竜爪山の登山口でも少しマイナーな則沢登山口。そこしか知らなかったのですが・・実はそのさらに奥にも登山口があることが判明!
かなり広い駐車場もあり、最短で文珠岳に登れる登山口になるのかなと思います。
今回、トイレ付き駐車場からほど近い「則沢登山口」から竜爪山・文珠岳に登ってきましたが、その時に初めて奥にも登山口があると知りました。
↓則沢登山口といえば、こっちがすぐに見つかりメジャーだと思います。
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竜爪山のマイナー登山口?!ちょい危険?「則沢登山口〜道白平ハイキングコース」フォトレビュー。
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なので竜爪山の則沢ルートの主な登山口としては・・・
- 則沢登山口[手前側](トイレ付き駐車場)
- 則沢登山口[奥側](林道の一番終点地点にある。道白山口という表記もあった)
という2つの登山口があるみたいです。
そうなんか〜!じゃあ行ったことのない、2番目「則沢登山口[奥側](林道の一番終点:道白山口という表記)」の登山口を確認しに行ってみよっと
道白平ハイキングコースとも呼ばれている竜爪山-則沢ルート。最短で登るなら、林道のずっと奥に駐車場がありました
下の写真は道白平ハイキングコースとありますが、竜爪山の登山道の概要です。
↑道白山ハイキングコースというのが、則沢登山口から登る「則沢ルート」です。
上記の看板のある現在地というのが、
↑この駐車場になります。トイレ付きなのがありがたいです。
もちろんここに駐車して、一番手前の則沢登山口から登っても良いのですが・・・
もっと奥まで車で行ける!最短距離で文珠岳へ登れる登山口があるそうです
先程の駐車場よりも、もっと奥の林道の終点まで車で行くことができます。
手前の登山口から入るのに比べると、だいぶ距離が縮まります。
一番奥の登山口は「道白山口」というそうです。
その「道白山登山口」の位置は・・・ざっくりの図ですが、こんな感じです↓
↑一番手前の駐車場に停めるのと比べると、文珠岳までかなり近づくことができます。
地図上の位置だけで見ると、大げさですが約60%ぐらい距離を短縮できます。
もし単純に文珠岳山頂へ登りたいだけだとしたら、、時間も体力もかなり節約できます。
より早く&カンタンに竜爪山に登ることができる登山口になります。
竜爪山-文珠岳の最短登山口?「道白山登山口」駐車場へせっかくなので行ってみる
この一番奥の登山口入り口まで、、早速行ってみたいと思います。
今朝の文珠岳は普通に「則沢登山口」から登ってきました。
下の写真の左側のスペースが「則沢登山口」です。
が、せっかくなので「最短距離で登れる林道奥の登山口&駐車場」も見に行ってみることにしました♪
↑上に見える則沢口の登山口をそのまま通り過ぎ、道路沿いにさらに登っていきます。
数分進むと、だんだんと道が荒れてきます。
↑林道なので自己責任で運転は慎重に。落ち葉などの堆積物がかなり吹き溜まっている所も。
↑ワイルドさを楽しむ林道。
お約束の落石も結構多め。
↑それでも舗装路されており、走行に支障がある箇所はありませんでした。かなりキレイな林道です。
自分は一般的な軽自動車・二駆ですが、全く問題なく走れました。
↑暖冬もあり、2019年1月初旬の本日はまったく凍結の気配もなく、安心して走れました。
そして見えてきたのが・・・
ここが「道白山登山口」思ったよりもめっちゃ広い!!
道路の終点、着きましたーー!
ここが「道白山口(どうはくさんぐち)」と呼ばれる竜爪山の登山口のひとつだそうです。
車だと10分もかかりません。歩いたら・・・軽く40分ぐらいは掛かりそうです。
↑予想以上の広さ。山の奥なので、もっと狭っ苦しい小さな場所かと思ってました!
うーん、10台ぐらいいけそう?
