登山・アウトドアブランドのウェア、お気に入りだったのに〜〜!!穴が空いたり、破れたり、汚れたり・・・。
気に入っていたパタゴニアのナノエアジャケットに・・・キャンプの焚き火で、大きな穴が空いてしまいました(泣)
最初はメーカーで修理してもらおうと思っていましたが、自分で簡単に直せる方法がないかなーとやってみました。
もくじ
キャンプの焚き火で大きな穴が!焦げてしまったパタのジャケット。
どうしても穴が空いたり、傷つく機会の多いのがアウトドアファッション。
そのための道具でありギアであるハズ・・。
仕方ないのは分かっていますが、登山中に棘付きの枝に引っ掛けてアウターが裂けたり、パンツにガリガリと傷がついたり、穴が空いたり、実際にはとてもショックです。
以前に西湖へキャンプに行ったとき、patagoniaのナノエアジャケットに穴を開けてしまいました。
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焚き火の火の粉が舞い上がって、背中あたりに落ちてきたんだと思います。
その時は全然気づきませんでした。
上に綿のパーカーを一枚着て、ガードしたけどダメだった。
焚き火の時に化繊のアウトドアジャケットを着るのは危険だと、一応知っていました。
さすがに危険すぎると思って、このナノエアジャケットの上に綿のパーカーを着て防御していました。
綿のパーカーはアウトドア用に割り切った安いユニクロ(笑)
最悪火の粉がついても、こいつが盾になってくれるハズ
が・・・!
そのパーカーも同じサイズの穴が空いてしまい、下の服まで貫通してまる焦げでした_| ̄|○
かなり大きな火の粉の塊だったんだな・・・。
↑貫通してまる焦げなナノエアジャケット・・・。ああ、、ウン万円に大きな穴が。
アウトドア服飾は基本的に化繊です。綿素材と違って汗が乾きやすく・汗が抜けやすいように様々な工夫がされています。
いろんな化繊素材がハイブリットに使用された高機能なウェアは、悲しいことに「火」と「熱」にはめちゃんこ弱いです。
ちょっとした焚き火の火の粉やタバコの火なんかで、一瞬で穴が空きます。
これをきっかけに、、焚き火の火の粉にも強い、専用ウェアも検討しています。。
知らなかったけどナンガでもタキビジャケットとして燃えにくい素材のウェアが出てるみたい!
こんな具合でできてしまったコゲ穴、破れ、穴あき、汚れをなんとか直したい・・・。
アウトドアメーカーに修理を依頼すると・・?納期や費用は?
例えば今回のpatagoniaなんかだと、いろんな破れ・ほつれ・穴あきなどの修理にも対応してくれるみたいです。
アウトドア用品なのでそうやって消耗するのも前提で、メンテナンス・修理をしてくれるのは安心ですね〜
でも今回は自分で手元で治してみることにしました。
そりゃ〜もちろん!メーカーの修理が一番安心なんだけど、
近くに直営店があるわけでもなく、やりとりが面倒。
期間が結構かかるみたいで、今のシーズンにすぐ使いたい。
まあ今回はきれいに直しても、いつかまた穴あき&破れをやっちゃいそうだしなー。
というめんどくさがりな思いが。
実際にパタゴニアのサイトを見てみましたが、時間は少しかかるみたいです。
↑実際の補修のビフォーアフターが写真で紹介されており、とってもわかりやすいです。
パタゴニアのサイトからの抜粋ですが、ざっくりと紹介すると↓
修理の納期
- 通常の修理品(お客様ご自身の使用による破損、損傷をした製品): 2~3か月程度
- ラゲージのジッパー交換: 1~2か月程度
- ウェーダー漏水修理、ウェーディングブーツ修理: 1か月程度
- 2019年、2018年、2017年製品の裾上げ、袖詰め、縫製のほつれを含む初期不良: 2週間程度
まじか〜!修理に「2~3ヶ月」は結構かかるなぁ。普通に冬が終わってしまう(笑)
修理の料金
破れ・溶け穴の修理例
10x10cm以内 ¥1,080
20x20cm以内 ¥2,160
30x30cm以内 ¥3,240
40x40cm以内 ¥4,320
50x50cm以内 ¥5,400
予想外にリーズナブル!!もっと掛かるかと思った・・・
という感じ。
ダウンなんかでかなり高くて長く着たいウェアは、シーズン終わりまで我慢して夏の間に治しちゃうのも手かもですね。それなら納期も気にならない。
でもさ・・・今年も着たいじゃん。
ということで、手元で自分で補修してみることに。
縫わなくてもOK、不器用な自分でもできる「カンタン補修シート」でウェアの穴開きを隠してみる。
実はこれ、最初は選択肢になくて。
最初は、ショッピングセンター内に入っている衣類の補修・直しを専門にやっているお店に相談に行きました。
「これ、穴空いてしまって・・治りますかね?」
