井川ダムの廃線ウォーキングコースを歩いてきました。
井川ダムは静岡県でも大きく有名なダムの一つで、南アルプスをバックに自然豊かな環境に恵まれたエリアです。
その湖畔にある遊歩道なんですが、なんと「線路の上を歩ける!」という珍しいハイキングコースなんです。
数十年も前にダム建設に用いられた当時の線路が廃線となり、現在では遊歩道として開放された数少ない希少なハイキングコースです。
では早速!
もくじ
日本でも数少ない希少なハイキングコース?!線路跡=廃線を歩ける自然探索コース「井川湖畔遊歩道」
井川湖畔遊歩道は、その名の通り井川ダムを眺めつつ湖畔を歩けるコースです。
これら井川ダム周辺は「南アルプス」の南端エリアに属しており、山々に囲まれた自然豊かな環境は静岡県の中でもひときわ特別な存在です。
井川ダムは「井川湖」とも呼ばれ、ダムとしての目的はもちろん、もはやすっかりと自然に溶け込んだその景観もなかなかです。
うっそうと緑が広がる山の谷間に、真っ青な水面がキラキラと輝く景色は感動します!
うーん。やっぱ南アルプスだもんなぁ〜
静岡県民でも、ここって本当に静岡県??と疑います(笑)
日本唯一のラック式鉄道。南アルプスを背負った峰々は、まさに日本のスイス。
そして、井川駅につながる大井川鉄道もこれまた希少!
井川に至るまでの険しい地形と急傾斜に対応するため、日本で唯一のラック式鉄道(アプト式)が採用されているそう。
このラック式鉄道が最も普及している国は、やはりあの・・・険しく、そして息を呑むほどに美しい山々の国「スイス」だそうです。
南アルプス・ラック式鉄道・豊かな水系・・・
という、まさに日本のスイス?!な要素満載の井川エリア。
ダムという人工物と、それにも負けない南アルプスの雄大な自然。その2つが揃うことで見ることができる、自然ではありえない特別な景観。
そんな自然と景観を楽しみながら、その歴史の名残でもある線路跡をウォーキングすることができます。
線路跡では当時のレールや枕木がそのまま残っており、トンネルの中も歩くことができます。昼間でもひっそりと暗いトンネルはちょっとドキドキ&ワクワクです。
自然豊かな景観も堪能しつつ、まさに「歴史を歩く」ことができます!
人と自然、そしてダム。苦渋の決断をした過去も。井川エリアの歴史を知ることができる、貴重なダム資料館
↑時代を感じるのが・・・歴史の証です(笑)最新の設備はないけれど、当時の面影をリアルに感じることができる資料館。
ゴールした後にそのまま寄れる「井川ダム資料館」。
中部電力が運営する井川ダム資料館では、当時の貴重な写真や映像・資料を見ることができます。
映像コーナーでは椅子に座って疲れた足を休ませつつ、なるほど〜〜と知的好奇心をくすぐられます。
さっき歩いてきた線路が、なぜ生まれたのか?どんな風にダム建設が進められ、今の景観ができたのか?など、素人でもなかなか興味をそそられます。
数えきれない人々の努力と技術が実って、現代の豊かな暮らし、洪水や氾濫のない安全があるんだな〜と再認識させられます。
展望台エリアもあり、最後には井川ダムを上から見下ろしつつ、旅の幕を下ろすことができます。
そんな、自然と人・昔と今を肌で感じて歩ける道。
前々から気にはなっていましたが、やっと訪れることができました♪
「井川湖畔遊歩道」実際にどんなコースなの?遊歩道としての概要
コース概要〜ざっくりどんなハイキングコースなの?
