急な雨に振られても安心!改札でカバンごと落っことしても安心!?かも知れない、頑丈なSSD外付けケースに出会いました。防水・耐衝撃というキャッチフレーズを掲げた頑丈なケースという触れ込み。しかも現時点で最速のUSB3.1 Gen2対応ときたら、文句なし。
消えていいデータなんてないですよね・・・どうせなら安心で頑丈なケースが一番!ということで買ってみました。結果、良かったですよ!
もくじ
防水・耐衝撃。少なくとも通常ケースよりは確実に防御力が高いだろうSSD外付けドライブケース
基本性能はUSB3.1 Gen2対応のSATA 2.5インチハードドライブ用のケースです。
「頑丈」という点での主なスペックとしては、シリコンフレームとアルミカバーによる密閉、それによる防滴機能。周囲をぐるりと囲んだ状態で配置されたシリコン素材による衝撃吸収とのこと。
IP6X、IPX6と画像には記載があります。IPの6級だと結構な防水性能ということになります。タフネス仕様のデジカメなんかもIPX6でアピールされていたりします。防水等級としては水中を除いた環境での最強レベルです。
IPX6:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
IP6X:粉塵が中に入らない(耐塵形)
「高強度アルミニウム合金ハウジングと耐衝撃性シリコーン素材」と商品ページではうたわれています。男心をくすぐるぜ・・響きでテンションがあがります(笑)
肝心の転送速度もOK、USB3.1 Gen2対応。SSDを使うなら迷わずGen2買っておこう
USB3.1 Gen2対応なので、10Gbpsの転送速度が出ます。
一方、普通にUSB3.1と書かれているアイテムではGen1であるパターンが多いです。その場合、転送速度は5Gbpsなので半分の速度です。HDDなどの遅いメディアならどっちでも変わりません。でもせっかくなので速い方でしょ。
ちなみに今回買ったSATA規格のSSDはざっくりですが500MB/sぐらいの読み書き速度です。なので単純に言えばGen1でも事足りる計算になります。
USB3.1 Gen1(遅い方)5Gbps=625MB/s(ビットとバイトの換算)
それでもキャッシュによる瞬間速度がもっと出るかも知れないし、そもそも気分の問題で迷わずGen2にしました。
USB3.1 Gen2に対応しているかPC側のポートを要確認。あとMACの場合はUSB-Cのポートのみ対応です
iMacの2017モデルを使っています。こいつの場合はスペック表にも書かれていますが、USB-C(Thunderbolt3)ポートのみ、USB3.1 Gen2に対応しています。(その他のタイプAポートは普通のUSB3.1)
iMac および iMac Pro の外部の機能とポートについて - Apple サポート
この商品は買う時にUSBポートの形状をタイプAとタイプCから選べます。MACで使う場合にはタイプCを選ばないとUSB3.1 Gen2の恩恵を受けられませんので要注意。タイプAとタイプCの変換は基本的にできないので、USB3.1 Gen1で使うしかありません。
Gen2はまだ対応環境が少ない、新しい部類の規格です。とはいえ今はUSB3.1 Gen2対応のPCじゃなかったとしても、次に買うPCでも引き続き使うかもしれませんし、最新の規格を選んでおいて損はありません。
Gショック的なノリの耐衝撃SSDケース、実際に開けてみる
実際に開封してみます。今回はSSDも新調して2TBのこちらをチョイス。
↑ドライバーとネジやら。ネジ部分がプラスやマイナスではなく星型の穴なので、専用のドライバーが付いています。普通のプラスドライバー仕様でも良かったけど、なんであえて星型?
↑思ったよりも安っぽさはなく、いい感じです。
↑ケースの周囲にぐるりとUSBケーブルを巻き付けて収納できます。持ち運び時には便利だね!!
