コンパクトキャンプ

開封して測ってみた。snow peak アルミパーソナルクッカーセット SCS-020

2019年3月10日

スノーピーク パーソナルクッカー

スノピアルミパーソナルクッカーセット SCS-020を開封した時のレビューです。実際の内寸サイズや実測の重量をレポートします。

大人気!そして定番として親しまれているスノピのクッカーセット。記事の後半には実際に使ってみたレビューも載せようと思います。登山でもキャンプでも、初心者におすすめのクッカーとして間違いなくオススメできます。

お湯を沸かすだけなら、どのクッカー・鍋でも違いはありません。特に言うならアウトドアでのお米の炊飯・ラーメン・鍋づくりなどの汁物系の調理で使いやすさを感じます。

なんでスノーピークのパーソナルクッカーセットが人気なの?!

アウトドアブランドの中でもひときわ根強い人気のsnow peak。その中でもクッカーセットは看板商品となっており「いつのまにかスノピのクッカーを使っていた」なんて人も多いのでは。。

かくいう自分も、最初に買ったのはsnow peakのトレック900でした。

そんなスノピのクッカーシリーズですが、その人気の理由としてあえて一つ挙げるなら!!

 

無骨でシンプルなデザインであるトコロ(あえて色味を付けず、取っ手なども設けず、素のままのアルミ)

かと思います。(色んな意見があるので・・・GO OUTやモノ・マガジン、ムック本などでも必ず紹介されているスノピのクッカーの記事でもよく書かれています)

あえてシリコンの取っ手やプラスチック部品を使用しないことで、焚き火での直火でも遠慮なく使えるという意味で、自分的にはイチオシです。

また取っ手の位置や収納のスタイルなどもよく考えられています。似た商品・似たカタチがあふれる「コッヘル」の中でも完成された逸品だと思います。

そしてこのパーソナルクッカーセットに限って言えば、使い勝手もちょうどいいんです!特にソロ・二人キャンプぐらいに。最小限のサイズで二重に重ねることができ、中にはOD缶も収納できます。またフタがお皿・フライパンとして使えるのはどのコッヘルも採用していますが、ちょうどいいサイズ感なんです。本体とフタの両方が「浅すぎず、深すぎず」調理がしやすいバランスを保っています。これが使ってみて思う、スノピのクッカーセットの魅力です。

↑液垂れが少ないため、スープや鍋を作って器に移す時にもストレスがありません。お湯を沸かした時もカップラーメンやマグカップにキレイに注げます!

本当に細かいところですが使ってみて気付いた点もあります。注いだ時の水切れが良く、ダラーと側面に汁が垂れたりしません。こういうのって地味ですが大事だと思います。ストレスなく、本当に気持ちよく使えます。

ということで早速開封した時の写真がありましたのでレポートします♪

スノーピークのパーソナルクッカーセットSCS-020を開封レビュー

楽しい開封タイムですね〜こんなにキレイなアルミだったのか・・・今ではすっかりボコボコになり、別物に見えます・・

一時は品切れになっていたそうです。メルカリでこの商品、「アルミ」のパーソナルクッカーセットがなんと9000円近くで売られていました!チタンが買えて、おつりがくる値段ですよ・・・需要と供給だと思いますがすごい値付けだな〜とビックリしました

↑こんな構造になっています。一番内側にはOD缶はもちろん、他の小物を収納できます。

↑傷がつかないようにすべて一点ずつビニール袋に入っています。さすがは日本のクオリティです・・。収納用の袋も付属しています。

パーソナルクッカーセットSCS-020の内径・外径・サイズ感

実際にパーソナルクッカーセットの各コッヘルと蓋のサイズを測ってみました。

パーソナルクッカーセット大
外径147mm
内径139mm

パーソナルクッカーセット小
外径126mm
内径118mm

パーソナルクッカーセット大のフタ
外径155mm

パーソナルクッカーセット小のフタ
外径132mm

という結果でした。アルミですので多少の歪みも出ると思いますが、実測として上記のサイズでした。

スペック表記では直径155mmですので、一番外径の大きなフタ(大)のサイズでちょうどあっていました。実際には出っ張ったフチ部分で測っているため、本体は数ミリ小さくなり、見た目にはもう少しコンパクトに見えると思います。