- 全長は5km
- 未舗装道路あり(砂利道・土・林の中など)
- 階段あり
ざっくりのイメージですが
井川ダムから出発し・・・
湖畔沿いに歩いてゆき、目玉となる廃線コースがすぐに現れます。
そして観光地?っぽいランドマークにもなっている井川大仏、井川ビジターセンターなどを経由し「渡船場」がゴールとなります。
この渡船場から無料の船が出ており出発地点となる井川ダムまで戻ってこれる、というコースです。
この「船」というのが、廃線と並んで楽しいポイントです♪
ただまっすぐダムまで戻ってくるだけなのですが、先程歩いてきた湖畔を遠目に眺めながら、ゆらりと小舟に揺られて旅を終えることができるなんて素敵です。
コース自体はもちろんアップダウンがあり、汗ばむシーンも結構ありますが、小学生以上なら歩けるレベルだと思います。
所要時間〜コースタイム
観光パンフレット等のオフィシャルな資料では、
およそ1時間50分程度と表記されています。
自分の場合には、12:30頃出発し、15:30頃戻ってきました。のんびり写真を撮りつつ、途中で昼ごはんも食べたりして、約3時間のハイキング。
普通に歩くなら2時間半ぐらい見ておけば大丈夫なのではと思います。
アクセス〜ハイキングの出発地点
出発地点は井川ダムです。
井川ダムの駐車場に車をとめ、そこから歩きだします。看板もちゃんと出ているのでわかりやすいです♪
井川ダムはナビで必ず出ると思うので、ナビ通りに行けばOK。
夢の吊り橋で有名な寸又峡よりも、もっと上です。千頭駅以降は狭い道も増え、すれ違い不可の場所も多くなります。安全運転で〜
「井川湖畔遊歩道」ハイキング、スタート!!
ブログアップが遅れてしまいましたが、2018年の秋頃に行ってきました。
井川ダムは何度か行ったことがありますが、もし行くなら、個人的には秋をおすすめします!
ベタな理由で「紅葉がキレイだから」というのもありますが、それとは別の理由が・・・それは後の写真で(笑)
↑静岡市方面から向かったため、山の中をひたすら進んで、ドーンと井川ダムに出る感じです。井川ダムまで25km。
窓を開けると緑の香り。少し肌寒いぐらいのカラリと乾いた空気を感じつつ、山道に揺られます。
東名・新東名から行く場合は、大井川に沿った道を遡るように走っていきます。
大井川沿いの道のほうが好きです(笑)川沿いの道は断然景色もよく、気持ちよくドライブできますよ♪
↑井川ダムに到着!!相変わらずデカイ〜〜!
↑ダムの水が濁ってしまっているのが残念。天候がよければ、ターコイズのように青い湖面が見られます。
↑駐車場からすぐ、ダムを眺めつつ歩いているとこんな景色が見えてきます。
ベンチのある辺りに階段があり、下が船着き場になっています。帰りはここに到着します。
↑キンモクセイの香りがものすごい華やかな感じでビックリ。こんなに香ったけ??空気が美味しいから!?
↑トイレがあります。ここで身支度をすませ、ハイキング出発です!
↑ダムを横目に進みます。コース的にはちょうど正面の森の中を歩く感じです。
↑看板が出ています「遊歩道」
↑割とポップな「遊歩道」w
↑遠くに、湖面に帯をつくりながら渡船が。帰りはアレに乗れるんだよね〜すでにワクワクします
これが廃線ウォーク〜線路が現れる!スタートして、すぐにハイライトが(笑)
スタートしてから、わりとすぐにハイライトの廃線部分に突入します(笑)
この井川湖畔遊歩道はどちらかというと「前半」に見せ場があるコースなので、ここで存分にはしゃいじゃってOKです♪
テンションの60%ぐらい、ここで使っちゃいました・・・。
でも、それでいいんです。
実際に歩いてみての感じですが、後半も悪くないけど・・・やっぱ地味かな(´;ω;`)
後半はダムの湖畔を離れ、森の中を歩く感じになります。湖畔沿いの明るい道、ダムの青い湖面と緑のコントラストを楽しめるのはこのゾーンです。
一番写真映えするのも、もちろんこのエリア。
もう、飛んだり跳ねたり、写真を撮ったりと存分に楽しみました(笑)
↑さっきまで歩いていた平凡な道に突然線路が現れるのは、やっぱり不思議な感じです。
↑木々の間から。ダムの水がもっと青かったらラッキーだったのになぁ。雨が降ると濁ってしまうので、数日前の天気次第です。
↑線路脇にベンチが。もちろん湖面側には眺望が。もし誰も居なかったら、ここでランチをしても最高に気持ち良さそう!