↑この中にSSDを収めます。
↑シリコンカバーのフチがパッキン代わり。アルミのフタをネジでしっかりと固定することで密閉されます。
↑手持ちの250GBが転がっていたのでなんとなく。同じサイズで2TB・・・この差よ・・。実際のメモリ部分はもっと小さく、どちらも中身はスカスカらしいですね、技術ってすごいなぁ。
↑取説が入っていました。英語ですが図があるし、ネジを締めるだけなので問題ないかと。
↑少し斜めにして端子に差し込みます。わずかですがテンションを掛けつつ斜めにいれるので、ちょっとドキドキします。
↑ケース内に収まりました。
↑データコピー開始。なんの問題もなく接続できました。
あえてケースのフタを締めずに使ってみる。SSDに触れて温度具合を気にしてみましたが、ガッツリ1GBぐらいコピーしましたが、2TBのSSDでも温度はあまりあがらなかったです。
シリコン&アルミのシンプルめな外付けケース。見た目もシンプルめでいいかも
HDD・SSDをいつも持ち歩いてるよーって人、たまには持ち運ぶかもーって人、どうせなら安心な方がいいですよね。自分はそこまで頻度は多くないのですが、外出時にデータを持ち出すことも増えてきました。
USBメモリやらノートPCにデータを入れてましたが、なんせ遅い。SSDも安くなりました。そして使ってみると超速い!!
そのままデスクトップで外付けドライブのまま作業して、持ち出して作業して。と、内蔵ドライブと大差なく使えるレベルです。
防水は結構救われるシーンもあるんじゃないか?
肝心の耐衝撃性や防水性はあえて試したりはしません(笑)とはいえ対策をされている分、普通のドライブケースよりもはるかに安心して使えます。
特に防水の面では、シリコンケースがパッキン代わりとなりアルミケースでしっかりと密封される構造になっています。ちょっとの雨濡れや、デスクでコーヒーをこぼしたぐらいなら全然問題ないレベルです。
最近のゲリラ豪雨・台風の出勤・突然の夕立とか、1年を通じて見れば必ずカバンが濡れるシーンに出くわします。電子機器に水は大敵です。しかもあとからダメージが来る時もあります。本当は持ち運びできる外付けケースすべてに防滴性能があってもいいのでは、なんて思ってしまいます。
↓HDD・SSDだけじゃない!机の飲み物をこぼした時のダメージの大きさは経験しないと分かりません(笑)
キーボードと書類をダメにする前に・・シンプルでいいデザインです
↓机に取り付けるタイプなら、スペースの狭いデスクでも安心
他の色はもっと安いのもありますが、シンプルな白でしょ!実はキッチンやキャンプでも使えたりする・・・
普通にデスクに置く&カバンに入れる動作も快適・そして安心感
実際に使ってみると取り扱いも気を使わずに済むので、精神衛生的に良かったです。
例えば帰ってきてSSDケースをデスクに置く時。金属製のケースだと気を使ってそっと置いたとしても「ゴトン!」という感じ、ありませんか?
こいつの場合はシリコンがいい仕事をしているので、手帳やノートを置く感じでテキトーにサッと置いても「ことん」という音です。ちょっとの差ですが、少しだけストレスが減ります。基本HDDじゃないので振動に気を使う心配はありませんが、がさつな自分でも安心・気軽に扱えるところが良し!
唯一、ちょっと気になる所があるとすれば
シリコンなので、細かいホコリが付きます。シリコン製のiPhoneケースを使っていた時を思い出します。こればっかりはシリコン製品全般の問題なので、しゃーないか。ホコリまみれにならないようにデスク周りをキレイにしときます・・・。
全体的にデザインや見た目の質感も◎、データ転送も問題なく外付けケースとしても良好。
データの安全と、心の健康のために(笑)SSD用の頑丈な外付けケース、なかなかいい感じでしたよー!もしも持ち運ぶ機会があるなら・・・どうせなら、頑丈なケースをオススメしておきます!
↓頑丈・タフネス系のケースは数少ないです。中でもUSB3.1 Gen2対応になると、これにたどり着きます。
↓SSDの2TBも安くなったで――!半端な容量買ってドライブが増えて・・めんどい。のが嫌で思い切っての2TB。
↓USB3.1 Gen1でよければこっち。同じメーカーです。ブラックの外装。個人的にはシルバーのアルミの方が見た目が好みだったので良かったー。