腰痛持ちの自分・・・ついに買っちゃいました。アーロンチェア!
椅子としてはとても高い買い物です。いろいろと悩みました。。自分は体格が小柄なこともあって椅子のサイズの選び方は正直難しかったです。
主にパソコン作業をするためにデスクに向かうための椅子。腰にも優しく体格にもあった、ジャストサイズのアーロンチェアを買うまでのレビューです。
女性や小柄な男性など160cm台の身長の方でパソコン作業をする場合は、、アーロンチェアを選ぶ時のポイントは上半身かも!?実際に座ってみてわかったNGだったポイントをまとめました。
もくじ
アーロンチェアのサイズで悩む
いつかはアーロンチェアを買おうと思っていました。そして、ついに買っちゃいました♪
その美しいデザインは言うまでもありません。が、座るという行為に対してここまでこだわってくれる椅子ってすごく少ない気がします。見た目も機能も満足感も満たしてくれるのが、ハーマン・ミラーのアーロンチェアでした。
アーロンチェアの機能や良さについては、いろんな情報が溢れていますので割愛します。ちまたに溢れる言葉を借りれば、歴史も機能も(そして価格も!)まさに「椅子のロールスロイス」だそうです。
しかし、もし仮に気に入ったとしても、どのサイズを選んだら良いの?!という悩みに全員が行きつくような気がします。
選べる楽しさ〜難しさ?!体格によって3サイズから選べる椅子!
なぜなら、アーロンチェアは椅子なのにS・M・Lと「3サイズ」展開となっているから。
一般的なチェアではサイズ展開はほとんど見かけません。小柄な女性でもマッチョなプロレスラーも1サイズの椅子に座ることになります。それだけアバウトに座れる椅子も優秀かもしれませんが、アーロンチェアの場合は逆。洋服のようにジャストサイズを選ぶことで、最高の座り心地を提供するというコンセプトになっています。
そう、自分にあったサイズがどれか・・・洋服でも靴でも、一番の悩みどころです。
大きめを買っておけば、入らないことはありません。「大は小を兼ねる」ということわざもあります。が、、洋服や靴においては例外だということを、誰もが自分の経験で知っているはずです。
今回は椅子というジャンル。ユニクロならサイズが違っても「まあいいか・・・」と諦められます。しかし、一万円札を何枚も使う買い物では失敗したくない!と思うのは自分だけじゃないはず・・。
悩んでも本当にわからないので、実際のアーロンチェアに座らせてもらった
いろいろなサイトを結構見て回りました。実際に座った感じを写真でとってくれているショップさんもあり、少しはイメージが湧きました。
とはいえ、ちょうど自分と同じような例はなかなかありません。自分の場合は160cm前半で痩せ型です。
そんな中、ちょうどいい機会があったのでハーマンミラーのショールームに行くことができました。
↑ 日本では唯一の直営店となるハーマンミラーストア東京へ。
ハーマンミラーストア東京 | Herman Miller Store Tokyo
↑ やはり専門店・・というか本家です。アーロン専用のフィッティングコーナーとタブレット端末まで用意されていました。
細かいですが奥に並んでいるのはキャスターの実物サンプル。
↑ 家具店やインテリアショップではだいたいBサイズしかおいていないことがほとんど・・。さすがはハーマンミラー、すべてのサイズが展示されています。そして気になっている「ミネラル」カラーももちろんありました。
↑ ちなみに右側のミネラルがAサイズ、グラファイトがBサイズです。こうして見るとかなり大きさに差があるように感じます。
↑ デスクの前に置いた感じ=存在感の感じ方も変わりそうです。やっぱりBサイズの方が少し大きい。
アーロンチェアのAサイズとBサイズ、どちらにするか悩んだら…
結論とポイントだけをまとめると、こうです。
アーロンチェアにおいては「大は小を兼ねない」、実際に座ってみてそう思いました。自分の場合はAサイズがジャストフィットしました。
その理由は2つあります。
↑ ひとつめは、座面のフィット感と長さです。上の写真はAサイズに深く腰掛けた状態です。膝裏のちょうどいい手前まで座面があり、お尻のサイズにぴったりです。
身長が小柄な自分の場合は、Bサイズで座面の一番奥まで腰掛けると、膝の裏が当たってしまいます。不快なほどではありませんが、やっぱり「当たる」・・・。長時間座り続けることを考えると、確実にNGだなと思います。
↑ ふたつめの要素として「肘掛け」との相性!これは実際に座ってみるまでは想像もつきませんでした。
パソコン作業が多い自分のデスクワークですが、肘掛けはかなり大切です。疲労の軽減や正しい姿勢づくりという点でも、アーロンチェアの細かすぎる?!アームレスト機能は大きな魅力のひとつでした。
アーロンチェアのサイズを選ぶに当たって、とにかく「座面と背もたれ」のことしか考えていませんでした。どちらのサイズになったとしても「だって肘掛けは高さも角度も調整できるし全く問題なし・・」と思っていました。
アーロンチェアのサイズに悩んだときは、肘掛けと座面の幅にも要注意!
