登山とキャンプのお供に欠かせない「袋ラーメン」のサイズと種類の一覧です。有名な袋麺の「麺の形状・サイズ」をメモしてみました。
袋ラーメンの麺部分。四角だったり丸型だったり、鍋・コッヘルのサイズによってはそのまま入らずに、割ったり・崩したりしないと入らないケースも。
スーパーやコンビニでその時食べたいラーメンを衝動的に買うものの、コッヘルに入らずに後悔。4等分ぐらいに割ってしまい、ベビスタラーメンのように短くなったラーメンを食べる時もありました。
登山でもキャンプでも、ランチ時に現場でスムーズに調理したいですよね。手持ちのコッヘル・鍋のサイズに合った袋麺をなんとなく知っておくと、もっと楽しいお昼ご飯を楽しめます。
パーソナルクッカーセットにちょうど収まる袋麺・即席麺のサイズ
キャンプや登山で大変お世話になっているインスタントラーメン。なぜか外で食べると、異次元の世界で物凄く美味しいのが不思議です。
最近のインスタント麺の美味しさの進化もありますが、外ですするラーメンって単なる食事を超えたジャンルを感じます。外の風を感じながらフォークで食べる、ただのインスタント。凝ったキャンプ飯はもちろん美味しいし、見た目もカッコいいです。でもまったく違う世界観で、人をほっこりとさせてくれるアウトドア飯、それがインスタント麺です(笑)
メジャーなインスタント麺ブランドを4種類
家庭で、職場で、アウトドアで・・・安定した需要を持つ袋麺。他にも膨大な数のインスタント食品があります。また手間だけ考えたらカップ麺の方が楽です。しかし、今でも根強い人気の袋麺。
スーパーなどで買えるインスタントラーメン・袋麺のメーカーの中から、よく見かける4品をチョイスしてみました。
各商品ともメジャーなので、誰もが一度ぐらいは食べたことがあるんじゃないでしょうか。
- サッポロ一番味噌ラーメン
- 日清ラ王
- 元祖鶏ガラ チキンラーメン
- まるちゃん正麺
この4つの袋ラーメンを実際にコッヘルに入れて調理してみました。袋を手にとった感じではどれも同じサイズ感ですが、中身の麺の形状・サイズはすべて異なります。
今回調理に使った鍋・コッヘルは、キャンプ・登山でもお馴染みのsnowpeakのパーソナルクッカーセットです。パーソナルクッカーセットは2種類のサイズのコッヘルがセットになっています。大きい方のLサイズと、小さいの方のSサイズです。
パーソナルクッカーセットの「Sサイズ=小さい方」の直径は、同じくsnowpeakのトレック900とほぼ同じサイズ(少し小さめですが)です。参考までにどうぞ。
袋麺のサイズ:サッポロ一番味噌ラーメン
サッポロ一番みそラーメン。最近ではCMを口ずさんでも「??」とスルーされるかもしれません。個人的にやっぱり味噌が好きだったので味噌味をチョイスさせていただきました。もちろん、ほかの味の麺も同じ形です。
麺は四角い形状で、約115mm×100mmです。丸い鍋とは相性が悪そうですね〜。ただ、この正方形じゃない微妙な四角感が懐かしい感じがして個人的には好きです。ぴしっとした正方形よりも、こっちの方が何故か美味しそうに感じます。
クッカーLサイズ:斜めになりますが入ります
四角いですが、クッカーLサイズならこんな感じで入ります。お湯で少しほぐせば普通に調理できます。
クッカーSサイズ:麺を割らないと入らない
クッカーSサイズは麺を割らないと難しいです。割るとなると4分割になってしまい、短めの麺になってしまいます。
こういう四角い麺のために設計されたとも言える「山クッカー」持ちの方ならここでドヤ顔できますね・・・パッキングも確かに合理的なんだよね・・
袋麺のサイズ:日清ラ王
ノンフライ麺が特徴で、あっさりとした食感です。全粒粉入になりさらにヘルシー要素が増えています。
麺の形状は円形、麺の直径は約125mmです。
クッカーLサイズ:余裕で麺が入ります
やっぱり円形の麺の方が自然に入るので、物理的にスムーズですね。クッカーLサイズに入れた状態です。
クッカーSサイズ:まさにギリギリ(アウト)なサイズ
まさにちょうど同じサイズぐらいの直径で、ギリギリ入りません。ただ麺自体に個体差も多少はあると思うので、ストンと入る物もあるかもしれません。多少周辺が割れますが、ぐいぐいと押し込めば入るサイズです。可能ならLサイズのクッカーで調理したいですね。
↓ジャストフィットして気持ちいいレベル。惜しい!押せば、行けます。
袋麺のサイズ:元祖鶏ガラ チキンラーメン
これも定番ですね〜というか、即席麺の中でも特別な存在感ではないでしょうか?調味料・かやく等は一切なし。でも忘れられない旨さで、定期的に無性に食べたくなる魔法のラーメン。
最悪、お湯無しでガリガリとかじって食べても美味しいのが魔法ですね・・・。「湯に入れて待つだけ」という超シンプルさで他とは一線を画す、究極のレーション(糧食)的な即席麺です。