今回はペース配分がわからず、とりあえず進みました。結局コース後半の「大仏」の前で食べました(笑)
↑覆いかぶさるように生い茂る木々。木漏れ日を縫って、線路の上を歩く。なんか・・・白昼夢みたい。
↑トンネルが現れます。
廃線ウォークではここが一番のハイライトな気がします。湖畔、線路、そしてトンネル!
フォトジェニック!!
ちなみにこの遊歩道は平成25年10月28日にオープンしたそうです。遊歩道として開放されたのは比較的最近なんですね!
そして別名「廃線小路」という愛称もあるそう。
メモ
これは関係するか分かりませんが、Wikipediaによると、
- 世界で最も普及している軌間(レールの幅)は1435mm
- 元々762mm軌間で建設されたそう(レールの幅が狭い=小さい線路)
- より大きな貨車を直通させるために1067mmに改軌された(レールの幅を広くした)
という経緯があるそうです。
トンネルなども小さい線路・小さい車両サイズで整備されたため、全体的に小ぶりな鉄道とも言えます。
この地域の山の険しさを物語っているのか、『小路』にはそういう意味合いも含まれているのかもしれませんね。。
↑木々を揺らしながら、心地よい風がサァー―ッと吹き抜けていきます。気持ちいいなぁ
↑トンネルの中はやっぱり暗い。空気もちょっと湿っていて、ひんやりと肌にまとわりつく。
歩く足音、つま先に当たってちょっと転がった石の音が反響して遠くに消える。
トンネルってなんかすごくワクワクするけど、入ってみるとなんとなく足早に、早く出たい気持ちにもなる不思議な場所。
↑あーーやっぱお日様はイイねぇ。。ポカポカと柔らかな日差しに癒やされる。風もなく、穏やかな日に恵まれました。
↑そして第1「キノコ」発見!!
そう・・・ぜひ秋に来てほしいのはキノコがあるから(笑)
すでにたくさん見逃していたと思うけど、ここから嫁さんとキノコ探しに火がつく。
「あっ あそこにも!」と発見する楽しさ!色とカタチに自然の遊び心を感じます。
キノコマニアじゃないけど〜キノコって楽しいべ〜♪
↑レールのすぐ脇にもキノコ。どんぐりとキノコ、秋ですねぇ
↑線路は続くよ〜どこまでも〜
↑キノコ〜も見つか〜る♪
↑あ〜ちこちに〜♪
↑しわしわキノコ
↑暇なので?一本の方のレールの上を歩く遊び、(レールから)落ちたら死ぬ!ってやつ。バランス感覚のなさ・・・。死んでばっかりでした。
↑石垣と木々に挟まれたレール。
↑途中にこんなベンチもあるので、一休みできます。いいハイキングコースだー!
↑一箇所から建設ラッシュキノコ
↑がっしりキノコ
↑キノコ・・・じゃなくてカエル!
水が豊富で、ところどころ小さな流れとなってまた木々の間に消えていきます。
↑梅干しの種キノコ
↑線路エリアもそろそろ終わり。
↑ここで線路が土の中に消え、廃線エリアが終わります。ちょうどここが駅だったのかなぁ?
名残惜しい・・もう少しボリュームがあっても良かったなー。
見せ場である廃線エリアが終わり・・・林道のような道で吊橋へ
↑山の方へ
↑看板がでています。砂利道を歩きます。
↑まだ虫が多くて、大きなバッタが草むらから飛び出てはばったばったしていました。
↑ウッドチップの堆肥??林道のような道を進みます。
↑ダムを見下ろせるポイントに。
↑ここからアスファルトを少し歩きます。
↑意外と高さがあって、真下を覗き込むと怖い。。。
↑舗装路から、山道へ。案内板がちゃんとでています。
↑階段をくだって、、、
↑2つ目のハイライト、吊橋!
