登山での料理、山メシは山登りの楽しみのひとつです。疲れ切った身体を温めてくれる美味しい山飯、頂上で楽しむランチは至福の時間です。
でも、少し面倒なのが料理の後片付け。
食べた後の食器やコッヘルなど、登山中では普段のように水で洗ったりすることはできません。
調理後のコッヘルや鍋、シェラカップなどの汚れをどんな風に処理していますか??
一部の調理方法に限定となりますが、登山での調理&後片付けを少しでもカンタンにする方法をご紹介。
登山飯、調理の後の片付けを楽ちんに。使用済みコッヘルの掃除の仕方
登山メシとして、一番手軽。そして、もっともウマいと言っても過言ではないカップラーメン。
お湯を沸かすだけなので、コッヘルも汚れません。
お湯を沸かした後は少し乾かしてすぐにしまうことができます。
これが一番ラクなパターンですね。
そして、山でのご飯で二番目に多いんじゃないか・・と思うのが、
ウインナーやベーコンなどを炒めるだけの、炒め系。
気温が低い山頂では、暖かいものを食べられる幸せは半端ないです。
特に汗をかきエネルギーを使った後で、山で食べる肉系の食べ物は間違いなく美味しいハズです。
シンプルに炒めて温めるだけで食べられるウインナーやベーコンは人気の山飯レシピとなっています。
コッヘルで炒めるだけ、というカンタンさも定番の理由かもしれません。
そんな登山飯の「炒め系レシピ」をよりカンタンに、後片付け・掃除を楽ちんに済ませられるアイテムはこちら。
登山飯、山の料理にはクッキングシート!
登山のランチ、山飯に欠かせないのがこちら、スーパーやドラッグストアでも普通に売られている「クッキングシート」です。
↑こちらの商品は、KUREHA(クレハ)が出しているクッキングシート、「フライパン用ホイルシート(ワイド)」です。
自分は一人暮らしでなんとか辛うじて自炊をしていますが、こんな商品には縁がなく・・初めて知りました。
一般にクッキングシートと呼ばれるこの商品は、事前にフライパン等に敷くことで具材が焦げない、フライパンが汚れにくい、そんな効果があるそうです。
フライパンで直接に炒めるのではなくこのシートを間にはさむことで、具材も焦げにくく、フライパンなどの調理器具も汚れにくくなる、そんな商品らしいです。
最初は、へぇ〜そんなアイテムもあるんだ・・・という程度でした。
存在を知った後も、、特に自宅で使うことはありませんでしたが、実は登山での山飯にもぴったりだったんです!
自分的に山メシの革命!!コッヘルを汚さない、汚れない、この驚きの性能!
山の山頂で頂くランチはいつだって最高です。
その中でも一番簡単な「炒めるだけ」メニューは自分の中では定番の山メシでした。
特にソロ登山では、ソロ飯ならではの縛りがあります。
たくさん作っても食べれないですし、材料を事前に少量ずつ小分けにするのも面倒。コンビニなどで買った材料でサッと作って楽に撤収できるという点で「炒めるだけのウインナー」はまさに定番の山ランチでした。
でも、例えそんなシンプルな調理でも、どうしてもコッヘルの掃除・後片付けが発生します。
その面倒な後片付けが、「ほぼゼロ」になるという魔法がコレ。
アルミホイルと同じ質感の、ペラッペラで頼りない一枚のクッキングシート。
アルミホイルのような感触ですが、もう少しコシがあり、いかにも焦げ付きにくい感じのツルツルとした表面が特徴です。
このクッキングシートをコッヘルの中に敷くだけで・・・
↑大好きなウインナー炒め。クッキングシートを引いて、その上にウインナーを転がす。
↑クッキングシート越しでも、しっかりと火が通ります。あっという間にウインナーの表面に焦げ目が出現。たまらない香りが漂います。
↑ウインナーを熱々で頂いた後。ハラリとクッキングシートを取るだけで・・・
全然汚れていないコッヘルが出現!!
シートが破れたりしない限り、油が染みたり汚れたりは一切ありません。
後片付けと言ったら、コッヘルが冷めたら、ただしまうだけ・・・・
うあーーーー楽ちんだ!!!
しかもクッキングシートは結構頑丈なので、少し気を使って調理すれば破れたりすることは滅多にありません。
そして本来の目的どおり料理の素材が焦げ付きにくい、という特徴があります。
表面にシリコンっぽいコーティングがされているおかげで、焦げ付きやすいアルミのコッヘルでもお気軽調理。
コッヘルでの炒め料理にこのクッキングシートを使えば、コッヘルが一切汚れないんです!
極薄なクッキングシート。使う分だけ持っていけば、ほぼゼログラム。
こんな便利なクッキングシートですが、限りなく軽いのも嬉しいポイントです。
アルミホイル感覚なので、必要量だけもっていけば、ほぼゼログラム。
コッヘルのサイズに合わせてちょうど良いサイズに切って持っていくことができます。
重量もほぼゼロですが、かさばり具合も限りなくゼロ。
↑一回分ごとに持っていっても、重量はわずか1グラム。体力と重量に気を使う登山でも、まったくと言っていいほど気を使わずに持っていけます。
おまけに片付けも楽ちんとなれば、もう使わない理由はありません・・・。
できるだけ無駄な労力を避けたい、山での行動。山でのランチを最大限に楽しみつつ、速攻で片付けられる手軽さ。。
美味しく頂いて、サッと撤収できる楽チンさは一度味わうと、二度と戻れません・・・。
個人的に大好きなセブンイレブンで買える150円ぐらいのウインナーはもちろん、ベーコン、普通の牛肉・豚肉も調理できます。油が多く出がちなカルビ系の肉でも汚れとか気にせず焼き肉ができます。
ラーメンや煮込み系の深いコッフェルを使うシーンではNGですが、炒める系の料理ならほぼノーストレスで手軽に調理できちゃいます。
まさかの手軽なクッキングシート、絶対に登山に持っていって損ナシだと思います。
仮に特に料理をしない場合でも、冷えたおにぎりなどを温めることができます。クッキングシートならコンビニで買ったオニギリもくっつかずに温めることができます。
特に使う予定がなくても、思わぬシーンのために調理セットの中に忍ばせておけばいつか役に立つこと間違いなし。
いつも持って歩いても1グラム。
騙されたと思って、家にあるクッキングシートをちょこっと畳んで持っていくと、マジで楽チンですよ!!