麺の形状は円形、麺の直径は約100mm。ということは・・・
クッカーLサイズ:余裕で麺が入ります
今回の中では一番コンパクトなサイズの麺でした。麺の状態もギュッと密度が高い気がします。
クッカーSサイズ:余裕で入ります
まさかの、写真撮り忘れました・・・内径118mmの鍋ですので、余裕で入ります。さすがに毎食ラーメン続きなので、また気が向いたら撮影しよう・・・
袋麺のサイズ:マルちゃん正麺
麺にコシがあり、インスタントラーメンとしては特別な食感があるのでは。「生麺うまいまま製法」が効いているのでしょうか。個人的には「食べ飽きない味」な気がして、その点でも評価が高いです。
麺の形状は円形、麺のサイズは約110mmです。
クッカーLサイズ:余裕で麺が入ります
問題なく収まります。
クッカーSサイズ:まさに専用設計、ぴったんこ
こちらのパーソナルクッカーのSサイズにジャストフィットしてくれるのが、このマルちゃん正麺。気持ちいいほどにハマります。
コッヘル・クッカーでインスタント麺を調理するなら少し大きめがオススメ
ということで、4種類の各社のインスタント麺の形状とサイズを見てみました。しかしながら、実際に調理する際にはやはりパーソナルクッカーLサイズ相当ぐらいの、少し大きめの鍋で調理をオススメします。
実際に調理・食事をしてみると実感できます。ちょうどいい量のお湯と一緒に調理してみると、お湯の沸騰による水面のグラつきがあります。吹きこぼさないようにするには、Lサイズぐらいがちょうどいいです。
また好みや状況にもよりますが、具材も追加すると思います。野菜や卵などを入れると、見た目よりもカサが増える時があります。
結論:なんにせよクッカーはLサイズで
クッカーLサイズで実際に袋麺を煮ている所です。適正な水の量を入れましたが、ちょうど7〜8分目ぐらいの目分量です。吹きこぼさないためには、このぐらいの余裕がほしいですね。
沸騰した際に「吹きこぼれない」余裕も欲しい
登山で標高が上がった場合は1500メートル程度でも沸点が95度ぐらいに下がります。激しく沸騰しても、平地よりも温度は若干低くなります。いつもより少し長めに調理しないと、しっかりと火が通りません。
今回は具は一切なし(笑)淋しいランチでした・・・。もしココに卵や野菜を投入するとあっという間に9分目ぐらいになります。
食べる時の余裕も欲しい
また、実際にコッヘルを手に持って汁物を食べることを考えると、やっぱり余裕がある方が楽です。もしも熱々のスープが「ひたひた」までに入ったコッヘルを口に当ててラーメンをすするのは罰ゲームですね〜。途中で置いたりもするので、やっぱり大きいほうが楽。即席ラーメンを作る鍋・コッヘルに関しては、大は小を兼ねるパターンかなと思います。
ということで、この4種なら「マルちゃん正麺」がジャストフィット
コレ以外にもたくさんの銘柄・ブランドの袋麺があり、たまには違うものを食べてみよう〜なんて楽しみもあります。この4種類に限らず、食べたいものを食べる!入らなくて失敗しても楽しむ!のが本当のアウトドア遊びですね〜
登山などの際には、ジャストフィットな袋麺でスマートにヤマ飯を楽しみたい時も。そんな時の参考にどうぞ〜以上、コッヘル・鍋に入るインスタントラーメンのサイズ・形状のメモでした。
登山とキャンプの袋麺、まだまだ掘れるかも
↓今回使ったスノピの定番クッカー。やっぱり大小あるといいよね・・・というジャストサイズ。
↓ラーメンクッカーと名を打った専用のジャストフィット感。角型の麺でもいけますね
↓角型ならこれは欠かせない・・。究極にどれかひとつならコレが万能かも。四角でも丸でも、どんとこい!
↓キャプスタのラーメンクッカー。注ぎ口がポイントで、ケトルとしても使えますよね?
↓スノピ好きなら持ってる?ケトルだけどラーメンもいけますよ。キャンプならサブ用に一個あると便利ですね。
↓ラーメンといったらコレ!個人的に本当に好きなアイテム。家でも使ってます・・・そして日清のフォークで食べるCMを思い出します。
↓アソートで楽しめる袋麺祭り。じゃんけんで買った人から選べる遊びができそう、ハズレに激辛ラーメンを1つ加えて・・・
↓ラメーンつながりで!色んな種類がありますが、入れるだけで具だくさん。乾燥だから保存も持ち運びも楽。家でも野外でもちょい足し!
↓ヤマメシでも一時ブームになった棒ラーメン。レビューも多し。ご当地ラーメンでちょっと盛り上がれるタイ!
↓ラーメンじゃないんですが・・・腹ペコの山頂でドヤ顔でこれを出されて、一同悔しがりました・・・冷凍で持っていっても昼頃には溶けています。あの・・あの味を山頂で!!なんという贅沢っ!
スノピのパーソナルクッカーのサイズを測ってみました。実測レポ↓
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