ダムとか川とか山とか言ったら、やっぱこれだねぇ!
↑やっぱ吊橋はアガるねぇ〜
ワクワクな吊橋。「井川 夢の吊り橋」という名前。
寸又峡と同じ?どこも「夢の吊り橋」なんだね・・・
↑五名・・・さり気なく書いてあるけど少ない?!うっかり3人兄弟家族でワサワサ走っていったら定員オーバーです。
↑水面よりも、はっきりと見える地面のほうがなんとなく怖い。
↑ダムが奥の方まで続きます。
↑水の色は相変わらず、土色。まさにこれが黄土色って感じ
↑フレームはもちろん金属だけど、足場は木なのがドキワクな吊橋。
万が一、木の板が割れたりしたら?!でも、木の下にもワイヤーが走っているので安心です。
↑渡り終わった方にしっかりとした看板が。看板、なんとなく地味だけど堅実な「夢」な感じ。
↑途中の脇道から見える、こんな気になる場所。
↑昔の水路?隧道?作業道路?
奥から、ものすごい冷たい風が吹き出てきます。エアコン〜冷蔵庫並みに涼しい!!こんなに冷たいんだ!
想像以上に大きかった井川大仏へ。そして「試練の階段」が待ち受ける〜
↑ここから、井川大仏へ。10分と表記があります。
↑また舗装路に出て少し歩きます。
↑ここから再び遊歩道に
↑森林の間を歩くことができる、気持ちいい道です。
そして・・・
↑おちょこキノコ!!
↑イワミツバという花らしいです
もともとはユーラシア大陸の植物ですが、帰化して北米やイギリス・アイルランド等にも定着している薬草だそう。痛風などの生薬のため、薬草として重宝されてきた長い歴史があるそうだ。。こんなところにもいるなんて。
↑階段を登っていきます。
↑ここに来て、足にくる登りごたえ(笑)
↑ここにもトイレがあります。安心です。
↑階段エリアには杖が用意されています。
↑ハイビスカスキノコ。この辺りもキノコの密集地でした。
↑コロンとしたカタチが可愛い、名前はなんにしよう・・・リアル「なめこ探偵」キノコ。
↑エイリアンの卵キノコw
↑どーんと大胆な傘が特徴。結構大きい。蓄音機キノコ
↑ニョキ――!っと顔を出す黄色いやつ。食べられなそうだな・・・。ニョキノコ
↑赤い〜いかにも危険な色合いです。名付けてレッドキノコ。もう適当。。
本当はキノコ図鑑と見比べて正確な名前をしりたい。。また時間ができたら調べてみよう。
↑ものすごい黄色が鮮やかな、蛍光ペンキノコ
↑さっきのニョキノコの単体かなー?
↑うおーーー階段が続く。
↑ここを登ればゴール。ラストーー!
階段を登りきったら・・・
大仏がドーーン!!
こちらが井川大仏。想像よりも170%ぐらい大きい(笑)
これは大仏様だわぁ〜
↑なんか見下げられて、目が合っている気がしてくる・・。
絵画の中の人物と常に目があっているような気がする現象を「モナリザ効果」というそうです。まさにそれ。
↑ちゃんとお線香が用意されていました。
お賽銭とお参り、旅に来れたことを感謝して参拝。
↑こんなあずまやが、大仏の目の前にあり休憩することができます。一応、水道もあります。
↑ここでランチにしました。12:30スタートで遅めの昼ごはん。
歩くとやっぱりお腹が減ります。「腹減った・・」とぶつぶつ言いながら歩いてやっとの昼飯。コンビニのおにぎりが最高に美味しい!