ところがその肘掛けが・・・!!自分の場合はBサイズの場合だと「幅広過ぎ」ということに気付きました。肩幅は標準的な方ですが、Bサイズの場合は自然に腕をおろした際、肘掛けの位置が若干外側になります。
肘掛けに合わせようとすると、不自然に肘を外側に張り出した「いかった」感じになってしまいます。
アームレストですが、もちろん高さはベストな位置に調整済です。そしてアームレストの角度も最大限内側に引き込んではいますが、肘が内側に落ちてしまいそうな感じ。
結果として例え「座面」で問題なかったとしても「肘掛けの幅」という点で、Bタイプは自分の体型にはフィットしない、という結論に至りました。
パソコン作業ならアームレストのフィット感も結構重要だと思った・・
AサイズとBサイズでは座面の長さはもちろんですが、幅ももちろん違います。それは重々承知ですが「アームレスト(肘掛け)」の幅が違うとは思いもせず。。改めて見てみれば「座面の幅=アームレストの幅」なのは、ひと目で分かります。
パソコン作業が多い用途で、かつ小柄な体格の場合は「アームレスト(肘掛け)」が満足に使えるか・・・?というポイントも視野に入れてサイズ検討をオススメします。
アームレスト高さはもちろん、左右に頭をふるイメージで角度調整ができ、さらに奥行きも前後調整が可能です。Bタイプで調整が可能なケースもあると思いますが、そもそも肩幅的に小柄な場合は、根本的にサイズが合わないことが考えられます。
そして後日、ネット注文で購入したアーロンチェア!
ショールームで実際に座ってみて、サイズの悩みがすっきり。単純に「大きめを選んどけば間違いないしょ・・」とBサイズに気持ちが傾きかけていたのですが、間違いでした。。
あとはネットで注文するだけ。高い買い物ですが、新品であればハーマンミラーの長期保証(なんと12年間!)もついているので安心です。
安いデスクチェアを買った以来、ネットで椅子を買ったことってなかったかもなぁ・・。ということで、到着時の様子をかんたんにレビューです。
↑ 配送業者さんは普通に佐川急便さんだった記憶が。大きな荷物ということで事前に電話連絡をくれました。確かに大きい・・・。
よくある普通なマンションですが、玄関にギリギリ入るダンボールサイズでした。自分の場合はダンボールはすぐに捨てるので、玄関で開梱。
上の写真の感じで、玄関で開けてしまい椅子だけ中へ。ダンボールの外側は配送中の汚れもあるので「家の中に入れずにそのまま処分」が楽かもしれません。
アーロンチェアのミネラルカラー、自宅・小さめオフィスなら特に相性よし!
