこまで気にしなくてもいいんじゃない?と正直思っていました。
でも、実際に使ってみると面白いんです。なんか今日は過ごしにくいなぁ〜と思ったときにすぐに見てしまいます。
湿度は健康な暮らしのために重要だといわれている理由はいくつかあるようです。
- 夏場のカビ対策(電化製品・パソコン・カメラなども要注意です)
- 冬場の乾燥対策(風邪・ウイルス対策)
- 快適な湿度で、エアコンを最小でも快適に
よく聞く&いわれている内容ですが、③の快適さはすごく体感できます。今日は気持ち悪いなぁ〜と思ったらやっぱり湿度が70%近くだったり、喉がイガイガするな…と思えば、やっぱり湿度が低いです。
快適な湿度だと、エアコンや暖房が弱めでも快適に過ごせることを感じました。
また最近はコロナウイルスの渦中です。ウイルス対策やカビ防止といった健康に直接関わる要素もやっぱり湿度が関係してきます。
今の部屋の湿度はどのくらいですか?気になりませんか!?
空気が見える!!タニタのデジタル温湿度計 グラフ付 TT-580 WHをレビュー
「見えない、を見える化」まさにそんな言葉がぴったりの湿度計が発売されました。
↓グラフは過去もさかのぼれます!
タニタのデジタルグラフ付の温湿度計です!
↑ こんなおしゃれなパッケージ!パッと見は湿度計とは思えないです。
↑ パッケージもこんな工夫が。昔ながらの温度・湿度計とは一線を画したイメージです。
↑ 裏面の仕様詳細です。スペック等が気になる方の参考のために載せておきます。精度なんかはさすがTANITA、家庭で使うには十分だと思います。
ということで開封してみます
↑ 以前にもタニタの湿度計は購入し、現在も使っています。でもなんだかおしゃれになったなぁ。
↑ 電源は単四電池2本です。とても地味なポイントですが、単四電池って使いやすい仕様です。ボタン電池って・・すごく嫌です(笑)種類もわかりにくいし、それ専用にしか使えません。
汎用性のある単四電池だとありがたいですね。こういった湿度計なら2本もあれば使用期間も十分に長持ちします。そして、いざという場合(災害のときなど)には取り出して、ライトなどの必需品の予備電源としても使えるメリットがあります。あまり体験したくないシチュエーションですが、イザという時に覚えておくと役立つと思います。
セットアップはとってもカンタン〜設定開始
ポカーンと・・電池入れれば動くと思っていたのですが、時刻などの設定が必要みたいです。たしかにね・・・
早速設定をしていきますが、なんとカタカナで日本語表示!グラフ部分の液晶があるおかげですね。数字の点滅だけで入力する、あの往年のデジタル時計式からの進化を感じます。
↑ 「セッテイカイシ」とカタカナでご案内。懐かしのドット文字。とはいえ、湿度計としてはすごいじゃん。
↑ 「ネン」、年月日のネンを入れていきます。使用するボタンは正面の4つだけ。上下の矢印で数字を動かして「○」ボタンで決定。迷うことのない操作でした。
↑ 時刻も同じように設定してゆきます。すごくカンタン・・。
湿度計ならではの…こんな設定もあります
↑ と、いきなり出てきた「カイテキハンイ」という文字。
↑ そう、「快適温度」の範囲を指定しておくと、リミットの前後で表示が点滅して教えてくれるというプチ機能があるようです。暑さの上限は27度で設定してみました。
今回は必要性を感じませんが、きっちりと温度・湿度を管理したい場合には役立ちそうです。
↑ 同じく湿度も設定できます。70%に設定。雨が続くと70%も超えてしまうことも普通にあります。
↑ 下限も設定できます。冬と夏、乾燥とジメジメをチェックできるという仕組みです。
↑ そして、設定完了!セットアップ・・・と言うまでもない内容ですが、迷うこともなく超簡単。文字でも案内してくれるのでノンストレスでした。
快適範囲の目安も
今のセットアップの流れなども取扱説明書にしっかりと記載があり、こういう設定が苦手だな・・って人も安心です。
↑ 快適範囲の目安も書かれています。温度は17度以上〜28度以下、湿度で40%以上〜70%以下とあります。
うちはマンションですが、冬の間はすごく乾燥しており加湿器を使わないと湿度10%台も多々あります。あらためて部屋の中の湿度がどのくらいあるのか、チェックしたくなりますね。
↑ グラフ周りについてもしっかり説明があります。
このグラフ付き湿度計のポイントとしては
- 20秒ごとに湿度・温度を更新
- 1時間の平均値が、グラフに表示される
- グラフの記録は過去7日間まで見れる(このモデルの場合)
といった感じです。
デジタル温湿度計 グラフ付 TT-580のシンプルな外観とサイズ感
この湿度計を購入した理由は、機能ばかりではなく見た目の良さもありました。
ホワイト一色で、ボタン周りもスッキリ。余分な説明文字もありません。やわらかな曲線のボディで優しい感じ。これなら部屋においてもいいかな…と思える湿度計でした。
↑ なんか、モノとしていい・・・欲しくなる理由、わかります??
