超強力な鼻うがいで、鼻の奥の鼻水・膿を全部出し切りたい…。プレッツ置換法に使われる専用器具で!
ううっ・・。鼻の横が痛い。ほっぺの小鼻に近いあたり、奥のほうに違和感とズーンと重い感じ。そう、俗に言う蓄膿症・・・副鼻腔炎(ふくびこうえん)です。。。
ヒドイ時はプルプルと頭を左右に振ると、奥の方でコポコポ液体が入ってるのがわかります。鼻だけではなく全身がだるく風邪のような症状まで出てしまう、本人しか分からない真剣な辛さがあります。
そんな辛さの元凶である鼻の奥の膿を出すために、プレッツ置換法という「鼻うがい?」にも使われる医療用の器具「ポリチェル球」を使った鼻うがいのレポートをまとめてみました。
鼻が痛い・・・顔の奥に、なんか溜まってるぽよ。。。
手術をされた体験談などを見ると、自分はかろうじてマシな方です。ヒドイ体験談をみると・・・本当に同情してしまいます。
普段はほぼ透明に近く量もかなり少ないのですが、喉の奥に絡むような感じの鼻水がでます。で、ランダムで左右の鼻が詰まります。不思議なもんで、ひどくなる前には右側の方だけ先に悪化します。
自分の場合は鼻水の量は少ないわりに、その他の不快な症状が多いです。頬の奥、鼻の左右に鈍痛と違和感、頭痛、目の奥も痛くなって、首筋と肩のコリ、全身風邪をひいたようにダルくて、明らかに何か消耗してる感があります。
また体調を崩した時は、ここぞとばかりに鼻がひどくなり、ほんとうに黄色い・茶色い膿のような鼻水がでます。最初の頃は風邪かと思って内科に行くと、それたぶん急性の副鼻腔炎だよと言われ耳鼻科にいった逆パターンも。
副鼻腔炎についてイロイロ調べてみましたが、完全に治すには長い時間と、気長な治療、、もしくは思い切って手術しかないとのこと。
医者に定期的に通うほど会社も休めないし、、市販の漢方薬(チクナイン)などを飲んでやり過ごしているこの頃。
でも漢方なのでやっぱりすぐには効かないですよね〜。気持ち良くなっているのかな・・とひどい時はプラシーボかも?と思いつつも、それで良くなるなら!と飲む程度。
そんな、手の打ちようのない副鼻腔炎・蓄膿症ですが、唯一じぶんでも手軽にできる対策方法が。
「鼻うがい」で毎日がちょっぴり楽になってきた
そう、「鼻うがい」です。少しでも積極的に治したいと思って、鼻うがいは定期的にずっと続けています。
一番最初はドラッグストアでも買える定番の鼻うがい、ハナノアを使っていましたが、毎日使うものなので、イロイロと試行錯誤しましたがこちらの「サーレ」を使っています。
決まった量の水に溶かすだけで、完璧な鼻うがい液が完成します。コスパもいいし、塩水を調整する手間もなし、専用なので痛くないし安心です。もちろん単体でも使えますが、目盛りと温度計がついたハナクリーンと一緒に。
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毎日シャワーを浴びるついでに鼻うがい。きちんと鼻水が出てきたり、冬などの乾燥した時期には鼻詰まりがすっきりと治ったり、楽になるのが体感できるのでモノグサな自分もなんとか続いています。
そんな中で、鼻うがいは「鼻うがい」でしょ。。と特に考えずに一般的な紹介どおりに、ノドから出したり反対の鼻から出すだけをやっていました。それはそれで、日々のメンテナンスとして悪化を止める役割として役立ちました。
が、悪化してしまった後で、どうしても膿を少しでも出したい時・・・こんな「鼻うがい」の方法もあるんだ!と気付きました。
「プレッツ置換法」という耳鼻科で行う膿を出し、鼻をキレイにする鼻洗浄。
今まで知らなかった、なんと病院でも使われるような「鼻うがいの方法」があることを知りました。
プレッツ置換法とは!
空気圧を利用し、鼻の奥の副鼻腔にまで「鼻うがい液」を流し込んで、奥の方からスッキリと洗浄する鼻うがいの方法があるそうです。
ざっくりですが、
逆立ちに近い状態に頭をそらして、薬液を入れる。
↓
片方の鼻の穴を塞いで、喉の奥も塞いで、薬液をいれた鼻の穴の空気を吸引して陰圧を掛ける。
↓
そうすると、副鼻腔の奥の方から空気が吸い出されて、真空っぽくなる。
↓
吸引をやめて開放してもとに戻るとき、薬液が副鼻腔の入り口に溜まってるので、空気の代わりにググッと薬液が吸い込まれる。
↓
薬液とまざった色んな良くないものが、ズルッと出てくる!