「あ〜穴ね・・(物凄く脱力したおばちゃん)」
(ゴソゴソ)おばちゃんがカウンター横の引き出しを開けて何かを探し始める・・・
「コレね。シートでピッと貼るだけだからカンタン。剥がして張るだけだから」
「あ、縫って直したりはしないんですかね・・??」
「絶対こっちのほうが安いし、カンタンだよー。これね私が張ると2000円、下のね、手芸のお店にね、おんなじの売ってるから。298円で。それ買って自分で治したらよろしいわよ。」
結果。
「あ、なんか教えてくださり・・・すんません(^_^;) そうします。ありがとうございます!」
おばちゃんはなんとも親切に、下のフロアの手芸店で同じ商品が売っていることまで教えてくれた。
↑コレ。シートでピッと貼るだけだから、とても簡単らしい。
縫ったり、あて布で治すパターンもあるらしい。が、シワができたり、あて布が目立ったりするので同じこと。そんならカンタンな方がええじゃん!と解説。なるほど・・・。
そしてここ数日は、おばちゃん自体が忙しいらしく・・・
「カンタンな方がいいわよ〜」と強くオススメ。
すんごい脱力気味だけど、すんごい親切なおばちゃんに教えられて、結果自分でこの補修シートで治してみることにしました。
↑こんな小物だけど、アマゾンでもプライムで買えた
この同じシートの中でも種類があり、綿っぽいマットな素材もありました。色と素材をいくつか選べるので一番近い補修シートを選べます。
と言っても黒とか赤とか青とかのバリエーションなので、ドンピシャで合うことはなさそう。
幸い今回は黒いウェアだったので、まあそこそこ違和感なくいけるかも。
↑補修シートの裏面。ほんとに単純なシール的な使い方。好きな形に切って、剥離紙をはがして、ピタッと貼る!
↑補修シート、思ったよりもたくさん入っていた。今回の穴あき程度なら10箇所以上は直せそう。
補修シートでジャケットの穴開きを隠してみる。作業開始。
ど派手に空いてしまった、コゲ穴。
大きさでいえば、2センチぐらい。
↑中のインサレーションが見えています。こんな感じの中身なんだ〜と初めてナノエアの中身を見れました(笑)
↑シートはカンタンにハサミで切れます。剥離紙もついていますが、薄いゆえに切りにくいぐらい。よく切れるハサミでどうぞ。
↑今回の穴あきのサイズ・形に合わせてなんとなーーく形を整えました。四角のシートを貼ることも考えましたが、どうしても角から剥がれやすくなってしまうと思ったので、丸い楕円の形にしました。
で、あとは貼るだけ!
↑剥離紙を剥がして、ピタッと貼るだけ。あとはグイグイと強めに押して圧着してみました。
同じような商品で、アイロン掛けをして熱で圧着するタイプの商品もありました。
多少強度があがるのかなーなんて思いがよぎりましたが・・・アイロンよりやっぱりシールが手軽ですね(笑)
パタゴニアのナノエアジャケットに補修シートを貼った感じ。
補修シートを貼った部分をアップしてみました。
どうでしょう、この感じ?
↑素材感は・・・まあ違うよな〜
同じ黒とはいえ、さすがに色味や明るさも少し違います。
でも、貼った瞬間はともかくでしたが、
ちょっと遠くで見ると、全然いいじゃん!!って感じ。
室内なので分かりにくい、というのもあるかも知れませんが
↑赤丸の箇所にシートをパッチ。
↑近くで見ると、素材感はやっぱり違うけど・・・。
あとで屋外でも見たけど、、目立ち具合は光の当たり具合によります。
直接日が当ってないと、より自然に。
5メートルぐらい離れてしまえば、、ほとんど目立たない。
山やキャンプで使うアウトドアギアだし、まあいっか!と思える程度。
むしろ、
ガンガンに汚れて使い込んで、補修されまくっているフリースやダウンを着て、ネパールとかの雄大な自然を背景に立つヒゲの紳士。
そんな、パタゴニアのカタログの写真をイメージしてみる。
そんな、そんな感じなんだと、自分に言い聞かせてみる。。。
けど現実には・・・・「あ、金欠な人だな―」と目を細められるかもしれない(笑)
どっちにしろ・・・
穴が空いているよりは十分じゃね?!
自分が想像したよりは、明らかに自然に見えたので、個人的には大満足。
こいつでコンビニにも全然いけますよ(笑)
メモ
オフィシャルな修理だと2〜3ヶ月かかることを考えると、とりあえず自分でこの補修シートで対応して、シーズン終わりに改めて修理に出すのも手かも。
まだ剥がしてはいませんが、布なのでよっぽどでなければ綺麗に剥がれるハズです。アイロンタイプよりは弱いはずなので、剥がそうと思ったら比較的カンタンに取れるハズ。
でも個人的にはこのままでもいいかなーと思えるレベルでした。
このまま使ってみて、万が一補修シートが剥がれてきたりしたら、また考えようかなーと思いました。