アウトドアやキャンプ、登山の食事には欠かせないクッカー、アルミコッヘル。使えば使うほどに、汚れ具合も味わいになります。
コッヘルでの調理の際に、ガスバナーで加熱する場合には外側はほとんど汚れません。さすがガスですね!
今回は、直火・焚き火で使ったコッヘルの汚れがちゃんと取れるか実際に掃除してみたのでレポートしてみます。
新品同様??まではいかなくても、ベタベタに真っ黒だったコッヘルの汚れが、スッキリピカピカに!
ちゃんとキレイになるなら、焚き火の汚れを気にせずにもっとガンガン使うのも楽しいかも?
直火・焚き火で使ったコッヘルの真っ黒なスス汚れ。これって取れる?
キャンプの際の調理は、ガスでやるよー!という方が大多数かもしれません。
安定した火力で、調整も思い通りにでき、料理を作るには一番便利です。ガス以外に選択肢がないと言っても現状間違いではないと思います。
でも、、
焚き火だけで調理をしたくなっちゃうんです。自分たちでおこした焚き火・炭火だけで料理を完結する、一つの火を囲んで料理を作り、そして食す〜という楽しみ方が好きです。
ガスバーナーの味気なさも理由の一つです。
登山の際にはもっぱらガスバーナーを使う自分です。が、静かなキャンプ場のいい雰囲気の中では、ゴーーーッというガスバーナーの音は毎回は無くてもいいのかなーと思う時も。この音はこの音で、キャンプにきた〜と思えるいい音なんですが(笑)
パチパチと燃える火を囲んで、昔から変わらない野営スタイル。火力調整も難しいし、焦げるし、やりにくいけど、そんなこんなで料理をして、お湯を沸かして・・・
が楽しい今日この頃。
真っ黒なコッヘル
ということで、ついついコッヘルを直火の中に突っ込んでしまう自分。炭火ならまだしも、薪を燃やしている焚き火の中にコッヘルを入れると、、、
真っ黒になります。
薪のススと煙、ヤニなどでしょうか?べっとりとこびりついた黒い汚れは相当に頑固で、水洗いだけでは間違いなくとることができません。洗剤をつけてもカンタンには取れません。
キャンプサイトで他の人のギアを見かけたり、ネットの画像をみたりして、真っ黒に煤けたコッヘルやヤカン、鍋などを見たことのある方も多いのではないでしょうか?
そうした黒いスス汚れは全て「焚き火」が原因です。
特に松や杉などのヤニ成分の多い木を燃やしていると、特に黒くなります。(そうした木の方がよく燃えるのですが)
そんな真っ黒なコッヘルをキレイに洗ってみます!
ではそんな真っ黒なコッヘルをキレイにしてみたいと思います〜
特に斬新な方法や、裏技があるわけではありません。ですが普通の台所にある道具だけで、そこまで労力をかけずにあの真っ黒なコッヘルがそこそこキレイになります!
どうせまた使うキャンプ用品。どうせ汚れるアウトドアギアです。完璧にキレイにするつもりはありませんが、ベタつくような黒っぽいスス汚れはなくしたいと思います。
早速、コッヘル洗いスタート〜!
1.コッヘルを濡らす
ススの黒いヤニ汚れは油分を含んでいます。なのであまり効果はないかもしれませんが、お湯などに数分でも浸けておくと、汚れの取れ具合が良い気がします。
2.食器洗い洗剤でざっくり洗う
元々ついていた油分や、ヤニ汚れのうち、洗剤で取れる範囲の汚れをザックリと取り除きます。
ただしこの時に食器洗い用のスポンジを使うと、、、真っ黒にスポンジが汚れます!汚れてもいいならOKですが、、普段使いの食器用スポンジを使ってしまうと、あとから家族に怒られます(笑)
↑アウトドア専用の、汚れても良いスポンジをおすすめしますー
3.こういう頑固な汚れは、そう!「クレンザー」でゴシゴシと
普通の掃除方法で目新しい事はありませんが、頑固な汚れにはクレンザーですね。
この時のコツは、とにかくクレンザーはケチらずに多めに!です。
クレンザーは研磨成分でキレイにしてくれますので、見た目で十分に泡立っているように見えても、研磨剤の効果は少なくなってしまっていることがあります。
多め、多めで、ゴシゴシと。ちょっとザラッとした感じが無くなったな〜と思ったら、追加する感じで。クレンザーは高いものじゃないと思います。100円とかで買えるレベルだと思うので、ちょっと多いかな?ぐらいに使うと汚れがズバズバと取れる気がします。
スポンジも結構黒く汚れてきます。自分はナイロンのスポンジですが、金タワシやスチールウールを使うのもありです。もっとすばやく!ならスチールウールあたりを使うともっとすばやくカンタンに落とせます。
自分はちょうど切らしたままになっており、そのままスポンジで洗いましたが、それでも十分に綺麗になりますよ〜
ということで↓
4.すすいで、完了!きれいになりました!
焚き火で真っ黒になったコッヘルを台所でキレイにしてみたレポート[まとめ]
特にすごいハックもありませんが、真っ黒に煤けたクッカー・コッヘル・ヤカンも、クレンザーとスポンジでもここまでキレイになります。
少し黒い部分も残っていますが、取ろうと思ったら全然取れます(笑)見ないふりでお願いします。
先ほども触れましたが、スチールウールなどを使えばもっとガリガリな状態でもすばやく綺麗にできます。ただし、アルミ製のコッヘル・ヤカンの場合にはあんまり強い金属タワシや金属ブラシを使ってこすると、深い傷がついてしまいます。別にそれはそれで味になるのですが、結構に深めの傷が増えると、その凹凸自体に汚れがたまりやすくなってしまいます。
ともあれ、真っ黒なコッヘルもここまでキレイにできますので、焚き火でも恐れずに使ってみるのもいいのでは?
火をおこして、お湯を作る。飯を作る。昔ながらの変わらない営み。
晩御飯を済ませた後、焚き火だけのマッタリタイム。皆で囲む焚き火で、お湯を沸かしてまったりコーヒータイム、旧友と熱燗を温めたり、ちょっとした酒の肴を炒めたりも最高じゃあないでしょうか♪
あーーキャンプに行きたくなってきた・・(笑)
正直、加熱するだけなら、やっぱりガスが最強です。最強にラクです、便利です、汚れません。
でも、焚き火の中でうっかり傾いたり・こぼれそうになったりを、細々と突きながらしっとりと話し込んで、夜の時間を楽しむのも好きです〜
コッヘルの汚れをこまごまと気にせずに、直火での調理もレッツ!チャレンジ!
というのも、いかがでしょうか〜
以上、キャンプに行けない週末のコッヘル洗いのレポートでした。
↓外側ではなく内側の調理の汚れ。汚さないという手も。水が使えない登山の際やどうしても汚したくない!というキャンプでも使える手です。撤収直前の朝ごはんにも使えるかも。緊急用に知っておいて損はないかも。
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