↓
ふう〜〜〜。スッキリ!!幸せ・・・
なるほどーーー!!
できるコトなら、膿やら鼻水がたまる空洞の一番奥に水道の蛇口を繋いで、勢い良く鼻から全部出してしまいたい・・・と何度思ったことか~
方法などを分かりやすく書いてくれているお医者さんのサイトもあり、仕組みや理屈もなんとなく物理的に分かる気がして、ナルホド~と納得。
その器具を買ってみた。「ポリチェル球」って言うらしい。
鼻の空気を抜いて陰圧をかけるための器具、ただのゴム球。実際にお医者さんも使う器具らしい。別に難しいモノじゃなくて、灯油のシュポシュポってやるポンプみたいな役目。
↓医療器具販売の会社でも売っていたけど、なんとアマゾンでも。なんでもあんなーーアマゾン・・・。
しかもプライムだった!
クサッ。開けると強烈なゴムの匂い・・・。これ鼻に突っ込むの大丈夫かなぁと不安に。ゴロンと箱に直に入ってた。地球に優しいですな。
ポリチェル球。何度みても、なんか覚えられない苦手な語感だ・・・。あ、コレって。カメラの掃除に使うアレに似てますね。
●直径×高さ(mm):φ79×105
●材質:天然ゴム(ラテックス)
●容量:160ml
写真で伝わりますでしょうか・・・サイズがいくつかあって、#8と#6が主流でしたが、大きい方の#8をチョイス。大きいほど、、きっと強力!と単純に思ったけど
思った以上にでかっ!!
普段見たこと無いアイテム感。ビビットな色彩でひときわ存在感あり。これ全体、金色でピカピカしてたら神棚に飾りたくなるような・・・。
なんか手を合わせて拝みたくなってくるような、おごそか感&神さま感あるフォルムですw
超強力な鼻うがいを!「プレッツ置換法」風を自力でやってみた!
注意
あくまで個人で試行錯誤して試してみただけです。情報のひとつとして、参考までにどうぞ~。お決まりですが試してみるときは自己責任でお願いします(笑)
手で押すと、以外に硬い。がっしりとした押しごたえ。シュポシュポと音を立てて空気が出入りするのがわかります。押しごたえある分、きっと強力に吸引してくれるはず。
先っぽの細い所は写真のように取り外しができます。メンテナンスとして内側を洗ったり、つけ置き消毒などしやすくなっています。使う前にしっかりと嵌めなおして、いざ!
で、実際にやってみました。
プレッツ置換法で紹介されているような仰向けで頭をそらして・・は色んな意味でキツイいので、鼻うがいの液がこぼれてもいいようにお風呂場でチャレンジ。
ちなみに紹介されている仰向け&頭を反らした体勢だと、鼻うがいの液が鼻から出ちゃったら目とおでこに全部流れてくる気がする・・・。
普通の鼻うがいでも、やってみれば分かるけど鼻からダァーーッと残りの液が出ちゃうし、タイヘンなんだよね。写真がなくてわかりにくいのですが、上半身と頭をできるだけ後ろにそらして使ってみました。
紹介されていた「仰向け」ではなく、「立った状態で後ろに反って」
ラジオ体操でやるような、腰に手を当てて後ろの景色がみえるぐらいのそり具合で。これならほんの少しだけ鼻の奥が下向きになる・・・ハズ!
鼻うがい液を少しだけ鼻の穴にいれて、ノドの方に飲み込まないように、、後ろに反る!!
ゴフッ、ンゴゴ。。。ってアレwww
後ろに反ると、鼻からノドの方に普通に流れてきちゃう・・・。そうだ、耳鼻科のページでも喉に流れないように声を出しながらやると書いてあったっけ。
片手だけで忙しい手元。そして肺活量も必要
よし、もう一度!
「アアヴーーーーーッ」
片方の手で反対側の使わない鼻の穴を抑えて(ずっと最後まで)、もう一方の手でうがい液を鼻の穴に少し入れて、、、
アーーーって声を出しながら、手に持ったうがい液を一旦置きたい!けど、後ろに反ってるから手元見えません。
かと言って、モタモタしていると、
肺の中の息が終わって、声が出なくなり苦しくなります。そして、せっかく鼻に入れた液が全部喉の方に・・・。
肺活量と、手元の素早いオペレーションが求められる作業でした(笑)
ゴム球のシュポシュポは、以外に強力。未体験の吸われる快感!?