外観周りをぐるっと見ていきます。
↑ 裏面です。裏面も余分なスペック表示などは一切なし。潔さを感じます。型番の表示もちょこん・・・という感じで、よくぞこのサイズで!と個人的に拍手です。
↑ 全体的にちょっと丸みを帯びているのも◎。部屋に置いても圧迫感がないです。
↑ 細かなギミックもちゃんと考えられていて・・・
↑ 壁掛け用のフックが、こう!スライド式で必要なときだけ出せます。
↑ ウチでは普段は棚の上・机の上などにおく事が多いのですが、
↑ 斜めに置ける、後ろ脚もちゃんとついています。使わない時は完全に一体化するのが、美しいです。
↑ 厚みも適度にあるので、そのまま脚を出さずに置いてもOK。これなら本棚の手前にさりげなく置くこともできます。
↑ 脚を出すとこんな感じ。机の上に置いても、表示面が斜め上を向くのでちょうど目線にピタリと収まりそう。液晶画面ならではの見にくさが減り、いつでも見やすい角度で画面をチェックできます。
すごく細かいですが、こういうところをこだわれるのって本当にスゴイ・・TANITA!!
同じくタニタのTT-558と比較してみました
前から愛用している定番のノーマルモデル、TT-558と比較してみました。
こちらはTHEノーマルな、シンプル機能タイプです。
似たような湿度計はたくさんありますが、それでもホワイトとグレーの色合いとシンプルな見た目はTANITAが一番だなぁ。と数年前に買ったやつ。
↑ 手のひらサイズで、温度と湿度を表示。デスクの隅に置くには丁度いい大きさです。正方形のおにぎり?みたいな形は、アイテムとしてもなんか好きです。
↑ 並べてみました。グラフ付きTT-580とノーマルなTT-558。今回の新モデルはホワイト一色で極力装飾もなくし、超シンプルになりましたね。
↑ 湿度計って田舎のじいちゃんち・・ってイメージ(勝手な個人的なイメージ)がありましたが、これなら部屋に置いてもいいかな?置きたいなーーと思ってくるデザインです。
↑ 裏面です。ノーマルなモデルは裏面に設定ボタンがあります。年に数回しか触らないので支障はありませんが、断然新モデルの方が初期設定は楽でした。
↑ 小さい方のTT-558の方が厚みがあります。コロンとして可愛いですが。
実際に使ってみて、湿度ってこんなに変わるんだ!3事例
湿度計と出会う前は、まったく興味すらなかった温度と湿度。部屋に帰ってきてチラリと見るだけで、今の状態がすぐに分かります。
部屋の中の湿度ってこんなにも変化しているのかーー!と感激できます。ほんとうは快適範囲で安定しているのが一番なんですけど(笑)
事例1:雨の日に窓を開けたら
↑ 雨の日に窓を開けたら、一気に部屋の湿度が上がりました。当たり前ですが、それだけ締め切っていた部屋が乾燥していたともいえます。
グラフの急上昇がなんとなく、ただ意味もなく興味をそそります(笑)
事例2:湿気が多い日
↑ 湿度が72%です。これが75%を超えてくると確実に不快さを感じる気がします。18時過ぎからのグラフの急上昇は雨と連動していたみたいです。
ちなみにグラフ部分には「オートフィット機能」というものが採用されているとのこと。一番大きな(小さな)値に合わせて相対的にグラフのサイズを調整してくれます。今回は過去24時間で72%が最高値だったため、グラフの上限目盛りは「75」となっています。他の写真の、違う温度・湿度での目盛り部分にも注目してみてください。自然すぎて気付かないですがちゃんと変更されています。
事例3:乾燥してきた
↑ 湿度が29%です。30%を切ったら確実に乾燥している感があります。ウチでは40%以下になったら加湿を心がけるようにしています。
湿度計がある生活、まとめ
以上、グラフ付き湿度計を紹介してみました。正直、湿度計だけでは湿度をどうすることもできません。窓を開ける・エアコンを付ける・加湿するなどのアクションが必要です。
しかし「今どんな感じ」なのかが分からなければ対策もできません。見えない空気・環境を見せてくれる「住まいの時計」とも言えます。
特に今回のこのモデル、グラフになっていると物凄く「見えて」きます。興味を持つ・知るだけ・見るだけでも楽しめる?!かもしれません。
お子さん・動物・植物など環境に気を使いたいケースにはピッタリ
ニーズは様々ですが、特に小動物などのペット、レプタイルズ、植物系を大切にされている場合は湿度の管理も重要です。ランの温室での管理に使っているという例もあり、グラフ+過去の履歴で空気環境を「ログ」できるのは最大のメリットになりそうです。
快適な住環境、PC・音響・カメラなどの機材持ちの方、マンションや換気をしにくい間取りなどでは、今一度「湿度」をチェックしてみてはいかがでしょうか?
自分は部屋に置き忘れたフィルムレンズがカビてしまったことを悔いて・・それ以来、湿度を気にするようになったと思います。健康と快適さ・そして大切なモノのためにも、チェックは大事かも・・・ですよ〜
以上、タニタ 温湿度計 デジタル グラフ付 ホワイト TT-580のレビューでした。
↓何度か品切れがあり、思った以上に売れているみたいです。
↓定番のノーマルタイプ。とにかく湿度をチェックしたいなら安くてよし!レビューも超大台に
ちょっと気にしてみようかな・・・湿度のコントロールには!
↓なぜシャープなのか?それは国内でダントツのシェアと実績だから・・バランスの取れたハイブリット式!レビューの数が実績です
↓高いんだけど…2万円台のナノイー搭載の本気の加湿器。家族全員が恩恵を受けれるならありかも・・
↓安い!でも使える〜海外製ノンブランド!有名なあのスピーカーと同じデザイン?2000以上のレビューで実績あり。
↓除湿は洗濯物の部屋干しにも使えます!6.5リットルの大容量なのにこの価格。
↓ノンブランドですが、レビューを見ると・・・湿気もそうですが、嫌な匂いが消えるのは感動!