ソロキャンプ用の小型の調味料入れ「塩・コショウ・スパイス」類の入れ物って、ちょうどいいものが無いと思いませんか?ということで、キャンプはもちろん登山などのヤマメシにも使える軽量な調味料入れを試行錯誤しておりました。
結果として、無印良品の容器を活用しつつ「ちょっとカスタム」したら、今の所すごくいい感じです。前回の記事とあわせてどうぞ〜。
今回はワンタッチキャップなので「片手でパチンと開ける」ことができ、前回よりも進化。めっちゃ使いやすくなりました。
もくじ
ソロ・2人程度に使える、コンパクト・軽量なキャンプ用調味料入れ、どうしてる?
これが探してみるとちょうどいい感じのものが意外とないんですよね。塩とコショウ、これだけあればいい!とかなら、登山でも有名なここらへんのアイテムでもいいかもしれません。
↓これで塩とコショウ、2種類入ります。
ですが、料理もしっかりと楽しみたいキャンプでは最低でも5種類以上は調味料入れが欲しくなります。
塩とコショウの他に、贅沢かもしれませんが・・・岩塩(旨い肉にはやっぱりコレ)、ハーブ塩(オムレツとか、鶏料理にかけるだけで幸せに)、ローズマリー(ステーキ肉がワンランクアップ)、粗挽きガーリック(何にでも、味七変化)、七味(醤油とセットで焼き鳥・しいたけとかたまりません)などなど。その他にもステーキスパイスやカレー粉、クミン、オレガノ、パセリなど、少しあるだけで料理が20倍楽しく・美味しくなりますよ!
なので、できるだけ小さくて・軽くて、気軽に使える調味料入れが欲しくなります。「ちょっと張り切ってこんな料理つくっちゃおうよ!」なんていうとハーブ系のスパイスだとかスープの素だとか、食べるときに七味がほしいとか、肉だけは岩塩で食べたいんだ、とか贅沢な遊びをしたくなってしまいます(笑)
あくまで気軽に楽しむために、100円均一なんかで見つかったら最高だな〜と試行錯誤。ですが、思わぬところでベストアイテムと出会いました。
それが「無印良品の小分け容器」です。
↑奥側のアルミキャップのタイプが廃盤になってしまいました・・。今回はワンタッチキャップで少し進化??
アルミキャップタイプの容器を使っていたのですが、なんと廃盤に。これはこれで、似たような容器が100円均一でも売っているので無印じゃなくても良ければ全然使えます。コチラの記事をご覧下さい↓
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ですが、このアルミキャップ式のタイプがなんと廃盤に。店頭でも見かけなくなってしまいました・・。そこでまた調味料入れ難民になってしまい、試行錯誤。自分が無知だったせいで容器がムダに・・・見事失敗に終わりました。
と失敗もありましたが、結果的に使える感じにできました。今回は無印良品のワンタッチキャップ容器を調味料入れにちょこっと改造してみるレポートです。
そのまま使えない?そのままだと量が少ないので、好みの量が出るようにカスタム
キャンプ用の小型・軽量の調味料入れとしてオススメなのが、この無印良品の容器です。
無印のほとんどの店舗でも店頭に置いてある小分け容器です。正式には「小分けボトル」と書いてあります。
この容器、そのまま使ってしまえれば一番ラクなのですが、実際やってみましたが大半の調味料にはオススメできない状態です。なぜなら、出てくる量が少なすぎるからです。
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なので、ちょこっとだけ工作してみます。調味料が「出てくる穴を追加する」という作業です。
単純に「今ある穴を大きくする」という手もあると思いますが、さっきもリンクをのせましたが下記の通り失敗してしまいました・・・。
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自分好みに〜スパイスに合わせて、量と大きさをカスタムできる!と思って…
加工する〜って思うとちょっとメンドくさくなりますが・・・。自分好みにカスタムできる!と前向きに考えて、寝袋をベランダに干している間に遊びがてらやってみます。
基本的に、穴を好みの数だけ開ければOKです。ですが、そのままだと調味料を逆さまにした際に、フタの間の部分に少しだけ漏れてしまいます。そこだけ対策すればOKです。
追加した穴の密閉対策として、今回はこの両面テープを使ってみました。ちょっとクッション性があり厚みがあるシールです。このクッション性のあるテープをフタに貼れば、穴部分に適度に密着して塩やコショウの漏れを防いでくれるハズです。
↑ダイソーの両面テープ。似たようなものだったら何でもOKだと思います。
↑一枚だと薄いので、何枚か重ねて使います。もっと分厚いテープもありましたが、薄ければ重ねることで厚みを調整でき便利です。フタの厚みにちょうど合うジャストな厚みのシールか、同じような薄めのシールを重ねて、フタが閉まる厚みに調整できればOKです。
↑こんな風に張り合わせて厚みを出しました。今回の無印の容器では2枚だと足りず、3枚重ねで使いました。
プラスチックだからカンタン。容器に追加の穴を開けてみます
前回はハンダゴテだけで穴を開けました。その後何パターンか試しましたが「ドリルで穴を開けたあとでハンダゴテで調整する」と一番キレイにできましたので、その方法でレポートしてみます。
↑はんだごてを温めておきます。バリの部分がキレイに溶けて丸まるので、うまくやれば既製品のような仕上がりに?下手くそにやっても「あんまり工作した感」がない、きれいな仕上がりになります。
↑ドリルで穴を開けます。ない人はキリとか、ハンダゴテだけで開けてみてください。
↑ドリルで穴をあけるとバリがごそごそ出てしまいます。これを大まかにカッターで取っておきます。
↑ハンダゴテをスポッと穴に通すように、両面から穴にやさしく触れます。バリが溶けて、角もまるまり、いい感じになります。強めに当てれば穴の大きさも全然調整できます。(1.5倍ぐらいに穴を大きくすることもかんたんにできます)小さめのドリルで開けて、好みのサイズにハンダゴテで調整、もありかもしれません。
↑もともとあった穴の上に、2箇所の穴を追加できました!