↑ 色は最初から決めていたミネラル。リマスタード版からの新色です。グラファイト=ブラックに比べると圧倒的にまだまだ少数ですが、このニーズは確かにあると思う!!と独断的に振りかざしてしまいそうになるほど、いい感じ。
特に狭めのオフィスやマンションオフィス、自宅用などの場合は圧迫感が少ないのが◎です。
インテリアの中でも椅子は存在感のあるアイテムです。デスク前に常にあり、ある程度のサイズ感があるため、部屋の印象を左右する比較的重要なポイントになるそうです。
白い壁紙や明るい室内にさりげなくフィットしてくれる中立的な「グレー」は、今後のインテリア変更や趣味・趣向の変化にも合わせやすいと思います。
↑ 操作方法などがまとめられたタグです。
↑ だそうです。。椅子を触っていても壊れる気は全然しないですが、今後12年のために取っておきます。
↑ 操作の方法も図入りでわかりやすく書かれており、一目瞭然。文字を読まなくても絵だけで理解できる程度です。
不要なチェアも回収してくれる。ネットで買うのって楽だなぁ。
↑ ネットで買ったのですが、思った以上に便利、親切に購入することができました。
不要なチェアを無料で回収してくれるというサービスです。届いた段ボール箱に不要な椅子を放り込んで(捨てるものなので梱包材も不要!)あとは運送会社さんに任せるだけ。
印刷済みの送り状も同封されており、ピタッと貼って送るだけ。とにかくストレス無し。
ウチも例外なく、新旧の椅子を入れ替えました。不要になった椅子って思った以上にかさばります。部屋の隅に置いてあってもやっぱり椅子。いつまでも置いておくには少し大きすぎるのですが、翌日には不用品として簡単に発送することができました。
↑ 話がそれましたが、アーロンチェア、やっぱりいいですねぇ。キャスターは通常のタイプをチョイス。特にブレーキ等はついていませんがマンションの自室で使うには十分です。
特にクッションフロアタイプの床でしたら、ブレーキなしでも全然ストレスはありません。
↑ アームレストは革ではなくビニール製をチョイス。少し安い、という理由もありますが、選んだ理由はメンテナンス性。アルコールや中性洗剤で気軽にお掃除できるのは気分的にとても楽。
ブラックよりは汚れが目立ちやすいミネラルカラーを選んだので、あえて革は避けました。どうせ憧れのアーロンチェアなんだから・・・と革も気持ち的に惹かれましたが、結果的に正解!!と思っています。
腕を長時間乗せていても変なムレ感・不愉快感はなし。真夏の8月も過ごしましたが、全然気になりませんでした。まあアームレストですしね。それよりも椅子自体のメッシュ構造には本当に救われました。もう、本当に快適なんです。
座面の汗が全く気にならない、蒸れない・涼しい椅子。アーロンチェアの奥ゆかしい魅力。
↑ アーロンチェアが人気の理由のひとつ?!メッシュ状の座面は本当に快適。「蒸れ」という言葉を忘れます(笑)エアコンを掛けていてもお尻や背中に嫌なムレを感じるのが夏のデスクワークでした。が・・・
暑さを忘れるほどにスースー。座面の蒸れ、一切なし。というか、メッシュに座るとこんなに涼しいってことを、暑さに悩む方に大声で伝えたくなる快適さです。
おかげでエアコンの設定温度も1〜2度下げても快適。背中やお尻は蒸れるけど、膝や肩は肌寒い・・・って経験はありませんか?自分の場合はそうでした。アーロンチェアになってからは少し暑いかな、ぐらいでも不思議と不快感がないんです。
お尻や背中・腰などに汗をかいて蒸れることで、いや〜な不快感が生まれます。それがないだけでこんなに楽なんだな、と初めて気付きました。
自分はそこまで暑がりじゃありません。(肩や足先が冷えるぐらいなので・・)本当に暑がりの方はメッシュタイプの椅子を検討して見る価値は十分にあると思います。アーロンチェアじゃなくても安くてもメッシュタイプというだけで、ぜんぜん違うと思います。とはいえ、座り心地はやっぱりアーロンが最高のはずですが(と思いたい)
↑ アローンチェア特有の前傾姿勢や細かなチルト調整機構が詰まっているチルトボックス=ユニット部分です。
旧タイプよりもコンパクトに目立たなくなりました。大筋は同じとはいえ、リマスタードはやっぱり進化していますね。
腰痛持ちの方へ、椅子って大事です!!長時間のデスクワークでもひずむような痛さが激減
↑ 背面のポスチャーフィット部分。腰と背骨をしっかりとサポートしてくれます。この機能自体は他のサイトやオフィシャルサイトでさんざん語られているので割愛しますが、腰痛持ちの自分が使ってみての感想は・・・