↑ここは高台になっているので、風がよく吹きます。階段を登りきってちょっと汗ばんだ顔を、森の香りが吹き抜けます。心地よい午後です。
巨大な白い大仏と、小さいけど井川湖をチラ見できます。
最後のゴール、井川ビジターセンターへ。井川の町をゆっくりと散歩
↑そして帰り道へ。ここからは本格的に地味な道になります(笑)
裏山の林と、井川の町中を歩く感じの散歩道です。
↑薄暗い植林を歩く。やっぱり自然林がいいなぁ。
↑白いマシュマロのようなキノコ。
↑ツーンと伸びた、カラ傘キノコ。
↑カタチがおもしろい、ダンボキノコ。
↑午後になり日も傾いてきて、ちょっと薄暗い林を歩く。
↑そんなところにあるのは、やっぱりキノコ!
↑こんな道を・・・
↑夏の名残。
↑そして・・・舗装路にでます!
なんかのどか〜〜。戻ってきたーーという安心感。
↑お寺や
↑趣のある街角をwalking。これぞ小さな町ってかんじですね・・「民宿みゆき」の響きが気に入りました(笑)
↑古いけど、公衆トイレ。
後少し行けばビジターセンターなので、そこまで我慢すればキレイなトイレがありますよー
↑ハチとチョウチョ。夏の終わり、秋の始まり。彼らは忙しい・・・
↑井川湖をバックに、「じんきち」。
↑山の高台にあるのは、井川小学校。
↑コスモスの季節です。
↑この道も、地元の方の普段の生活道路。こんな彩りも豊かです。
↑表札に「旅館」と書いてある・・。クラシカルだ〜〜
↑バス停。現役です。サビのほうが鮮やかになってしまった看板に歴史を感じます。
井川ビジターセンター(南アルプス井川観光会館)に到着
↑そして到着!井川ビジターセンターです。
正確には「南アルプスユネスコエコパーク 井川ビジターセンター(南アルプス井川観光会館)」と書いてあります。
↑比較的新しい、しっかりとした建物です。
↑「南アルプスはすてきだねぇ」まるちゃん・・・のさくらももこ先生が
↑駐車場は広めです(笑)この日は車が1台。
↑正面玄関です。ここから入ってみます♪
ちなみに火曜日が定休日らしいです。ご注意を。
↑テラスに転がっていた石。魚の眼の位置が好き。ナイスセンス(笑)
↑施設の中は立派です。
↑南アルプスの自然についてパネルや模型・映像などを楽しめます。子供でもわかりやすい感じなので、気軽に楽しく学べちゃいます。
↑ちょっと一休みして、本や資料を読むことも。
この井川ビジターセンターには食堂もあります。スケジュールがあえば、早めに来てここでランチも可能です。
周りに店も少ないので観光で来たならちょうどいい昼ごはんスポット。次はここでランチしたいなぁ〜
最後のお楽しみ、ゆっくりと船に揺られて旅のフィナーレ。
↑井川案内図。ここから渡船場まで町中を歩きます。
地元の方の住まいでもあるので、ド派手に看板があるわけではありませんが、この地図を見ておけば迷うこと無くいけそうです。
↑奥の方に地味ですが看板があります。
↑民家や畑、納屋など普段の生活感を感じる風景。ここで暮らしたらどんな感じなんだろ〜なんて思いを馳せながら、のどかな生活道を歩きます。
↑クリ。秋ですぇ
たくさん道に落ちててふざけて蹴ってたら、ポーンと跳ねてふくらはぎに刺さったと嫁さんに怒られました・・・。すみません。
↑車一台ののんびりした道路。(そして車も通らないw)奥に郵便局が見えます。郵便局の看板だけは日本中どこに行っても共通で、変な感じです。
↑静岡市井川支所。
↑よこちのペットの看板が。自分もまだ小さかった昔、静岡県民の間では印象的なテレビCMで有名だったお店です。
↑昔は賑わっていたのでしょうか・・・
写真にはありませんが、この近くの店?家?の軒先で、おじさんちが物凄い巨大な舞茸を仕分けていました。両手サイズ!
↑とーーーっても地味な看板だけど、ここが渡船場。
この扉は渡船場の事務所?なので、ここには入りません。そのままダムの湖岸に降りていき、停泊している船に乗り込みます。
↑あっ、あの船だ!