↑今度は先程の両面テープを使います。新たに開けた穴の部分に当たるように、フタの裏側に両面テープを貼り付けます。この時点でちょうどいいサイズに両面テープをカットしておきます。
↑フタの裏面に両面テープを貼り付けます。
↑先に書きましたが、厚みの調整をしておいたシールをはると楽です。今回は3枚重ねのシールを貼りました。フタのフチとほぼ同じ高さになっていれば、穴をちゃんと塞いでくれるはずです。
念の為ですがシールの一番表面、穴に接する部分は剥離紙をそのままにしてあります。ツルツルとしたプラスチックっぽいシートなので、スパイスもベタつかず、いろいろ最適です。
穴あけカスタム、完成です
穴を開けて、ただシールを貼るだけ、カンタンです♪
↑見た目としてシール部分が見えますが、どうでしょう?気になりますか?
↑未加工のボトルと並べて。
↑今回は既存の穴の上に2箇所、穴をあけました。もっと一度にでる量を増やしたい場合は追加の穴をもっと大きくするか、下部分にさらに穴を追加してもいいかもしれません。
↑ワンタッチキャップなので、開け締めもカンタンです。パチンと閉めれば・・・
↑ちゃんとフタが締まります。。。が、今回の場合はわずかな隙間があいております。両面テープの厚みがもう少し薄ければ、ジャストになるはずです。
ですが、押されてテンションが掛かっている方が、穴がしっかりと塞がれるはずです。シールの厚みがわずかに足りずに「隙間から調味料が漏れてしまう」よりは、少し浮いている方がいいと判断。ちょっと浮きがでますが、シールを3枚にしてみました。
シールの個体差もあると思いますが、どんな素材も使用により多少はヘタるはずですので「薄いよりは厚め」だとトラブルが少なそうです。
穴あけカスタム、大丈夫?調味料が漏れないか実用チェック!
見た目上は穴部分が両面テープで隠れていますが、実際に中身がもれないか・・・やっぱり気になります。
キャンプ場まで、なんだかんだと斜めになったり逆さまになったり、保管のときも上下まで気にせずザックに放り込んでしまいます。粉類とはいえ、中身がもれるのは避けたいトコロ・・・。
↑今回は「パセリ」を使用して漏れが無いかチェックして見ました!
塩だと白くてわからないから色付きのスパイス・・・と目に止まったのがパセリ。緑だしわかりやすいから良いね〜ということで、パセリをとにかく勢いよく振りました。
↑シェイク!シェイク!!フタ部分を逆さまにした状態でも、なるべくG(重量)が掛かるようにブンブンと十数回ふってみました。
さて・・・どうでしょう???
↑あ、いい感じ。フタの内側はキレイなままです。もれてない。
↑両面テープ側には緑色のこまかーい粉末がついており、ちゃんと穴と接してくれていた様子。うん、使えそう!!
程度な厚みのシールをはってあげれば、結構に振っても漏れない様子。これならキャンプ・登山にも安心して持っていけそうです。
軽くてコンパクトで、安くてワンタッチな調味料入れで、料理もはかどります♪
ということで、無印良品の容器を調味料入れにカスタムしてみました。
もしも手頃なワンタッチ式キャップの容器が100円均一やホームセンターで入手できれば、同じ用にカスタムできると思います。本当は調味料にあわせて「1個、2個、3個・・・」と穴が空いたアイテムがあれば最高なんですが、見当たりませんね・・。もしあったら教えてほしいです。。
ちなみに、前回のアルミキャップの容器と同じ素材ですので熱には弱いと思います。焚き火やコンロの近くで使う時には気を付けて!!
↑焚き火でベッコリ。
↑見事に溶ける〜縮む?ものですね。。
キャンプの料理って、ある意味キャンプのメインディッシュともいえます。最高の空間で美味しい料理を、仲間・家族でいただくのは、アウトドアの醍醐味のひとつです。
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塩とコショウだけでも、もちろん料理はできます。しかし、焚き火での大火力やダッチオーブン・スキレット料理、またはあり余る時間を使って半日かけて煮込み料理など、普段はできない料理ができるのもキャンプの魅力。
とりあえず、メジャーなスパイス・調味料を少しずつ10個も持っていけば、相当な料理に対応できます。その場でレシピを調べて「コレ作ってみちゃう??」と気分とテンションで自由な料理も楽しいのではないでしょうか。
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以上、キャンプ・登山にも使える軽くてコンパクトな小さめの調味料入れを求めて・・・ワンタッチキャップ改良版のレポートでした。
料理をスパイスでもっと美味しく、キャンプならではの調理道具ならもっと盛り上がります♪
↓究極のミニマムはこれでしょう!登山ならこれでしょうね〜
↓コールマンからのスパイス入れ、ただしバッグだけです。
↓調味料入れの定番、ナルゲン。お醤油やお酢など液体はお任せ!
↓安い肉も、鋳鉄の高温でジュワ〜カリッと、スキレットの威力半端ないです
↓ダッチオーブンも今はものすごく安いですね・・・ただ重いのが気になってしまいます。
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