腰の悩みがある自分にとっては本当に楽です。長時間座っていると=座るほどに・・・その良さを感じます。前の椅子では腰の痛みから、自然に足を組んでしまい余計に姿勢が乱れてしまう繰り返し。長時間座った後は「っつう〜〜」という腰から背中の筋肉の張りと凝り、ひずむような痛みがありました。これが驚くほどに激減。
すっと背中が立つ感じ。「お、姿勢いいぞ・・」という状態を自然に保てる不思議さ。
とはいえ椅子が痛みを治療してくれるわけではないので、実質的な理由は「姿勢が良くなったから」。痛みのない姿勢に〜良い姿勢にしてくれるのが「いい椅子」と言えるはずです。つまりこのアーロンチェアは、長時間でもよい姿勢を(自然に)保ってくれます。
アーロンチェアがほかの椅子と違うと思うのは、腰と座面のフィット具合です。ペクリル素材(メッシュ)による無段階のフィット感もありますが、どこに負荷がかかることもなく全体で支えてくれる感覚が秀逸です。
なんだろ、、表現が難しいですが、やっぱり普通のウレタンなどのクッションの椅子と比べると別物です。。
そして更にその調整具合(ポスチャーフィットやチルトの硬さなど)を無段階で調整できることで、その良さが際立ちます。まさに自分好み、究極は「その日」好みでベストな位置に簡単に調整できるのはテクニカル系のオフィスチェアの最大の強みです。
調整機構に優れた椅子としては有名どころではオカムラやハラチェアなどがあります。そのあたりひっくるめて、毎日仕事で使うなら(実用なら)こういう調整機能のある椅子に軍配があがるんじゃないでしょうか。
↑ 奥さんですが、、、「普通にいいねぇ」と連発していました。腰回りから座面のフィット感はやはり普通の椅子とは異なります。
メッシュ構造により三次元で体圧分散してくれるので、ウレタンフォームなどを使った普通の椅子とは別ラインの感覚です。お尻の形や腰の形は、男女・個性によって全員少しずつ違うと思います。誰が座っても快適な椅子、とは良く言ったものです・・。
↑ 久々に大満足な買い物となりました。。。かれこれ半年以上なってからのレビューとなりますが、感動こそ薄れても・・もうこの椅子をやめれる気がしません。というか、安い普通のオフィスチェアに座るとここまで違うのか・・と客先や待合室などで気づいてしまう自分がいます。ある意味、贅沢を知ってしまい戻れない気持ちです。アーロンチェアを知らなければ・・どれに座ってもただの椅子なんでしょうけど、もはや「アーロンチェアじゃない椅子」と思ってしまう自分がいます。。
これは少し大げさかもしれませんが、実際に思ったことです。椅子って奥が深いなぁ、と人生でここまで思ったのも初めてです。
アーロンチェアが合う人、合わない人、これは体格や好みなどであると思います。ですので少なくとも自分は・・という表現になりますが「やっぱりいい椅子だった!!」と心の底から感謝しています。
毎日使うもの・寝る時間(ベッドよりも!)長い時間を過ごす、仕事用の椅子です。どうせなら気に入った椅子で仕事ができたら幸せです。
腰痛の代償・コストと比べると?!満足度の高い「健康保険」とも言えるかも。
また、実際に職業病として「腰痛」を抱える人が何千万人といるらしいです・・。最悪はヘルニアなどで手術・ブロック治療などに行きつく人も数え切れないほどいらっしゃいます。腰痛になる前に、いい椅子を。そういう考え方でいけば、治療費や通院費・果ては手術とその痛み・代償まで含めてしまえば、20万円そこそこが「高い」とは言い切れません。
体を痛める代償と痛み・長期間に渡る仕事と人生への支障を考えたら、「目に見えない保険」を掛けるよりも(物欲も満たされて、なおかつ毎日が)楽しく、「(痛みという見えない代償も支払う!)手術代」よりはよほどマシな出費と考えることもできます。もし腰痛に悩んでいて掛け捨ての健康保険を余分に掛けるなら、いい椅子を片っ端から買ってもおつりが来るかもしれません。
これは完全に個人の自己満足ですが・・毎朝このアーロンチェアに座るたびに「よっしゃ!頑張るぜ!」と思える自分がいます。そういう意味でモチベーション&仕事のご褒美としては「いい椅子との出会い」も悪くないんじゃないでしょうか。
椅子に悩む人、腰痛に悩む人、デスクワークを頑張りたい人、仕事を少しでも楽しくしたい人・・・「椅子」というアイテムを改めて考えてみては?!
↓腰痛持ちの人にとって、救いの笑顔になるかも・・・?アーロンチェア!
↓Amazon自体での評価は少ないですが、圧倒的な支持層がいるのがアーロンチェア。不動の椅子です。
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