↑ちゃんと看板も出ています。登山ポストもあり。
手前の看板には下と同じく「則沢口登山口」とありますが、奥側の茶色い看板には「道白山口」とあります。
この登山口から登山道に入ると・・・
↑こんな木の橋を渡って、則沢ルートに合流できます。合流ポイントまでも数十メートルなので、かなり無駄なく山頂へ向かうことができます。
↑則沢ルートの合流地点から見た駐車場。目と鼻の先です。
↑この看板が出ている付近に合流できます。この看板のPというのが、道白山口駐車場ですね〜
結果・・・
すごい距離を短縮して文珠岳に登れることが判明!
どうだろ・・・時間にして30〜50分ぐらいは短縮したコースになると思います。
とはいえ、いずれにしても山頂に近づくための急坂ポイントは避けられません。(^_^;)
最後は汗をかいて気持ちよく山頂を迎えられるハズ。
かなり時間と距離を短縮できるけど⁉それで良いのか説。
とはいえ山登りは山を登るが目的です(笑)
短縮がいいかどうかは個人によると思います。
個人的には折角来たのだから下からじっくり登りたいなーと思います。則沢ルートのハイライト「ウラジロガシの大木」も見れませんよ・・・
ただ初心者で足がどうしても持たないとか、時間がなくて弾丸トレックをしたいとか、そんなニーズの時には使えるんじゃないかと思います。
思いついたのがここに車を駐車した後、あえて平山コースから登る作戦。
スタートからぐるーーっと、もと来た道を戻って山を下ります。そして定番の平山コースから、いつもどおり登ります。そして薬師岳・文殊岳で楽しんだ後は、文殊岳からここまで・・・下山をサクッと済ますことができます。
文珠岳からここの駐車場まで降りるだけなので、早ければ30分も掛からず戻ってこれます♪
先につらい思いをして、、あとで楽するパターンですね(笑)
ルートを周回できて、かつ駐車場が山頂付近に確保できるという珍しい条件が重なって可能になる裏技です。
下りはどうしても楽しくないので、、どうせなら「ほぼ下山なし」というこのパターンで降りられたら最高かも。なんて思いました。
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おまけ。林道沿いにある「道白堂」へお参り
「道白山口」駐車場は林道の終点にあります。
駐車場へ向かって林道を進んでいくと右手にこんなお堂が見えてきます。
↑小さいながらもちゃんとした建物のお堂。「道白堂(どうはくどう)」です。
「上から読んでも山本・・下から読んでも・・・」ってつい心でつぶやいてしまうw
昔、ここで修業していた道白禅師という方を讃えて作られたお堂だそうです。
↑どこにだって歴史あり。昭和6年に建てられ、再建されたそうです。なるほど〜
↑天然記念物の「大銀杏」があったというが・・・。
「道白平のイチョウ」があったそうですが見当たらない?
↑たぶん、この大きな切り株が大イチョウだったんですね。。残念!見たかった〜
↑登山の帰りに、無事を感謝してお参りしてきました。
↑扉には、、中を覗けるように穴が!?壊れているだけ??
覗いてみると小奇麗に手入れされている内側がみえました。何が見えたかは秘密です(笑)
↑お寺にあるこのドラのような鐘は「鰐口(わにぐち)」というそうです。口がワニっぽいんだろうけど、丸いからカエル口でも良かったんじゃ・・とか思うw。用語が生まれた時期は知らないけど、当時の人はワニを見たことがあったのかな?
↑説明によると「座禅石」と「牛見石」という石があるそうです。これが座禅石?上が平らなので座れそう。
↑こっちが「牛見石」?斜めになってるのでダラダラと寝そべりながら牛を見れる?!偉いお坊さんはそんなことしないか。。
ということで今まで知らなかった、則沢登山口の一番奥の駐車場・登山口を見てきましたー
「どうしても時間がない!」って時は、ショートカットコースとして「道白山登山口」を使ってみるのも良いかも知れません。
そして霊山としても知られる竜爪山。帰りには忘れずに道白堂へお参りをして〜♪
↓定番な則沢登山口からのルートはこちら。是非一度見てほしいフォトスポット、ウラジロガシの大木は必見!
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↓どちらのルートでも寄れますよ♪・・・帰りは静岡市の硫黄泉の秘湯「平山温泉」へ♪
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