コンパクトキャンプ

富士五湖付近の薪販売の売り場チェック。キャンプ前に安く薪を買うならココ…

2018年11月7日

富士五湖での薪販売

キャンプの醍醐味、それは焚き火・・。夜通しガンガンと薪を燃やしたいけど、薪って結構高くない?どうせなら、なるべく安く薪を購入したい、と富士五湖周りの薪の販売所を巡ってみました。

ほとんどのキャンプ場でも薪が販売されていると思います。まあ500円ぐらいでしょうか。。かなり良心的な値段のところや、使い放題!という太っ腹なキャンプ場も!

でもちょっと割高!?と思うケースもあったりします。(富士山山頂のジュースと一緒で・・仕方ないですね)

あとは値段以外の要素でも、いざ買ってみると薪の形状的に細めの木ばかり!というケースも。焚き付け時の最初はいいんですが、火持ちのコントロールができなかったり。。

 

やっぱりどうせなら・・できるだけ薪を安く買いたい!

ということで今回は富士宮エリアで手近に薪が買えるスポットに立ち寄ってみました。

 

エリア的にはふもとっぱらキャンプ場や本栖湖・西湖周辺のキャンプ場を利用する場合におすすめの薪売り場です。薪の購入だけでなく、観光がてら寄ってみるのも楽しいのがミソ!

美味しい牧場ソフトクリームに、動物と触れ合えたり、地元の産直品を格安でゲットしてキャンプ料理に彩りを添えたり。

もしも子供連れなら、キャンプ以上に盛り上がりそうな勢いです(笑)(子供はキャンプ自体よりもこういう方が分かりやすくて好きだよね・・・)

今回寄ってみたのは、どちらも地元では有名な牧場&観光スポットとして知られている2箇所です。

 

安く薪を買いたい!その1、富士ミルクランドで薪が買えました

まずは富士ミルクランドです。

大型バスも立ち寄っている姿をよく見かけます。規模こそ大きくないですがちょっとした観光スポットになっています。

富士ミルクランドの魅力はなんといっても、動物と無料で遊べること!!

園内にはヤギ・馬・ロバ・アヒル・ブタ・牛などが柵越しに見れるようになっています。

ちょっと手を伸ばせば撫でさせてくれる動物も〜♪

↑10分位ずっと撫でさせてくれたロバくん。人懐っこいようで、ここを掻いてほしいぜ〜と耳の後ろなんかを当ててきます。。色も優しいグレーで性格もおっとりしているようで、かわいい・・・。

また動物たちへあげるようの餌も販売されており、餌やり体験&ナデナデを楽しむことができます。

特にヤギやロバは進んで体を寄せてきて「撫でてくれ〜」と人に優しい子もおりました。子供だったら大喜びですね!

 

えっと・・動物の話になってしまいましたが、、ちゃんと薪も販売されていました(笑)

 

富士ミルクランドでは薪が二種類ありました

こんな感じで野菜の直販などがある場所に薪も売られていました。

売店へ入るメインの場所に、結構ちゃんとしたコーナーになっています。

「かたい木」の薪

↑写真にあるように「かたい木」は500円で販売されています。

「かたい木」は「火持ちが良い」とコメントされている通りちょっと重めで広葉樹の薪となっているようです。

「やわらかい木?」の薪

そしてもう一つは特に表記はありませんでしたが「かたい木」に対して「やわらかい木?」でしょうか。

通常の薪ということで価格は「250円」と半額です。

おおーー「やわらかい??」とはいえ安いじゃん!!

キャンプ場では安くても400円ぐらいのイメージだったので最安の薪に出会えました。やわらかいんだろうけど・・・。

でもあるキャンプ場で購入した薪は同じく針葉樹で500円ほど。そしてもっと細い薪が多かったイメージでした。それに比べたら安いし、太さも割って調整できるし自分の好みとしてはピッタリです。

 

↑左側が「かたい木」、右側が「やわらかい木」。樹皮の様子から広葉樹と針葉樹の違いになっています。

価格は500円と250円なので約半分&倍の価格。火持ちがいい薪と、半額の安い薪・・・迷います(笑)

今回はせっかくなので両方買ってみました〜

↑薪の本数は同じぐらい。7本ぐらいですね。

↑販売所にあった薪。本数はばらつきがあるものの、こんな感じ。

時期によっても違うとは思いますが、自分が今までキャンプ場で購入したものに比べると、ちょい太めな部類かなーと思います。

 

さらに、、ログキャンドルも!

なんかゆるい感じで値段シールがピロッと貼られて売られていましたが、ログキャンドルも販売されていました!

ゆるいと言えば・・あのアニメ「ゆるキャン」でも解説されていましたね〜

いざ買おうと思っても・・どこで買えばいいんだ・・・となりそうなログキャンドル。キャンプ場へ向かう途中で買えるのは嬉しいですね。

近所のホームセンターでも薪はギリギリ購入できます(ちょい高い)が、さすがにログキャンドルは売っていませんね・・。

あと、ミルクランドによったら必ずジェラートを食べるべし!