でも何度かやって、段々とコツがつかめてきました。
ゴム球をすぼめた状態で鼻にあてて、吸引すると結構強い。
「キュキュ、、ギューー!!」
と、何かと空気が吸われている音。
なんだこれ、この感覚。
鼻の穴の空気を外から吸われるという今までにないシチュエーション。
な、なんとなく気持ちイイ!!
数秒、吸引したらシュポシュポを鼻から離します。実感はあんまりないけど、キューンと奥の方で何かが元に戻るような感覚が。
吸って、離して、を何度か繰り返します。
ただ喉の奥から漏れてる空気や、鼻の中の液自体を吸っている分もまじっていると思われました。副鼻腔って実際の体積でいうと、どのくらいあるんだろう??
真空状態にできるわけじゃないし、ちょっとでも負圧を掛けて細かく数秒ごとに繰り返すといい感じです。
そして結果ですが、、、
鼻の奥、副鼻腔の方までちゃんとうがい液が入りました!!
医者ではないので正確には分かりませんが、鼻をかんで空っぽにした状態で、お辞儀しながら左右に頭を振ると、奥の方からツツーッと鼻水と鼻うがい液、そして膿っぽいものが出てきました。
これって、鼻から喉の通り道以外のところから出てきてるよな・・・。つまり副鼻腔まで鼻うがい出来たっぽいなぁ!って感じです。
意外と後から後から、10分後とか30分後にも出てくるので、副鼻腔ってほんとにあるんだなーwと改めて実感。
毎日の鼻うがいに組み合わせて
結果として、奥の方までうがい液が届いて奥の方までしっかりと洗浄できた気がします。成果物(出たもの・・)も確認でき、精神的にも超スッキリ!!
少し手間はかかりますが、それに見合うスッキリ感が確実に得られます。まさか世の中にこんなアイテムがあって、自分がこんな鼻うがいをするとは思いませんでした。
副鼻腔炎・蓄膿症で本当にツライ・・・・。何が何でも!!力技でもいいから~鼻うがいでスッキリ楽になりたい・・・という方、あまり知られていませんが「ポリチェル球」というアイテムが世の中にあるみたいです。個人差はあると思いますが、興味があれば試してみてもいいかもしれません。
余談ですが、副鼻腔まで届く鼻うがいをするので、できれば専用の鼻うがい液がいいと思います。鼻からノドだけなら自作の塩水でもまだいいかなと思います。本当に内側の副鼻腔まで入れるので、方法が悪ければ逆に悪化・細菌感染の心配もあります。
なによりも、現在すでに苦しい状態の鼻への刺激を減らし、鼻うがいの違和感・辛さを減らすためにも「鼻うがい専用洗浄液」を使っておくといろいろ安心です。
そして「自分で吸引する」タイプの鼻うがい
↓追記しました
なんだかんだで、最近はこちらの方法に落ち着きました。自分の呼吸で吸引する鼻うがいです。自己流ですが、辛い時には本当にたくさん悪いものが出てきます。
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上の方法プラス、鼻うがいのメインは「ハナクリーン」にお世話になっています。日々のお手入れも難しくないですし、心地よく鼻うがいできます。また、専用の鼻うがい液「サーレ」に合わせた目盛りがついており、ワンタッチで「正しい濃度」「心地よい温度」の鼻うがい液が完成します。
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副鼻腔炎に悩んで鼻うがいをするようになり「ハナクリーン」を使うようになりました。鼻洗浄器として有名なハナクリーンには3つのモデル・グレードがあります。どれも同じ ...
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と、最後に追記してしまいましたが、体質や鼻の形状などでこちらのポリチェル球での鼻うがいが合うって人もいるかもしれません。こればっかりは個々に違うと思うので、いろんなパターンをトライですね!上の「自分で吸引する」鼻うがいと合わせて、強制的に「プシュッ!」とできるコイツも試してみてはいかがでしょう〜
↓花粉症で一気に有名になったハナノア。でも私たち重症気味な人が毎日使うにはちょっと高いです。下のハナクリーン&サーレの方が気軽に使えます。
↓鼻うがい専用洗浄液です。50回分でこのお値段。安心して続けられますね〜それにやっぱり自作の塩水よりも不快感や違和感が少なくて、しかも楽です!
↓どうしても辛い時はプラシーボ?かもと思いつつも飲んでいます。本当はずっと飲み続けるのがいいんだって・・・
↓鼻うがいについて。もしかしたらその症状・・・湿疹や花粉症も?
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