↑こんな感じの乗り場です。もう乗っちゃってOKだそうです。
↑この船は地元の方も使うそう。大きなフェリーとは違ったコンパクトな感じ。ドキドキです。
↑そして出発♪
ゆーっくりと出発し、さっき歩いたばかりの井川の町がだんだんと遠のいていきます。
↑夕方を感じる暖かい陽が、水面に反射して眩しかったですー
↑そしてぼーっと景色を眺めているとあっという間にダムに到着。
↑そうこうしている間に曇ってきてしまい、ちょっと寂しい井川ダム。下船した場所からパチリ。
↑すぐ横に「井川水神社」があります。無事に歩かせてもらったことを感謝して、一礼〜
無事にハイキングも終えて。やっぱりここに来たら井川ダム資料館へ。
↑井川ダム資料館へ向かいます。ちょっと高台になっており、、、見晴らしが楽します。
↑ダムの落差を感じる、こんな角度から!
↑マチュピチュのような、、すごいコンクリートの階段。まじまじみると、すごい。。
↑こんなマニアックなカレー。一応、日本初をつけるのが(笑)
いつかは中空重力式ダムカレーを制してみたい!
↑ダムカードもGET!別に集めていないけど・・記念に貰っちゃいました。。
資料館の事務所に言って声を掛けるといただけます。
↑最上部には展望エリアが。
↑井川〜帰り道でのお店の紹介があり、ちら見しておくと楽しいかも。
おまけ〜井川ダムからの帰り道に「千頭駅」へ寄って、二度美味しく・・・と思ったけど
せっかく井川まで来ているので、千頭駅に寄って帰ろうと・・・でも時間はすでに17:00過ぎ。
あーーーー・・・って感じです。
↑時間は17:00過ぎ。もうどこも開いていない。。。
せっかくなのでもう少し早く来れば、井川でたっぷり遊んで、帰り道には千頭でお土産・軽食なんかを楽しむことができそうです。
千頭駅では大井川鉄道のSLの勇姿とともに、観光系の楽しい施設が沢山あります。
せっかくなのに失敗した〜
↑千頭駅。ここから「南アルプスあぷとライン」がスタート。例のラック式鉄道のスタート地点です。
↑店も開いていないので、駅だけチラ見。
↑駅の外からトーマスをチラ見。奥の緑の人はパーシー。手前の黒い人はHIRO。
そう、日本から来たD51という設定だそうです。顔がちょっとアジア人ぽい?
↑かろうじて開いていた(店じまいしていた)売店のおばちゃんおすすめの、川根ゆずジュース。
すごいゆず感で、たしかに美味しかった!
ということで、帰りはやっぱり温泉
旅の疲れを癒やしに、最後は温泉に。
やっぱりこれだね〜
接岨峡温泉会館という日帰り温泉へ。
大きくもありませんが、地元の方も愛用されているとのことで、雰囲気満点。
通称「若返りの湯」と呼ばれているそうで、 泉質は重炭酸ナトリウム泉。
胃腸疾患や神経痛に効能があるそうです。
接岨の湯 公式ページ 接岨峡温泉会館 静岡奥大井の日帰り温泉
↑ホームページもしっかりしていて、初めてでも安心です〜
まとめ
南アルプスの山々、豊かな自然を肌で感じられる楽しいハイキングでした!
やっぱり廃線の後を歩けるあのコースは貴重だったなーー
最後に船で帰ってこれるのも、子供も大喜び(大人も)ですね♪
日本でも有数の大自然、南アルプス。
日本唯一のラック式鉄道。
ダムと時代の歴史を感じつつ、廃線を歩けるハイキングコースと、地味ながらも中身の詰まった小旅行でした。
このエリアは川根温泉として、温泉も豊富です。温泉目当てに、ドライブがてら井川ダムまでくるだけでも楽しめるエリアです。
みなさんもキノコを探しつつ、井川の湖畔を歩いてみてください〜(笑)