ミルクランドで薪を買って、動物と戯れたあとは、牧場ミルクを使った特製ジェラートを是非!

付近に30年以上住む友人いわく、ここのジェラートは地元でも有名なんだそうですよー。

ジェラートの他にも同じく牧場ミルクを使った牧場ソフトクリームもあるので迷ってしまうのですが・・・ソフトクリームは比較的よく見かけると思いませんか?ソフトクリームなら近辺の「道の駅」や後述する「まかいの牧場」なんかには必ずあります。

なのでどちらか一つだけと言ったら、、富士ミルクランドでは「ジェラート」を食べてみてください♪

ここのジェラートは思ったよりも甘さが控えめで、ふわりとした食感なのでランチあとでも以外とぺろりと行けちゃいます(笑)

ソフトとはまた違ったコクのある牛乳の味わいが好きです〜

 

安く薪を買いたい!その2、あの有名な「まかいの牧場」でも薪が買えます

2箇所目は「まかいの牧場」です。

かなり有名なので知らない人はいないんじゃないかと思います。

富士IC方面からふもとっぱらキャンプ場や富士五湖方面へ向かう際には必ず通る道にあるのがミソです。

アクセスは抜群ですし、なんといってもみんな大好き「まかいの牧場」。

ファミリーであれば「じゃあちょっとソフトクリームでも食べてくか!」とか、もし時間があれば「動物さん見てくか〜」と提案すれば奥さんも子どもたちも異議なしでしょう(笑)

ちなみに中に入って動物と触れ合うには入場料が必要ですが、売店エリアやお土産コーナーは気軽に立ち寄ることができます。

牧場ソフトクリームはもちろん、焼きそば・たこ焼き・インドナン?などの軽食やレストランも利用できるので、休憩がてらつい寄ってしまいます。

で、本命の薪コーナーですが、、

場所は変わるかもしれませんが、自分が行った際には正面入口から右側の奥の方にコーナーが設けられていました。

まかいの牧場の薪は「300円」

結構売れている?のか在庫が少なかったのが、自分が行ったときには残り7-8束でした。

文字が小さくて写真では読めないかもしれませんが、

「この薪は場内で作っておりますが、燃えにくい場合があります。火が大きくなってから入れてください」と案内があります。

へぇ〜なるほど。まかいの牧場の広大な敷地で伐採された木を使っているのかなぁ。

燃えにくい場合が・・というのが気になりますが、素人目に持った感じ・触った感じで最低限は乾燥されていそうでした。

こちらも針葉樹、杉の木のような樹皮ですね。

いずれにしても300円は安いですねぇ〜!

500円の薪を買ったと思えば、ざっくり2束も燃やすことができます。

薪の本数は10本前後が多いようで、少し細めの薪もありバランスよく入っているようです。焚き付け時には便利ですね。

そしてやっぱりログキャンドルが!

ここでもログキャンドルが売られていました〜

ミルクランドのものに比べて直径も大きさも十分大きく、どっしりとしたログキャンドル。結構火持ちするんじゃ・・・とやってみたい欲に駆られます(笑)。

富士五湖を中心にこのエリアはアウトドアのメッカとはいえ、今じゃ薪と並んでログキャンドルも標準装備な勢いなのかー。つい買いたくなってしまいますが今回はおとなしく薪だけを買って帰ります。

 

まかいの牧場では、定番の牧場ソフトクリームを!(笑)

ここへ寄ったからには、これを食べなきゃ〜とまた買い食い・・。

でもホントに美味しいのでぜひ。ここの牧場ソフトクリームはちょっと甘めで、若干野性味のあるミルク感がありました。牛も牛乳も生物なので季節やタイミングによっても違うと思いますが。

ちなみに富士インターから富士五湖へ向かう場合には必ず通る場所だと思います。

ここで地元の食材を買っていくのも楽しいです♪

たまに買いすぎて失敗、使いにくい食材を買ってしまい失敗してますが・・・まあご愛嬌。

朝霧高原のしぼりたて牛乳を使ったチーズをスモークやオツマミにしてみたり、朝霧特産のウインナーやハムやソーセージをBBQで。そのほかにも、地ビールやワインもあったりします。どうせなら地産地消じゃありませんが、地元の食材を愉しみながら富士山をサカナに一杯、ってのも好きです。

わが家は地元食材ということで「鹿肉ソーセージ」なるものを買ってみました!