更に大きめのクッカーの中にこのパーソナルクッカーセットを収納したい、内側にぴったりサイズの食器等を収めたい、などの参考にどうぞ。

キャンプでも登山でも、軽量に頑丈に使える信頼のクッカー。ディティールと重さなど

個人的にはあまり目盛りを使ったことはないのですが、炊飯やラーメン・スープなどの水量調節をしたい時に使えます。

↑クッカーセットの大。600ccと300ccの目盛りが。

↑クッカーセットの小。400ccと200ccの目盛りが。

↑底面。使い始めると一瞬で汚くなるので貴重な写真です(笑)

↑合計4つの鍋・コッヘル、または食器として使えます。実際には野菜や調味料を一時的に入れるボール代わりにもなり、本当に重宝します。

↑底面にはうっすらとスノーピークのロゴが。何度か焚き火で使用するとほとんど見えなくなります・・・

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軽さが特徴のアルミ製コッヘル SCS-020 重さは?

すでに何度か使用した後ですっかり汚れていますが、実際のサイズも測ってみました。

↑実測で469グラム!

スペック表記では重量:485g
となっていますので、少しだけ軽くなっています。収納袋も含めての表記なんでしょうか、いずれにしてもペットボトル1本とほぼ同等、少し軽いぐらいのイメージです。もう少し金属を薄くして軽くしてもいいのかな〜なんて思ったこともあります。ですが、長く丈夫に使えて愛着が湧くようなアイテムと思うと、やはりこれでいいんだと思います。

頑丈さは信頼です。今の所まったく壊れる気配がありません。コッヘルの底も薄い?厚い?と両論レビューで書かれていますが、焚き火の直火でガンガンに使っても今の所問題ありません。バーナーでの長時間の空焚きに気をつければ穴あき等の心配は無用かと思います。

クッカーは長く使えるし、もともと高くはないので激安品はオススメしないです

やっぱりクッカーはキャンプ・アウトドアのギアの中ではメインの存在です。キャンプでの一番の楽しみ「料理」の手際や仕上がりをも左右します。

もともとそんなに高いアイテムではないので(チタンを除いて)最初からお気に入りの一品を買うことをおすすめします。Amazonでも海外品のコッヘルが物凄い増えています。10点セットで1980円とか破格です(笑)でも結局クオリティーに不満があったり、使いにくかったりと微妙な所です。食品として口に入るジャンルの品なので、ちゃんとしたものを選びたいという理由もあります。熱を加えるので変なメッキが溶けでてきたり・・はゴメンです。

↓今回紹介したスノーピークのパーソナルクッカーセット。鍋が深くないので、煮物・カレー・スープ・炊飯すべて作りやすい!

↓とりあえず、一番シンプルなコッヘルセット。自分が最初に買ったものコレ。とりあえず買っても間違いないし、パーソナルクッカーセットとは方向性が違うので、いずれ両方揃えたくなる。(旅・最小装備用)

↓比較で悩んだアイテムがこれ。角型の無駄のないコンパクトさと収納のメリットに揺らいだ・・。結局樹脂製のプラスチック部品がどうしても気になり、スノピに。フライパンも付いているのでお得感とセットとしての魅力は大。焚き火じゃない時用に物欲として欲しい・・・。

↓プリムスのミニマムなコッヘル。登山専用で改めて買うなら迷わずコレを買う!食材がくっつきにくい加工はすごくありがたいと思う・・・。あと色が黒なんです!写真映えし料理がめちゃくちゃ美味そうに見えるのが悔しいです(笑)

↓チタンバージョン。アルミと2セットあってもメリットはないので、チタンを買ったらアルミは不要になるパターン。登山をやる、将来やってみたいかも、という方は最初にチタンを買っておけば後悔なし。200グラムの差と値段にウズウズします。

↑上記のクッカー&コッヘルにはOD缶がジャストフィットで収まります。となると結局OD缶が欲しくなる「定番の道」を自分も辿りました。コンパクト、寒さに強いOD缶。バーナー本体もこのサイズですよ。

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