鹿肉で食べにくいイメージも想定していましたが、まったくそんなことはなく!美味しいソーセージ。しかもワサビ入りで油っぽさが中和されなかなか美味かったです。キャンプ&旅のプチ思い出になります。。

 

やっぱ薪は安いと嬉しい!格安で購入できた薪ですが、気になる火持ちは・・・

いつも特に考えずキャンプ場で買っていた薪ですが、今回は寄り道して愉しみつつ(結構時間を食ってしまったw)薪を購入してみました。

富士ミルクランドもまかいの牧場も、車だったら5分もかからない距離にあります。両方寄ってみて薪を見比べてもいいですし、両方のソフトクリーム&ジェラートを堪能するという手もあります(笑)

そして気になる、、薪の火持ちですが・・・

あんまりどちらも変わらないと思う・・・という結論。

アウトドア用品店で買えるちょっと高めの広葉樹の薪はもちろん火持ちは良さげです。

ちなみにミルクランドで買った「硬い木」はやっぱり火持ちは確実にいい。持ってみても重さが違います。

広葉樹の薪がお値段通り2倍ぐらい持つか〜というと、実際に燃やしてみた感じで、2倍あるか?!どうかなーーー?!という感じ。

↑かなりコンパクトになる焚き火台&グリル「ひらっち」にめいいっぱい詰め込んでいます。

使い方によっては、長めの火持ちが必要な場合もあるかと思います。

薪ストーブのように、放っておいて火持ちしてほしい場合には不向きだと思います。

ですが、キャンプで焚き火をする場合にはせっせと薪をくべる楽しみもあります。

安い薪を沢山買って沢山くべる・・・半分の火持ちしかなくても、2倍分の量はありますから・・。

 

今回のように安い薪ならその楽しみが2倍になるという考え方もあるので(笑)自分的にはいいかな〜と思います。

もし今後ここの近くでキャンプするなら、絶対に300円&250円の薪を買おうと思います♪

あと当たり前ですが、撤収日の午前中に燃やすなら逆に短時間で燃えてくれる薪だと便利でした。

火持ちのいい薪だとまだまだ燃えるぞ!〜という中途半端な状態で、撤収時間を迎えてしまうこともありそうですが、「火持ちの悪い」薪なら逆に便利ですので使い分けました。

撤収前にはいい感じで完全に灰になってくれて、処分もきれいにできます。

 

2019年2月追記。安く薪を買いたい!その3、灯台もと暗し?!本栖湖の売店で!

今年2019年に入ってから改めて友人たちと本栖湖キャンプを決行。

そしてさらに発見したのが、本栖湖売店での薪販売!

139号線から本栖湖に入ってひとつ曲がった、湖面に面した売店です。

↑正式名称は「本栖湖駐車場売店」という名前でGoogle Mapsにも登録されています。

普通に本栖湖を訪れた方が、休憩がてらよれる、大きな駐車場。

目的地ギリギリでもまだ間に合う!?本栖湖のほとりで薪が!

本栖湖がどーんと目の前に見えて、トイレもあり、上のような売店もあり、な駐車場。

なにかと便利な、観光駐車場。

以前はなかったのですが、そこに薪が販売されていました。

↑売店の目の前、入り口の横にこんなコーナーが!!薪だ〜〜

↑表記がちょっと見にくいけど・・・

薪の値段が書いてあるんだけど、ちょっと見にくい。1500円?500円?

おじさんに聞いてみると、1束500円とのこと。

↑一束500円の本栖湖湖畔駐車場の薪。

ちょっと写真でみにくいですが、、、一束の具合を見てみて下さい。

ちょっと大きめの1束なんです!

自分的には今まで買ったことのあるキャンプ場の薪よりも、断然大きいと感じました。

だいたい一束に10本以上で、実際に持ってみると重みで量を感じます。

これで一束500円でお買い得じゃありませんか?!

それこそThe本栖湖のキャンプ場、とも言える洪庵キャンプ場でも薪を買ったことがありますが、断然こちらの方が量が多いです。

キャンプ場での薪販売を否定する気は全然ありません。

キャンプ場での薪販売は、現地で帰る便利さ、常に用意されている安心さ、など単純に比べられない要素があります。キャンプ所の薪には、キャンプ場ならではの別の価値があります。

でももし、寄り道できるなら到着前に薪をゲットするのも一つの手ではないでしょうか?

寄り道で楽しみながら、賢く薪を格安で購入できるのは、ある意味キャンプの下準備の楽しみかもしれません。

キャンプ場に向かうドキドキの中、お得に薪をゲットして、キャンプ本番への期待を高めつつ、それ自体も楽しんじゃう♪

そして、安く薪を買えることで、普段なら2束のところを3束、3束のところを4束と、もっと贅沢に焚き火タイムを楽しむことができるかもしれません。

キャンプ場へ向かう途中の楽しみ、準備のミッションとして薪ゲットしてみるのは如何でしょうか?

今回紹介したどの場所も、観光地として寄っても十分に楽しめます。

せっかく富士五湖周辺に来たのですから、ぶらぶらと寄り道しつつ、かつお得に薪を購入できちゃうのは、本当の贅沢かもしれませんよー!

 

↓しかし!焚付用の薪が不要なキャンプ場も!よく燃える小枝と松ぼっくりが拾い放題の林間サイトでワイワイ♪

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